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[電子ブック]楽天kobo Touch買った[速攻レビュー]

2012年07月19日 iPhone・iPad・Android
本日7月19日発売の楽天のkobo Touchを買いました。すでに予約しておいたので、発売日に届きました。



kobo Touchの箱は白でした。世界240万冊、愛用者900万人突破の電子ブック楽天<kobo>。



箱を開けてみると…おぉ、これがkobo Touch!

kobo Touchの外観

これがkobo touchです。軽い!薄くて軽いkobo touch。ディスプレイには、「Lift & Remove」と書かれたシートが貼ってありました。



kobo touch裏側。ツルッとはなっていないデザインです。



下部。今年購入した中華Pad(Androidタブレット)とは違い、HDMI出力端子やイヤフォン端子などはなく、USBポートだけです(ちなみに、kobo touchは中国製ではなく、台湾製です)。小さい穴にクリップの先などとがったものを差し込むと、リセットができるようになっています。



側面。microSDカードスロットがあります。



こんな感じです。



上部には電源スイッチ。押しボタン式ではなく、スライド式です。



保護シートをペリッとはがしてみました。



下側にはホームボタン。



上には、「kobo Rakuten」のロゴが。

サイズ比較

次はサイズ比較。iPhoneとの比較をしてみました。電子書籍を読むにはiPhoneでは小さいので、kobo touchくらいの大きさの方が良いです。持ってみると、多少ズッシリ感のあるiPhone4よりも、サイズの大きなkobo touchの方が軽いくらいに感じます。実際は、iPhone4の137gに対して、kobo touchは185gで47g重いです。それでも185gなら片手で楽々持てます。軽くて薄くて、これならいつもカバンに入れておいても良いと思える軽さです。



次はiPadとの比較です。iPadは652gとアホみたいに重いので、kobo touchの185gは最高に嬉しい重さです。

初期セットアップ

電源オンしてみました。言語が表示されたので、日本語と書かれたところを押してみました。



「USB経由セットアップ」と表示されました。PCがないと初期設定できないみたいです。



箱からガサガサと付属のUSBケーブルを取り出しました。



PCに接続。



Kobo - Read Freely » Home」のページから、koboデスクトップアプリのダウンロードとインストールをしました。楽天会員のIDを入力してログインできました。



USBケーブルを外すと、koboのアップデートが始まりました。



リリースノートが表示されました。無事バージョン2.0にアップデートされたようです。



そしてkobo touchのスタート!

電子ブックリーダー

青空文庫の坊っちゃんを表示してみました。kobo touchは電子ペーパーなので、青空の下でも読めて、「青空文庫」という名前もピッタリです。ページめくりは、指をスライドさせるのではなく、画面タッチ式でした。どの位置をタップするかは、「読書設定」から変更できます。時刻の設定を確認してみたら、最初に日本語を設定していても、日本時間には設定されていませんでした。Tokyoの時間帯を設定し、正しい時刻を設定しました。



ディスカバリーから、購入できる電子書籍を確認してみました。iPhone等の操作方法よりも、操作しにくいです。電子書籍は、Wi-Fi接続して、内容のプレビュー表示ができます。でも、PCから購入した方が良さそうな操作性です。



kobo touchでイラスト表示してみました。白黒でもまずまずの見え方です。

感想

kobo touchは、本体が軽くて持ち運びが苦にならないところが良いです。バッテリーも1ヶ月持つみたいです(実使用でどのくらいになるのかはまだわかりません)。また、ディスプレイは、「6インチ タッチスクリーン電子ペーパー(16諧調グレースケール)」で、上下左右どこからでも見やすいです。バックライトがなく発光していないので、眼の疲れも少なそうです。

ただ、Retinaディスプレイに慣れすぎてしまっているせいか、フォントのドットの荒さが少し気になりました。遠目で読めば気になりませんが、凝視すると、ドット数の少なさを感じてしまいます。フォントの滑らかさかは、文字を読む上で重要なポイントなので、この辺りは次機種に期待でしょうか。それから、ページめくりをした際の画面のちらつきも気になりました。処理速度があまり速くなく、画面もちらつくので、この瞬間は目が疲れます。改善してもらいたいポイントです。

kobo touchは、片手で持てる、角度がずれても文字がよく見える、遠目でもよく見えると言った良さがあって、電車の中でも十分読書できそうです。フォントサイズも変えられるので、老眼の人でも読めます(ページめくり回数は多くなってしまいますが)。この点は文字の小さい文庫本よりも優れていて、やっと電子書籍の利点がでてきたなという感じがします(普通のバックライト式のディスプレイだと、ここまで文字が読みやすくなかったので)。あとはもう少しフォントがきれいになって、処理速度も速くなってくれると良いです。

というわけで、初めての電子ペーパー体験でした。文字の視認性も良くて思っていた以上に読みやすく感じました。kobo touchはまだまだ進化できるポイントも残していますが、今の時点で定価7980円だとこの程度だと思います。楽天koboのストアで電子ブックを購入したり、microSDから表示させてみたり、これからもっと楽しんでみようと思います。


追記1kobo touchのお試し機能を試す!Webブラウザ、数独、お絵かき
追記2楽天kobo touchに日本語フォントを追加する方法
追記3楽天koboは日本語のテキストファイルを表示できないので、HTML変換化するサイトを作った
まとめ楽天kobo Touch活用メモ


kobo Touch
(ブラック)
価格:7,980円
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価格:7,980円
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価格:7,980円
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価格:7,980円