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テザリングがWi-Fiでつながらないときは、Bluetooth接続!

2013年12月06日 iPhone・iPad・Android
天竜峡

iPhone5から始まったソフトバンクのテザリング。iPhone5でテザリングするには、Wi-Fi、Bluetooth、USB接続の3種類の方法があります。

USB接続は、ノートPC等とUSBケーブルで接続し、iPhoneを充電しながら高速に通信できます。有線のUSBケーブルでつなげる環境があるなら、もっとも安定していて優れた接続方法です。

残るWi-FiとBluetooth接続は、無線による通信となります。現状のBluetoothの規格は通信速度が遅く、4G LTEの最高速が出るような環境だと、LTEの速さが活かせません。最高速を活かすには、Wi-Fiでの接続が基本になります。

それで、今までは何も考えずにWi-Fiでテザリングしていたのですが…


この前、長野でソフトバンクのiPhone5からドコモのdtabにWi-Fiテザリングしようとしたら、何度試してもうまく通信できない状況に陥りました。

iPhone5には、「インターネット共有 : 1台接続中」と書かれているのに、dtabからネットに接続しようとしても全然つながりません。

あまりにもつながらないので、dtabを再起動して、もう一度接続…。つながったかな、と思っても全然つながりませんでした。

iPhone5からは問題なくネット接続できました。ただ、長野の山では4G LTEはつながらず、3G接続でやっとという状況でした。

「つながりやすさNo.1」のソフトバンク。山の方に行くと、ドコモやauの安定性に全く勝てなくなります。スキー場やその周辺の宿では、毎年全然つながりませんし。

この状況でテザリングのdtabからネット接続を試みても、まったくつながりませんでした。ソフトバンクの電波が弱すぎて、途切れ途切れになってWi-Fiを見失っているような感じでした。それで、テザリングの使用を一度は諦めました。

諦めて少し考えた後、「あっ、テザリングにはBluetooth接続もあるんだった!」ということを思い出して、今度はBluetoothでのテザリングを試みてみました。

ドコモのdtabは、GPS、Wi-Fi、Bluetoothなどの機能が備わっています。設定でBluetooth接続に切り替えて、ペアリングをオン。

「つながった!」

あまりにも簡単につながりました。しかもBluetoothによるテザリング接続は、完全に安定していました。

その上、Wi-FiよりもBluetoothの方がiPhoneのバッテリーの減りも圧倒的に少なくて、省エネで、再接続も簡単でした。3G通信なら、BluetoothでもWi-Fiと同等の速度まで引き出せます。

ということで、LTEの入らない場所であれば、Bluetoothによるテザリングがオススメです。

LTEが入る環境であっても、Wi-Fi接続が安定しないようであれば、結果的にBluetooth接続の方が速くなります。バッテリーの持ちを考えた場合も、Bluetooth接続の方が優れています。

Wi-FiにするかBluetoothにするか。場所と環境によって使い分けるのがベストのようです。メインはBluetoothで、速度が欲しくて安定しているときだけWi-Fi。メインはWi-Fiで、電波状況が悪いときだけBluetooth。どちらの使い方も良さそうです。もちろん、USB接続できる環境なら、USB接続が一番です。テザリングは、使い分けが大事ですね。