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中国から帰国しました

2007年12月16日 海外


おととしの知床、去年のエジプトとトルコに続いて、今年の世界遺産巡りは中国にしました。
少林寺やジャッキー・チェンなどの中国武術映画を見て育った自分としては、一度は行ってみたかった国「中国」。最近の日本では、環境問題や食料品問題などでイメージが悪くなる一方ですが、自分の中では子供の頃のイメージが今も残ったままです。
中国人は日本より韓国が嫌いによれば、中国人の好きな国第3位は日本だったりします(嫌いな国では第2位ですが)。やはり、実際に自分で現地に行って、体験してみることが大切だと思い行ってきました。
最初は北京で万里の長城を見ようと計画していたものの、いろいろあって日程が遅くなってしまい、12月中旬の北京は寒そうなので初中国は江南、杭州地方にしました。


出国は、朝7時半に成田空港集合だったので、なかなか大変でした。
最寄り駅から始発電車に乗っても成田空港に間に合わないので、横浜からリムジンバスに乗り換えて空港まで行きました。(5時15分始発、5時30分からは10分間隔で出発)
成田から中国杭州まで3時間前後。帰りのフライト時間は、2時間半くらいでした。

↑JALにあったこのマルチメディアがWiiリモコンに似てると思ったり。テトリスや麻雀なんかもできるんですね↑


中国では杭州中心に、蘇州、烏鎮、無錫、上海、紹興を巡っていました。

他の国のように各サービスへのチップは必要なく、トイレもタダでした。ニーハオトイレと呼ばれる、扉のないトイレも一つもなくてがっかり安心したり。ホテル以外は基本的にトイレットペーパーが入っていないみたい(自分はホテル以外では小便器しか利用していないのでわかりません)なので、女性はティッシュ持参が必須です。

↑中国の公衆トイレ。トイレで撮影するのはめちゃくちゃ恥ずかしいです…。↑

買い物についても、ぼったくりや値切り交渉が必要なく、想像していたよりも全然普通の国でした。観光地にいる売り子もエジプトなどに比べたら全然しつこくなく、「ルイヴィトン3個で1000円」「ロレックス1000円」などはわざわざ見なくてもわかる偽物でした。

上海はさすがに都会で、マンションの値段が一年で数十倍になって儲けた人も多いらしく、かなりバブリーでした。すでに日本の物価を抜き去っている部分もあり、タバコは一箱500円、ちょっときれいなコーヒーショップではコーヒー一杯1200円もするそうです。

↑上海の夜景。森ビルが高さ500m近い超高層ビルを建設中。↑


蘇州で蘇州運河夜遊したり、大湖や西湖を遊覧したり、紹興酒工場で手作りの10年もの紹興酒を買ったり、茶葉博物館でお茶の試飲をしたり、六和塔を登ったり…いろいろ体験してきました。(1番上の写真は西湖の夜鑑賞での千手観音です。カメラ、ビデオOKでした)
中華料理は、とにかく何でもかんでも油で炒めてあるので、ちょっとくらい中国野菜などがやばくても気付かないかもしれません。ぱさぱさの白いごはんが、炒めておいしい炒飯に変わっているのを見ると、中国人の知恵はすごいなぁと思ったり。
去年行ったトルコやエジプトに比べると刺激の少ない旅でしたが、その分安心して過ごせました。「中国」と一言で言うにはあまりにも広すぎますが、少しは中国のことがわかったような気がしました。




以下、中国で撮影した写真を何枚か。


↑世界遺産「留園」。世界遺産としてはちょっと小粒かもしれない…↑




↑烏鎮で小舟。漕ぐ度に左右に揺れるのが心地よいです。↑



↑魯迅故居。↑


↑西湖の夕日。船上から。↑


↑クジャク。公園を歩いていたので撮影。↑


↑花港観魚で1枚。↑


↑雲。帰りの飛行機の中から撮影。↑