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「PHPを使っている人=低脳」ではない

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2007年06月02日 カテゴリ:プログラミングTIPS
なんだか最近、PHPについて
・PHPは低クォリティ
・PHPの実装が酷い
・PHPキモい
・PHPを使う奴は低脳
などと、すごい言われようになっています。

何か勘違いしていませんか?

「弘法、筆を選ばず」ということわざがあるように、「技術のすぐれた人はどんなプログラミング言語を使ったとしてもすばらしい仕事をする」ものです。
PHP利用者の平均的な能力だけを見て、「PHPを使っている人=低脳」と決めつけるのは明らかに間違っています。
PHP技術者にも素晴らしい人はたくさんいます。
その素晴らしい人たちが、自らの意志でPHPを使っているケースもたくさんあります。

例えば、自転車は小学生にも乗れるけれども、自転車に乗ってる大人全員が小学生並みの知能なわけではないのと一緒です。
補助輪が付いている自転車じゃないと乗れない人もいれば、ブレーキのない自転車に乗って競技に出ている人もいます。

自転車に乗ること自体はそれほど難しいことではないかもしれませんが、それを極めたエキスパートたちは、常人では近づくことのできない、はるか高みに存在しています。
そういうエキスパートたちのことを無視して、PHP全てが低クォリティだと発言してしまうのは言いすぎだと思います。

「弘法、筆を選ばず」に似たことわざとして、「弘法も筆の誤り」ということわざがあります。
「どんな名人でも間違い、失敗はあるものだ」という意味です。
どんな優れたプログラミング言語を使っていようと、間違いや失敗は存在します。

また、PHPのことを「筆」だと考えて、PHPを選択したこと自体が誤りであるのであれば、筆を持ち替えれば良いだけのことです。
場面によって、細く塗りたい部分も、太く塗りたい部分も、色を変えたい部分もでてきます。
同じ筆にこだわらず、適材適所で筆を持ち替えるのが一番です。
筆にこだわりすぎて良い作品を生み出せなくなってしまうのでは、本末転倒です。

PerlやRubyやJavaやPythonを使っているからと言って、ただそれだけで、PHPを使っている人よりも有能なわけではありません。
肝心なのは、どれだけ使いこなせるか、どれだけ有益なものを生み出せるかです。

PHPもPerlもRubyもJavaもPythonも、高坊(高校生の坊や)にだって扱えるのですから。