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一番好きなレース、それは天皇賞秋。

2004年10月31日 競馬

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ダービーでも
ジャパンカップでも
有馬記念でもありません。

一番好きなレースは…
 
 

天皇賞秋が一番好きです。

理由はいろいろありますが、天皇賞秋こそ真に強いサラブレッドしか勝てないと思っています。

2000mという距離設定がマイラーにも中距離馬にも長距離馬にもチャンスを与えています。
距離が長いと思われていても、展開次第でマイラーが勝つこともあり、
距離が短いと思われていても、展開次第で長距離馬が勝つこともあり、
距離適正抜群と思われていても、展開やアクシデントで勝てないこともあり…
本当に奥が深いレースなんです。
天皇賞秋は。

ダービーを目指して戦い抜いた3歳馬も挑戦でき、
競走馬のピークと言われる4歳馬も挑戦でき、
5歳以上の古馬も挑戦できます。
当然牡馬でも牝馬でも挑戦できます。
様々な能力を兼ね備えた様々なサラブレッドが集う。
本当に奥が深いレースなんです。
天皇賞秋は。

秋の中長距離三冠レースと呼ばれる
天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念
の初戦が天皇賞秋。
どのレースにピークを持ってくるかで、調子も変わってきます。
夏を超えて、成長したのかどうか。
休み明けで、既に仕上がっているのか。
休み明けを一戦使って調子が上向いたのかどうか。
本当に奥が深いレースなんです。
天皇賞秋は。

以前までは、東京競馬場の2000m戦は大外枠が圧倒的に不利でしたが、改善されて以前程不利にはならなくなっています。
それでも、ペースに乗り切れない馬は、いくら強いと言われていても簡単に負けてしまいます。
せっかく勝利したはずなのに、他馬を妨害して降着になってしまったり…
順調にレースを進めていたかと思えば、不慮の事故で予後不良になってしまったり…
運が無くても勝てないんです。
本当に奥が深いレースなんです。
天皇賞秋は。

一瞬の切れ味で勝っていた馬も直線の長い東京競馬場ではゴール前届かなかったり…
スピード能力が高くても直線の長い東京競馬場ではゴール前ばててしまったり…
スタミナがいくら豊富でもスピードの速い2000m戦ではついて行けなかったり…
本当に奥が深いレースなんです。
天皇賞秋は。


スピード、スタミナ、勝負根性、運、全てを兼ね備えた今年の天皇賞秋優勝馬は誰になるのでしょうか?


今から本当に楽しみです。



P.S
上の写真は1992年天皇賞秋優勝馬レッツゴーターキン

ではなく、

標高2,000?3,000mの急峻な山地の森林に小群で棲み、中国ではジャイアントパンダと並んで、国家第一級の保護動物に指定されているゴールデンターキンの写真です。