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PCのイヤホン出力とスピーカー出力を切り替える方法

2012年12月04日 パソコン(PC)
普段PCで音楽を聴く時は、ONKYOのSE-200PCI LTDというサウンドカードから音楽を出力して聴いています。音質にはとても満足していて、マザーボード出力の音とは比べものにならないほどクリアで良い音が出ます。



このSE-200PCI LTDは、接続にPCI形式を採用しています。最近は、PCIよりも転送速度で優れているPCI Expressのみを搭載したマザーボードも増えてきていて、PCI規格がいつまで使えるかは心配なところでもあります。今後を考えると、PCI Expressか、あるいはUSB形式のサウンドカード(USBアンプ)を選択していった方が良いのかもしれません。外付けUSB形式ならノートPCなどでも使えますし。前回のWindows8を体験でもわかったように、今後はデスクトップPCは廃れていく運命にあるかもしれませんので。

さて、普段はサウンドカードからRCAケーブルでプリメインアンプにつなぎ、パワーアンプ、スピーカーとつないで音楽を出力しています。プリメインアンプの電源を入れるまでもない音声などは、PCのマザーボードから出ているイヤホン端子でも十分だとも思います。でも、PCにイヤホンケーブルをつないでしまうと、今度はプリメインアンプで聴こうと思った時に、プリメインアンプから音が出ません。イヤホンを挿すとイヤホンからのみ、イヤホンを抜くとサウンドカードからのみ音が出ます。いちいちPCからイヤホンを抜き差ししないと、どちらから音を出すのか制御できない、と思っていました。

でもこれは思い込みで、どちらから音を出すかは簡単に切り替えることができました。

例えばWindows7なら、タスクバーにある音量アイコンを右クリックして、再生デバイスを出せば切り替えられます。



スピーカーやヘッドホンなどの再生デバイスが表示されているので、音を出したいデバイスを選択して「規定値に設定」をクリックすれば完了です。これで、イヤホンをつないだままスピーカーから音を出せます。イヤホンで聴きたくなったら、また切り替えるだけで、スピーカーから音を出さずにイヤホンから音を出せます。

あまりイヤホンで音楽を聴いていなかったので、イヤホンを挿すとサウンドカードからは音が出力されなくなり、いちいちイヤホンを抜き差しする必要があるのかと勘違いしていました。簡単に切り替えられたんですね。

まぁ、でも、マザーボードのイヤホン端子(前面)から聴く音楽は音の再現性が良くない以前に、ノイズだらけで困ったものです。サウンドカードのノイズ対策のすごさが実感できます。

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