不思議のダンジョンの歴史


第一作・トルネコの大冒険
1993年9月にSFCにて発売。
当時ダンジョンRPGというジャンルは確立していなく、その上発売元がエニックスではなかったため、
最初のうちはみんな恐る恐る手を出していた。
しかし一回やったら離れられなくなるその斬新なシステムにより、確固たるファンをゲットした。
合言葉はもちろん「1000回遊べるRPG!!」


第二作・風来のシレン
1995年12月にSFCにて発売。
いきなりトルネコではなくなったため、最初はコアなファンしか買わなかった。
さらに次世代ゲーム機戦争が始まっていたうえに、DQ6という超大作が同時期に出たため、
その印象はやったことのある人以外には、そんなに強く残らなかった。
この作品からあの有名なすぎやまこういちが曲を担当し始めた。
しかし各地にハマる人も続出した。
早解きキャンペーンのおかげもあるのかもしれない。
ここのHPマスターのZAPAさんもさりげなく早解きキャンペーンの賞品持ってるとか・・・。


第三作・風来のシレンGB 〜月影村の怪物
1996年11月にGBにてで発売。
シレンファンも増え、不思議のダンジョン初の携帯ゲーム機で試みをした作品。
携帯ゲーム機なのに、音楽が忠実に再現されていて、ファンにはうれしい内容だった。
肝心の内容も難易度の設定がちょうど良く、一番ムズかしいダンジョンもそんなに深くはなかった。
そしてあのボタンの少なさでちゃんと操作できるようになっていてなかなかの工夫があった。
しかし押しやすさ・反応のよさは、やはりGBなのであまり良くなかった。
それでもおまけであったフェイの問題がなかなかのボリュームなので十分満足出来た作品。


第四作・トルネコの大冒険2
1999年9月にPSにて発売。
さすがに不思議のダンジョンシリーズも世間的にだいぶ見解が広まり、60万本もの売り上げを記録したゲーム。
その上予約特典で特製トランプもついていた。
この作品は、なんと魔法使いと戦士に職業チェンジができ、それぞれに特徴があり、また使い方が特徴的だった。
魔法使いはHPを使って魔法を唱え敵を攻撃したりし、その代わり満腹度が減らない、
戦士は満腹度を使って技を使い敵を攻撃したりした。
また小さなメダルシステムも登場した。


第五作・風来のシレン2
2000年9月にN64にて発売。
N64で発売ということで、子供ユーザーを狙ったのか、主人公のシレンの子供時代の作品。
最初は鬼から城を守るため、城を強化するために冒険にでかけ、その後いろんなダンジョンに潜ることになる。
この作品は仲間がバリエーションに富んでいた。
カッパ・タンス・ゼンマイ人形・女剣士などなど・・・。
つぼを使ってモンスターを仲間にしたり、コレクションしたりと、おまけ要素もしっかりしていた。
反面、罠のダンジョンHARDなど激難度のダンジョンもあった。
黄金の間と呼ばれるレアアイテム部屋に通じる黄金の階段があったのも特徴的だった。


第六作・風来のシレンGB2 砂漠の魔城
2001年7月にGBにて発売。(GBK・GBA対応)
GBにて二作目となるこの作品は、前作から更なる進化をとげ、救助システムなるものが登場した。
このシステムはパスワード・通信ケーブルのどちらでもできるので、雑誌や、携帯サイト、PCサイトでお手軽に救助が出来て、意外と盛り上がった感があった。
さらにこのゲームは、通信してアイテムを交換しないと最強の武器が手に入らなくなっていて、
通信にチカラを入れたゲームであったといえる。
そして大いなる謎は、村人がナイジェリアのサッカー選手の名前に似た人が異様に多かったこと。
少しサッカーが好きな人はすぐ気づくであろうその名前はなぜしたのか?
本当に謎である。


第七作・女剣士アスカ見参!
2002年2月にDCにて発売。
今度のはなんと風来のシレン2で仲間キャラとして出演していた「女剣士アスカ」が主人公だった。
DCでの発売は、不思議のダンジョンシリーズをやってきた人には若干手を出しづらくなっていて、
実際そんなに売れ行きは良くなかった。
というか自分自身やっていないのでこれ以上は書けない。


第八作・トルネコの大冒険3
2002年10月31日にPS2にて発売。
遂にトルネコのキャラがPS2になって立体化した。
もともとポッチャリ?なトルネコもさらに太く(笑)なってリアルになった。
内容はやってからのお楽しみ☆


番外編
これ以外にも、PC版風来のシレン 〜月影村の怪物や、女剣士アスカ見参!がある。
さらに一応不思議のダンジョンシリーズとして、「チョコボの不思議なダンジョン」シリーズがある。
しかしそのATB制のバトルや、階数の多さ、武器の違いなどで、まったく別物のゲームと考えていい。


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