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ニーア レプリカント(NieR RepliCant)レビュー?

2010年05月03日 ゲーム全般
全国で品切れになるほど、爆発的に売れているニーア レプリカント


PS3版がニーア レプリカント、Xbox 360版がニーア ゲシュタルト
大きな違いは、「主人公が兄」か「主人公が父」かの違い。他はセリフが日本語か英語か、対応機種がPS3かXbox 360かくらいで、内容はほとんど同じです。

ニーア レプリカントは、あのドラッグオンドラグーンを手がけた株式会社キャビアのスタッフによって開発されています。DODと同様に、クリアの周回を重ねるごとにエンディングが変化するようになっています。

妹のヨナを救うために、魔王の城に向かい魔王と戦ったりします。マオとヨナと言っても、女子フィギュアスケートととは関係ありません。



ニーア レプリカントの操作性はとてもスピーディです。リアル感を重視した結果、歩くのが遅くもっさりとして操作が面倒になってしまうようなゲームとは違います。歩くのが速く、操作も軽快。操作に不快なところがないので、ゲーム自体がさくさくと進められます。ボスによっては、弾幕を大量に吐いてくる敵もいたりして、アクションRPGでありながら、弾幕シューティングのような一面も楽しめます。

グラフィックは、「PS3にしては汚い」と言った声が聞かれますが、全然問題のないレベルです。多少3Dのグラフィックが良くなったところで50歩100歩程度の違いしかなく、ゲーム性にはほとんど影響しません。

ストーリーは、かなり変わった不思議な世界観で、ほとんど下着姿の女性キャラクター(マモノの侵食を防ぐためではあるけれど…)が付いてきたり、白の書という本がしゃべっていたり、仮面を付けた人たちがいたり…。雰囲気としてはお手々つなぎゲームICO(イコ)に似ている部分もあったりします。

音楽はとても良く、悲しいイベントを盛り上げるのに一役買っています。ドラッグオンドラグーンのスタッフによって作られていますが、ドラッグオンドラグーンほどは鬱ではありません。割と王道で、悲しいイベントがあったりするゲームです。イベントやムービーの見せ方が世界観と合っていて、感情移入できる作りになっています。

ネットでは絶賛されているけれど、別にそこまででもない。普通に楽しめた良ゲーだよ

とはうちの弟の言葉。

うちの弟が埼玉から帰省していて、あまりに暇なためニーア レプリカントを始めて2日でクリア。
たまに横から見ていた者の簡単なレビュー(?)でした。
グラフィックだけに凝るのではなく、世界観や演出、操作性が良いとゲームが楽しいという、ゲームの根本を再認識させてくれる良ゲーだと思います。
プレイしてないけど。