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「ZAPA PDF READER DS」リリースしました!

2008年01月14日 プログラミングTIPS
デュアルスクリーンでPDFを表示可能な「ZAPA PDF READER DS」をリリースしました!
zapapdfreaderds.air (約325KB。Win,Mac対応)
実行には、Adobe AIR beta3Adobe READER8.1以上(両方とも無料です)が必要になります。

スクリーンショット1 スクリーンショット2
起動時の状態 PDFを2枚開いた状態

期待の新技術「Adobe AIR」を利用して作ったAIRアプリケーションです。
「ZAPA PDF READER DS」は、インターネット上のPDFファイルも、ローカルPC内のPDFファイルも開くことができます。NintendoDSのように、上下に並べて表示させることができるため、2つのファイルのチェックに便利です。クロスプラットフォームのため、Win、MacそれぞれのPCで動作します。

実行には、ランタイムであるAdobe AIR beta3と、内部で利用しているPDFリーダーのエンジンAdobe READER8.1以上(両方とも無料です)が必要になります。インストールされていない場合は、下記サイトからダウンロードしてインストールしてください。
Adobe Labs - Downloads: Adobe AIR
Adobe - Adobe Readerのダウンロード

「ZAPA PDF READER DS」の特徴

「ZAPA PDF READER DS」には、次のような特徴があります。
PDFを上下に並べて閲覧できる
ファイルツリーからローカルPC内のPDFファイルを選択し、閲覧できる
アドレスを入力して、インターネット上のPDFファイルを直接閲覧できる
PDF表示エンジンに純正Adobe READERを利用しているため、表示がきれい
サイズを自由に変更できる
Win、Mac両対応
日本語に対応
アプリケーションサイズが約325KBと軽量
「ZAPA PDF READER DS」は、左側にある2つのファイルツリーから、それぞれPDFファイルを選択し、開くことができます。アドレス入力欄にPDFファイルのURLを入力することで、インターネット上のPDFファイルを開くこともできます。また、ファイルツリーやPDF表示部のサイズは可変タイプで、自分の好きなサイズに調整してPDFを閲覧できます。例えば、次の図1、図2のようにサイズを変更することができます。


図1 上下均等に表示


図2 サイズを変更して表示

「ZAPA PDF READER DS」の作成技術

「ZAPA PDF READER DS」の作成には、Flex3とActionScript3を利用しています。どちらもWeb用の技術ですが、Adobe AIRのおかげでデスクトップアプリケーションとして動作させることができます。プラットフォームを気にすることなく、Win,Macに対応しているところも強みのひとつです。
DS版でない、シングル版のPDF READERのソースコードは、Adobe AIRプログラミング入門に掲載しています。興味のある方はどうぞ。

Adobe AIRプログラミング入門
Webアプリケーション技術でデスクトップアプリケーションを作る!

ZAPA
工学社
2008-01

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0


今後は、Adobe AIR用のアプリケーションをいくつか配布していく予定です。
配布所については現在制作中ですので、今しばらくお待ちください。