ダビスタ04の発売から少し経ち、ちまたで噂になっていた現象があります。 その名も、「オーバーフロー現象」。 どういう現象かというと、生産馬のスピード値、スタミナ値がある一定の値を超えた場合に、能力が一周して最弱になってしまうと言う現象です。 発売当初は、改造対策としてわざとメーカー側が組み込んだ機能だと思われていました。 ダビスタの生産馬の能力値は8ビット整数型で現わされていると言われ、8ビットの場合、2の8乗ということで256段階の能力値を現わすことが出来ます。 符号付き8ビットの場合、正と負の値を取ることが出来るため、正の最大値は127ということになります。 そこで、127を超える値を超える生産馬がいた場合、その生産馬を改造馬と見なし、最弱にするというわけです。 ところが!! 改造をしなければ超えないと思われていた能力値127が、通常のプレイで超えてしまうというバグが多数報告されています。(管理人は未確認) ゲーム内では最強で、連戦連勝しまくった後、いよいよBC登録をしたら、印全く無しの最弱馬…。 G1一勝も出来ないような条件馬にも勝てない…。 これはおかしいと思って、ゲーム内に戻って、その馬を放牧に出した後すぐにBC登録をしたら、急に最強馬に…。 どういうことかというと、上の例で例えるなら(数字はあくまで例え) 好調時のスタミナ値:130(127を超えてしまったため、おそらくスタミナ値0もしくはスタミナ値3の最弱馬) 放牧後のスタミナ値:127(限界値ぎりぎりの最強馬) 上記の様な現象が起きるようです。 特に、スタミナ値を爆発させた場合に、起きやすいようです。 当初は改造馬対策として考えられていた「オーバーフロー現象」ですが、通常プレイでオーバーフロー現象が起きてしまうあたり単なるバグとして考えた方が良さそうです。 以前パワプロでも、サクセス時に変化球取得ポイントが255ポイントを超えると0ポイントに戻り、変化球覚え放題というバグがありました。 多分これと同じように今回のダビスタ04もバグだと思われます。 ただ、パワプロは対戦する場合は、プレイ時の駆け引きなどが大きく影響するため、卑怯なサクセス選手がいてもそれを打ち崩す楽しみや、お互い使わないと言った条件でプレイすることは出来ました。 ダビスタの場合、レースは全て自動のため、最強馬生産にのみ目的をおいている人が多いと思います。なのに、最強馬生産を目指すと最弱馬になってしまうというオーバーフロー現象はもはや致命的です。 メーカー側から正式な発表は一切ありませんが(2004年6月現在)、オーバーフロー現象に見切りを付けて、ダビスタ04のプレイを辞めてしまう人が多数いることも事実です。 辞めてしまった人の中には、人から噂で聞いて辞めた人だけではなく、実際に自分で最強馬から最弱馬になってしまう現象を見付けてガッカリして辞めてしまった人も多いと思います。 そうでなくても今回のダビスタ04は、 ・ロード時間が長い ・調教時のムービーが長い ・操作がしづらい ・外枠が不利すぎる など不満点も多かっただけに、非常に残念です…。 なお、通常生産によりオーバーフロー現象が発生した人は開発元のエンターブレインに問い合わせすると、メモリーカードを送って欲しいと言われるそうです。 |
また、これも噂ですが、リミッターがはずれた馬を一度セリパスで取り込んでしまうと、その牧場自体「改造牧場」と見なされてしまうようです。 そのため、他人が作ったセリパスをむやみに登録することは危険行為ということになってしまいます。 「改造牧場」と見なされた場合、大会での受付拒否されてしまう可能性が高いため、一度でも取り込んでしまうと取り返しの付かないことになってしまいます。 一種の「ウイルス」と同じということです。 また、顕彰馬のリプレイシーンがおかしくなってしまう場合も、オーバーフロー現象が発生したためといわれています。 |