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iPhone SDKの教科書を買った

2009年04月25日 iPhone・iPad・Android
アマゾン楽天ブックスなどのネット書店で絶賛売り切れ中の「iPhone SDKの教科書」。



iPhoneを購入したのはもちろんiPhoneアプリ開発に興味があったからで、ようやくiPhoneにも慣れてきたので、本でも読んで勉強してみようと思います。

試しにiPhone買ってみて、面白かったらアプリ開発する!

という気持ちで使い始めたiPhoneは、期待通りというか、期待以上のアプリの面白さでした。これ、ゲーム機として素晴らしい性能を秘めています。

なんと言っても、3.5インチ480×320ピクセルのディスプレイ!そして、それをタッチして自由自在に操れるインターフェイス!高速な処理速度!

参考までに、現在売れまくっている日本の携帯ゲーム機2機種のディスプレイと比較してみます。

機種 液晶サイズ 解像度 重量 タッチ操作
iPhone 3.5型 480×320 約133g
DSi 3.25型*2 192×256 約214g
PSP3000 4.3型 480x272 約189g ×

これだけ見ると、iPhoneはPSPよりも解像度が高く、DSのようにタッチ操作可能で、一番軽いゲーム機ということになります。さらに、App StoreからiPhoneやiPod専用のアプリを有料・無料でダウンロードし放題です。

ひとつ気がかりだったのは、「iPhoneの処理がもっさりだったらどうしよう?」ということでした。この問題については、実際に購入してたくさんアプリを動かしてみないとわからない問題でしたが、全く問題ありませんでした。今使っているシャープのアクオスケータイはmixiのピコミクでさえもっさりしてまともにゲームが楽しめなかったのに、iPhoneではバリバリの3Dゲーム「塊魂」が余裕でプレイできました。しかも、iPhone内蔵の加速度センサーを使って、iPhoneを傾けながら塊を操作する新感覚のゲームです。最初は、iPhoneを傾けてしまうので、画面は見づらいし操作は難しいしで、少しイラッとしましたが、慣れてくるとその操作性の難しさが逆に楽しさに変わりました。

これだけの3Dゲームが余裕で動くということは、CPUの性能、GPUの性能が十分だということになります。また、ソリティアシティライトなど、タッチ操作が重要になるゲームでも、快適な操作性でした。他にもメタルギアソリッドやバイオハザードなども有料で発売されているようです。ゲームアプリでももっさりしないので、これならどんなアプリを作っても、大抵はうまく動くはずです(メモリを食い過ぎるような極端なアプリはダメかもしれませんが)。

というわけで、iPhoneアプリプログラミングのお勉強です。



iPhoneのアプリは、Objective-C言語という、今まで使ったこともない言語で作られているみたいです。去年iPhoneが発売されてから、はじめて存在を知った言語です。

この言語を使いこなせるようになれば、iPhoneが持っている機能、例えばカメラなども自由に制御してアプリを作れるようです。



これはなかなか楽しみです。


ただひとつ、問題があるとすれば…


開発にMac本体が必要!


ということです。

iPhoneを契約するちょっと前に気付きました。iPhoneアプリ開発にWindowsが使えなくて、Macがいることを…。


さて、これからどのMacを買うか検討しなくてはいけません。MacbookがいいのかMacbook(アルミニウム)がいいのかMac miniがいいのか…。ほとんど同じ処理性能なので、どのMacを選んだらよいのか悩みます。
iPhoneは実質無料だったというのに、Macを買うのに10万円前後かかってしまうのがつらいところです…。


iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩
赤松 正行
秀和システム
2009-03-18
コメント:やっといい本がでた。

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