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ブログ論壇の誕生に…

2008年10月12日 執筆・掲載履歴
ブログ論壇の誕生に、[Z]ZAPAブロ~グ2.0の記事が引用されていたと、id:emihalさんから教えていただきました。



確かに載っているみたいですね。以前CNETに載っていた自己表現のプラットフォームは移り変わる:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japanをまとめたような本になっているのでしょうか。

著者の佐々木俊尚さんは、自身の読んでいるブログをここのリストに公開しています。
文藝春秋|『ブログ論壇の誕生』 特別付録 佐々木俊尚が選んだ著名ブロガーリスト
このリストに[Z]ZAPAブロ~グ2.0はないので、「あの記事だけは引用したけど、普段から読むほどの価値はないブログ」と言われてしまったような感じです。間違ってはいないと思いますけどね。
このブログリスト自体は、「勉強好きな男性ビジネスマンが好きそうなブログ」の集まりになっているような気がしました。こういう系のブログが好きな人は参考になりそうです。


さて、本に引用されていたことは読んだ人から教えてもらって初めて知ったのですが、そのことを問題視している人がいました。
天漢日乗: 佐々木俊尚『ブログ論壇の誕生』文春新書→商業出版や商用サイトが個人blogを引用しても連絡してこない件→追記あり
このエントリ中に、
というわけで、『諸君!』編集部、佐々木さんが自分で断りのメールを出せないくらい忙しいなら、担当編集者がちゃんと引用元の筆者に連絡をいれるクセを付けていただきたい。毎月、引用されるblogの量が100も200もあるわけではないんだから。
 タダだから、blogの文章はいくら使ってもイイ
と、天下の文藝春秋社が考えているんだったら、情けなさ過ぎますが。
とあります。
法律に従った引用や紹介なら、別に連絡は必要ないと思うんですけどね。連絡があった方が、記念にその本を買ったりすることができるので嬉しいですが、無いならないで構わないと思います。引用されて困るような文章は、カギもかけずにWeb上にアップしないのが、こちら側のマナーであると思いますし。


それから、
ちなみに拙blogが、なにかに引用されて挨拶が来たことは、ある美術雑誌から一度だけあるが、それ以外は、商業誌や商用サイトに引用されても、何も言ってよこしたことはない。ネットで飯を食ってる年月が長い日経BPやアスキーでもそうだ。
とありますが、自分の場合は引用・紹介の連絡や、さらには見本誌の送付まで何回も経験しています。[Z]ZAPAブロ~グ2.0:執筆・掲載履歴にも載せていますが、雑誌に載る前や(ネットランナーは事後の場合も)、テレビで使う前に連絡をもらっています。ケータイアプリの紹介本などは、県庁所在地マスター47というアプリをちょこっと載せるだけでも連絡をくれています。連絡だけではなく、見本誌まで送ってくれる雑誌まであって、「ありがたいなー」「わざわざありがとうございます」という思いで、本をいただいています。


最近一番驚いたのは、週刊アスキーの見本誌です。週刊アスキーに掲載されました2のときも、いつもと同じように
どの辺に掲載されているんだろう?どのくらいの大きさで載ってるかもわからないし、探すの大変なんだよなー。ネットランナーなら、「ネットランナーに載っとらんなー」とかくだらないこと思いながら探せるのに。
と思って、該当ページを見つけてページの上部を確認したら…!



付箋が貼ってあるっ!?

何という心遣い!!



と、本当に感心してしまいました。わざわざ掲載ページに付箋を付けて送付してくれていました。一手間かけて、こういう心遣いがあると本当に嬉しいですね。付箋に気付かず、パラパラと自力で探してしまっていたので、有効活用はできませんでしたけど。



「引用に連絡は必要ない」と自分では考えています。わざわざ丁寧に連絡、見本誌まで送ってくれる人こそ偉いのだと思っています。どうなのでしょうか。

とりあえず、ブログ論壇の誕生は読んでみようと思います。
ブログ論壇の誕生
佐々木 俊尚
文芸春秋
2008-09

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0