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2007年12月28日 ちょっとイイ話
「夢」。
それは、見るのも描くのも叶えるのも自由なもの。
こどもから大人まで誰でも好きなように見られるはずなのに、歳をとれば歳をとるほど、あきらめる回数だけが増え、見ることさえも拒絶してしまうもの。

こどもにできて、なぜ大人にできないか。
「それだけ多くの現実を知ってしまったから」
と答えるかもしれない。

現実を知ることで、昔描いた夢を勝手にあきらめ、夢を見ることさえ忘れてしまう。
そんな大人では寂しいな、と思う。
「夢なんて、いつ叶うかわからない」
あきらめさえしていなければ、忘れさえしていなければ、突然叶えるチャンスが訪れるかもしれない。
それは今日かもしれないし、明日かもしれない。1年後、3年後、10年後、30年後、あるいは死ぬ直前かもしれない。
今実現できないことでも、時間が経てば実現可能になることもある。

だから夢をあきらめる必要はないし、想いだけを持ち続けていれば、いつか叶えるチャンスが来るかもしれない。
年齢制限や身体制限のあるものはダメだけれど、それ以外のことであれば何歳になっても叶えることはできる。あきらめる必要はない。

「いつまでも夢ばかり見ているなんて、こどもみたい」
周りにそう言われたら、こう言い返してあげれば良い。
「君は、昔、こどもじゃなかったの?」
どんな大人も、小さい頃はこどもで。こどもが大きくなって大人になる。
こどもを否定することは、今ここに存在する大人全員を否定することと同じ。

こどもから大人へ成長した代わりに、失ってしまった大事なものがあるとすれば、それは「夢」である可能性が高い。
勝手に夢をあきらめ、もう夢を見ることさえ忘れてしまっている。
夢を忘れた大人は、夢を見ている無邪気なこどもにさえ、勝てない。
夢を見ているこどもの方が輝いている。魅力的。

「現実を知ってしまったから…」
一体どんな現実を知ってしまったの?
現実の何を知っているの?

それは単なるいいわけじゃないの?
自分から逃げているだけじゃないの?

夢をあきらめないで!
夢を見ることを忘れないで!

どんなちっぽけな夢でも良い。
夢がひとつである必要もない。
大きくても小さくても、ひとつでもたくさんでも構わない。
とにかく夢をあきらめない、夢を忘れない、そうすれば、いつか夢を叶えるチャンスが来るかもしれない。