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外国人力士を叩くためなら手段は問わない

2008年08月19日 スポーツ
路上に落とした財布が無事警察に届けられ、その中に入っていた1本のたばこから大麻が入っていることが発覚した若ノ鵬。この若ノ鵬叩きがさっそく始まっています。
“素行不良”若ノ鵬大麻所持で逮捕(相撲)

ロシア出身の若ノ鵬は素行の悪さで有名だった。5月の夏場所では、敗れた腹いせに支度部屋の風呂場の棚を殴打して破壊。審判部から注意を受けた。6月のロサンゼルス巡業では会場へ向かうバスの集合時間に遅れ巡業部から厳重注意を受けていた。また本場所の出番前の支度部屋でヘッドホンから大音響で音楽を流すなど、常識を逸脱した行動が目立っていた。
まだ情報が少ない時点で若ノ鵬叩きが始まっているため、記事内容に少し無理があります。
1.敗れた腹いせに支度部屋の風呂場の棚を殴打して破壊。審判部から注意を受けた。
気性の荒さだけなら、日本代表の野球選手や監督もいますけど…。自らの不甲斐なさに両手でベンチを殴打し骨折したピッチャーや、判定に不服で審判員を右肋骨骨折させる野球監督もいるわけで。勝負事には多少の気性の荒さも必要な場合もあります。
2.会場へ向かうバスの集合時間に遅れ巡業部から厳重注意を受けていた。
バスの集合時間に遅れて遅刻するくらい、誰だってありえると思えますけど…。
3.支度部屋でヘッドホンから大音響で音楽を流す
別に支度部屋でヘッドホンから音漏れするくらい良いような…。
そして、これらの行為が「常識を逸脱した行動」であると報じていること。風呂場の棚を殴打して破壊したことは気性の荒い証拠と言えますが、「遅刻」や「音漏れ」が常識を逸脱した行動と呼べるのでしょうか?

外国人力士を叩くためなら、どんなささいなことでも取り上げてきそうな気がします。

ぶつかり稽古で「うんこ漏れた」と発言するのも、意味不明な奇行ととらえられてしまうようです。
「あいつはおかしい」予兆はあった…若ノ鵬容疑者逮捕
たぶん、本気で横綱にぶつかっていった衝撃でうんこが漏れて、稽古を続けられなくなっただけだと思うんですけどね…


発言で危ないと言えば、去年6月に「鬼束ちひろさんが…」で取り上げた鬼束ちひろさん。最新インタビュー「Yahoo!ミュージック - ミュージックマガジン - 鬼束ちひろ」の受け答え方が危ないです。
■活動再開から1年ちょっとたったわけですが。この1年どうでしたか?
鬼束:畳の目を数えてました。

■え? それは暇だったということですか?
鬼束:限界の向こう側。

■に、行った?
鬼束:畳というものを使ってね。

■それは精神的にすごくテンパってたということでしょうか?
鬼束:イライラする。

■イライラする?
鬼束:だからやさしい気持ちになる。

■畳の目を数えると?
鬼束:うん。まあウソなんですけど。うちに畳ないんで(笑)。そんな感覚。
今後、鬼束ちひろさんが何かやばいことに手を染めたら、こんな見出しでニュースになりそうです。
「あいつはおかしい」予兆はあった。畳ないのに畳の目を数えていた!
あとでどんなことを書かれるかわからないので、普段から受け答えには注意しておいた方が良さそうですね。