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Google グループで「注文 住所」と検索

2013年07月11日 雑記
日本の省庁の情報が漏れ漏れだったことで注目を集めている「Google グループ

「省庁のセキュリティ意識は低すぎる」とやたら攻撃的に責める人もいます。でもこれは国の機関がどうとか、ではなくて、一般企業の多くも間違って情報公開しちゃっている困った事例です。どちらかというと、Google側のサービス説明が不足していることに起因している問題のようにも思えます。

たとえば、Google グループで「注文 住所」などと検索すると、注文者の注文品と個人情報がダダ漏れだったり、「社外秘」と検索すると、見てはいけないものが見えてしまったり、報道から時間が経っているのにもかかわらず、対策されていないケースが散見されます。「ID "パスワード"」の検索結果が利用されると、不正アクセスの被害も出てきそうです。

自分の情報が漏れていないかをチェックするには、「自分の名前」で検索するとチェックできます(「自分の名前」のところは、自分の本名に置き換えてください)。

試しに、自分の本名で検索してみたところ、一件見つかりました。


同姓同名の別人でしたが。


ということで、Google グループは情報漏れ漏れ装置となっている現状です。ご注意ください。たとえGoogleのサービスでなくても、どんなオンラインサービスも「公開設定」の範囲を間違えれば、同様の個人情報漏れが起きます。お気を付け下さい。