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中学校のガラスを割ってしまったときの話

2006年07月14日 雑記
中学生の頃は、近所でも評判の悪ガキでした。
中学校のガラスを割ってしまうことも、一度のことではなくいつものことでした…。


そんな悪い子ではありませんでしたが、中学生の時に一度だけガラスを割ってしまったことがあります。今日はその時のお話を。

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ジダンの頭突きでW杯が終了しましたが、フランスのジダン選手はついカッとなって頭突きをしてしまったのではなく、やはり差別的な発言が元で頭突きをしたようです。
自身の引退試合でもあるW杯決勝の舞台であのような頭突きをすることは、全世界の子どもたちに対しても許される行為ではないと思います。ですが、ジダン自身はあの行為を後悔はしていません。
ついカッとなってキレてしまったわけではなかったんですね。

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このゲームを作った人はちょっとどうかと思いますが、大企業の社長が「面白い」と言って勧めるのは最低なセンスだと思います。
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話がそれてしまいましたが、中学時代のガラスを割ってしまったときの話に戻します。


ついカッとなって…」ガラスを割ってしまったクラスメイトがいました。
周りからいろいろと冷やかされて、突然キレてしまったんですね。
ついカッとなってガラスを割ってしまうなんてまだまだ子供だな、なんてそのときは他人事のように気楽に思っていました。
ところが、その後自分も、とあるきっかけで教室のガラスを割ってしまいました。
ついカッとなってしまったわけでもないのに…。


それは、帰りのそうじ時間の終わり時。
みんながいる前でガラスを割ってしまいました。友達と一緒に。
もちろん、自分と友達の二人でガラスを割ってしまったので逃げも隠れもしませんでした。
誰かに見られていなくても、自分でガラスを割っておいて逃げたりはしませんけど。

ホームルームに入り、担任の先生(女)が
「教室後ろの出入り口ドアのガラスを割ってしまった人がいました」
と言い始めました。
「誰とは言いませんが、割った本人は放課後先生のところまで来るように」と、こちらと友達の方に目線だけを送ってホームルームは終わりました。
そして、素直に先生のところまで行きました。

酷く怒られるのかと思いましたが、苦笑いしながら
「ガラス割っちゃダメでしょ。ケガがなかったから良かったけど、もうしないようにね。はい、これガラス代。どう払うかは自分たちで決めなさい」
と言われて、ガラスの請求書をもらいました。

「あぁ、やっぱり学校のガラス割ったら弁償しなきゃいけないんだ」などと呑気なことを考えつつ、重大なことに気付きました!
「親に、ガラス割ったことがばれる!」と。

しかも、ガラスの値段を見て驚愕しました!





ガラス代:○○○5円!!





下一桁5円って、2で割切れねーよ!


と、心の中で叫びつつ、どうしようか考え始めました。
すると、先に友達がこう言ってきました。

俺から先に始めたわけだから、俺が1円多く払うよ

と。
「いや、こっちにも責任あるわけだから、どちらが多いとか少ないとかそういうのは良くないよ」
「っていうか、先生が率先して”割り切れない1円は私が払っておくわ”くらいの気を遣ってくれよ」
「っていうか、ガラス屋!下一桁5円とかやめろ!○○00円とか区切りの良い値段にしろ!」
とかいろいろ頭をめぐりましたが、友達がここまで男を見せてくれたら、いちいち言い争っても情けないだけなので、

あっ…、うん

とだけ答えました。




こうしてガラスの弁償代が友達より1円少なくなってしまいましたが、一番の問題は親でした。このことをどう伝えようかと。
ガラスを割ってしまったことからは逃げも隠れもしなかったのに、親からは逃げたくて隠れたくて、そんな気持ちで一杯でした。


どうしようかと悩みつつ家に帰り、口を尖らせながら考えていると、ニヤニヤしながら姉が寄ってきました。
「ねぇ、何か隠してることあるでしょ?」
と。
「別に何もねーよ!」と姉に隠し事が無いことを確認してから、キレました。
そしたら、さらにニヤニヤしながら言ってきました。
「ガラス割っちゃうなんて、いけないんだ〜」
と。









って、バレてるし!





「だから、担任の先生はもう少し気を遣ってよ。学校のガラスを割ってしまったいたいけな少年の気持ちをもう少し考えてって」
「でも良かった。姉がここで言ってくれなかったら、言い出すタイミングが見つかるまでずっと白々しく黙ってるところだった…」



















そんなガラスの少年時代でした。


















ジダンがついカッとなってしまったことではないことを知り、中学時代のことを思い出しました。
自分たちより先にガラスを割ってしまったクラスメイトは、「ついカッとなって…」とやたら高い声で言い訳していたのを印象深く覚えているからです。
自分たちがガラスを割った時は理由を聞かれたりはしなかったので、クラスメイトの前で言い訳をする必要はありませんでした。
今考えてみると、他の人がガラスでケガをしなくて良かったな、と冷静に考えられます。(←いや、その前にガラス割っちゃだめなんですけど)






さて、問題。
自分と友達は、なぜガラスを割ってしまったのでしょう?



当たっても何もプレゼントはありませんが、下のコメントフォームから答えてみてください。
真実は10日後くらいに発表したいと思います。