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apachetopのメモ

2008年01月13日 プログラミングTIPS
Apacheの負荷の状況を監視できる、apachetop」で、apachetopという便利そうなツールが紹介されていたので、早速インストールしてみました。



ApacheTopはBSDライセンスのソフトウェアで、次のように説明されています。
ApacheTop watches a logfile generated by Apache (in standard common or combined logformat, although it doesn't (yet) make use of any of the extra fields in combined) and generates human-parsable output in realtime.

RepoView: CentOS 4 FExtras (i386) RPMS

CentOSにapachetopをインストールするには、「apachetopでリアルタイムモニタ」に解説されている通りの手順を実行するだけでOKです。
cd /usr/local/src/
wget https://centos.karan.org/el4/extras/stable/i386/RPMS/apachetop-0.12.5-2.el4.kb.i386.rpm
rpm -Kv apachetop-0.12.5-2.el4.kb.i386.rpm
rpm -ivh apachetop-0.12.5-2.el4.kb.i386.rpm
apachetop -f アクセスログパス

「apachetop -f アクセスログパス」を実行すると、上の画像のような画面が映し出されます。サーバーの状況を表示するTOPコマンドのapache版と考えて良さそうです。

今まで、「現在、どのファイルにアクセスが多いのだろう?」と思ったことが何度もあったので、これからは「apachetop」コマンドを打ち込めば簡単に確認できるようになりました。手軽なところが良いですね。
そのほか、「apachetopでリアルタイムモニタ」には各種オプションが載っています。

apachetop実行中にsキーでソート、
r) REQUESTS
R) REQS/SEC
b) BYTES
B) BYTES/SEC
apachetop実行中にdキーで表示切り替え、
urlを表示する=>hostを表示する=>REFERRERを表示する
この2キーは覚えておいて損はなさそうです。
特にhost表示によるDDoS攻撃やF5アタックの監視、REFERRER表示によるリンク元解析はかなり使えそうです。
本気で田代砲などを喰らうとサーバーにログインすることさえままならないので、いざというときに使えるかはわかりませんが、巡回ツールなどによる過剰なアクセスの発見などに役立ちそうです。