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海外オタク用ポータルサイトに画像が転載された件について

2009年02月01日 ブログ全般


海外向けオタクポータルサイトを運営する有名な人と言えば、イギリス人のダニー・チューさん。「オタク文化やITニュースなど、日本の情報を海外に発信するウェブサイト」として取り上げられたりもしていました。

ダニー・チューさんの運営する海外向けオタクポータルサイト「dannychoo.com」では、日本のオタクコンテンツを海外に向けて発信しています。
実は海外でも日本のフィギュアやエロゲーを買っている人は昔から多いんです。
と語るダニーさんは、figma 初音ミクなどのフィギュア写真を掲載したり、日本人向けのジャパン ポータルを運営したりもしています。


さて、大人気の「dannychoo.com」ですが、今日「キャラクターなんとか機」の紹介記事が公開されていました。この中で、去年[Z]ZAPAブロ~グ2.0で紹介した「キャラクターなんとか機」を試してみたの画像が転載されていました。

海外のニュースサイトに画像が転載される件と言えば、
海外の有益な情報を国内の人に伝えるためだからといって、相手の許可なしに勝手に画像を転載するのはどうなの?」という論争が起きていました(超簡単なまとめですが)。

残念ながら上記論争では、「転載された側の意見」が一切出ていませんでした。今回、自分が転載された側になってみて感じたことでも書いてみようと思います。
べつに…
とくに感じたことはありませんでした。「俺がキャプチャしたスクリーンショット勝手にパクるな!」とか思うこともないです。そもそもこっちも「キャラクターなんとか機」の動作状況スクリーンショットを、勝手にキャプチャして掲載したわけですし。「キャラクターなんとか機」自体はフリーソフトで、できあがった画像も自由に使って良い規約になっています。

個人的に思うのは、「画像そのもので商売をしていないのであれば、その画像を転載し引用元のサイトにリンクを張っていれば、相手側にほとんど被害はない」ように思います。著作権とか○○権とか精神的被害とかの話は別にして。画像の転載でダメなのは、いかにも自分が作ったようにパクるだけ、例えば「偽物パクリサイトにご注意を」で使われたときの画像とか、売り物にしているイラストをそのまま転載するとかではないでしょうか。

そうではなくて、相手先のウェブサイトやフリーソフトやフリーアイコンを紹介するための画像転載なら、ほとんど被害はないように思います(だからといって、好きなだけ転載してくださいという意味ではありませんので)。

それよりも、海外のニュースを日本向けに翻訳することも大事なら、日本のニュースを海外に向けて発信することも大事なのではないかと思いました。

海外オタク向けニュースサイト

Akiba Today
Akibanana
Akihabaranews.com
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Manganews.net
ComiPress | Manga News and Information
AnimeNation Anime News Blog
Figma 初音ミク
Max Factory
2008-09-10

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