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ドコモAndroid用Eye-Fiカードを雑誌付録で手に入れた

2014年03月15日 カメラ・写真
Eye-Fi


α7を使っていて便利なのがWi-Fiスマートフォン転送機能。JPEGでもRAWでも、α7のWi-Fi機能とiPhoneの「PlayMemories Mobile」アプリを組み合わせて、iPhoneへと簡単にJPEG画像ファイルを送ることができます。iOSの制限なのか、アプリ内から直接α7のWi-Fi接続先に切り替えられないのは少々不便ですが、そこを乗り越えられれば、一瞬で画像ファイルをiPhoneに送れて便利です。JPEGではなくRAWで撮影している場合、埋め込みJPEG画像が自動的に転送されます。適度にサイズが小さくなっていて、それも都合が良かったりします。

α7のスマートフォン転送機能になれてしまうと、コンパクトデジカメのRX100を使っているときに、「あっ、RX100はiPhoneに転送できないんだっけ…」とガッカリすることがあります。

今まで、Wi-Fi機能の付いていないカメラの場合、Eye-Fiカード等を使って、スマホへ画像ファイルを転送するのが一般的でした。ただ、Eye-Fiカードは容量が少ないのに価格が高かったり、書き込み速度が遅かったり、そもそもSDカードだけの販売でCFカードに対応していなかったりで、今まで手を出さずにいました。

先月、「“カワイイ"をシェアする写真術 (別冊ステレオサウンド)」の付録にEye-Fiカードが付くと聞いて、「おっ、買おうかな、どうしようかな」と思って調べてみたことがありました。調べてみると、この付録に付いてくるEye-Fiカードは、「NTT docomo用で、Android OSでしか動かず、iPhoneのiOSでは動かない」という代物でした。Androidでしか動かないカードがあるなんて、Eye-Fiは面倒だなぁという印象を受けて、結局買わずにいました。

それで、今月もう一度「“カワイイ"をシェアする写真術 (別冊ステレオサウンド)」のアマゾンレビューを見てみたら、このように書いてありました。
付録のeye-fiはそのままではiphoneに対応していませんが、eye-fi公式ホームページでeye-fiとしてファームウェアをアップデートすることでようです。
文章が少しおかしいですが、どうやらEye-Fiのファームをアップデートすると、iPhoneでも使えるようになるようです。

ということで、もう一度付録のEye-Fiカードについて調べて直してみました。付録に付いているのは、「NTTドコモ Eye-Fiカード 01」というカードのようで、約4000円で販売されています。一方、「“カワイイ"をシェアする写真術」の定価は1890円です。1890円の雑誌に4000円相当の付録が付いてくるという計算になります。4GBのEye-Fiカードを今後どれくらい活用できるかは不明でしたが、試しに買ってみることにしました。
Eye-Fi


表紙の右上に、「docomo」と書かれたEye-Fiカードが付くことが記載されています。
Eye-Fi


この特別付録「Wi-Fi内蔵SDカード」は、壊れても修理してもらえません。また、ドコモショップに持って行っても対応してもらえません。ということが、2ページ連続で書かれていました(付録を包む雑誌全体の表紙の裏と、本文が載っている雑誌の表紙の裏)。
Eye-Fi


付録を取り出してみました。
Eye-Fi


赤い箱を開けると、docomo用のEye-Fiカードと、Eye-Fiカード01用スタートカードが入っていました。完全にドコモ用です。なぜ雑誌の付録にドコモ用のカードが付いてくるのか気になります。大量に余ってしまったのでしょうか。
Eye-Fi


雑誌の方にもカードの簡単な使い方や写真術に付いて書かれていました。1890円の本としては、内容は薄めです。4000円の付録が付いてくるので、不満はありませんが。
Eye-Fi


このドコモのAndroid用Eye-Fiカードを改造して(ファームアップして)、AndroidだけでなくiPhoneでも使えるようにしていきます。次回に続く。


続きAndroid用Eye-FiをiPhoneで使ってみた