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ソニー アイピースカップ FDA-EP16 レビュー

2015年12月14日 カメラ・写真
ソニーのフルサイズ一眼α7シリーズに、早くも3種類目のアイピースカップが11月発売予定で登場しました。今までのアイピースカップと比べてどうなのか、レビューしておきます。

元々、初代α7に付属していたFDA-EP14というアイピースカップがあり、これがとても出来の良くないアイピースカップでした。硬くて、眼鏡使用者が使うと、横から太陽光は入ってくるし、とても使いにくい代物でした。



仕方なく、α7に丸型アイピースフードを付けてみたりしていたのですが、やっぱり少し不格好で、はみ出すデザインとなってしまいました。



初代α7の登場から一年がたち、新型のα7IIが登場すると同時に(参考:【レビュー】ソニーα7 II買っちゃった!)、FDA-EP15というアイピースカップに変更されました(出来の悪かったFDA-EP14は、すでに販売終了となっています)。



そして最新型のα7R IIが登場すると同時に、今度はFDA-EP16というアイピースカップにアップデートされました。この短い期間に、早くも3代目のアイピースカップが登場しました。そして10月中旬になり、アイピースカップ単体でも発売されるようになりました(11月発売予定から繰り上がりました)。ということで、3代目の使用感はどうなのだろうとソニー アイピースカップ FDA-EP16を買って、1か月以上使ってきました。
sony FDA-EP16


袋から出すとこの通り。今までのアイピースカップと比べて、かなり薄型のデザインになりました。
sony FDA-EP16


これが今までのFDA-EP15。初代のアイピースカップと比べ、柔らかくなり眼鏡使用者も楽に使えるようになりました。これを新型のFDA-EP16に変更します。
sony FDA-EP16


α7IIからFDA-EP15を取り外し、FDA-EP16と並べてみました。
sony FDA-EP16


FDA-EP16の方が薄型になっていることがわかります。
sony FDA-EP16


裏側のデザインも変更されていました。
sony FDA-EP16


そして新しいFDA-EP16をα7IIに装着。上のFDA-EP15を装着している写真と比べて、明らかに薄くなっていることがわかります。
sony FDA-EP16


さて、EVFの見え方はというと、アイピースカップが薄型になったことにより、アイポイントが近づき、ファインダー内が広く見えるようになりました。もっと格段に広くなったりしないかなと期待したりもしましたが、多少広くなった程度です。以前のよりも見やすくはなりましたが、買い替えるほどの違いはなかったかなとも思います。薄くなった分、遮光性は低くなってしまったようで、しっかり密着させないと太陽光が入ってきやすくなりました。

アイピースカップが薄くなったことにより、カメラを収納するときに引っかかりにくくなったことと、液晶をチルトさせたときに上から見やすくなったのは良かったです。定価が1300円と安いので、気になる人は買ってみてください。今Amazonで調べたらボッたくり価格しかなかったので、ネットで買う場合は楽天のカメラショップから買った方が良いと思います。