ストーリー 会話文 〜バッドエンディングを目指して〜

一回グッドエンディングを見た後、どうせならバッドエンディングも見ておこう、ということで、新たに会話文を載せていきます。アイザック、かなり悪い子です(笑)

第一幕 父さんは僕になにを言おうとしたんだろう?

その日のことを、
僕は決して忘れることはないだろう。

空を黒い雲がおおい、凶悪な魔物たちが
平和な町を次々におそっていった。

ひとびとは逃げまどい
恐ろしい破壊と混乱の中で・・・

気がつけば僕は、父さんと母さんと、
はなればなれになってしまっていた。

恐怖にかられ、森の奥へ、奥へ逃げた。
何も食べず、何も飲まずに走りつづけ・・・

いつしか僕は気を失ってしまった・・・

倒れた僕を助けてくれたのは、
森の奥深くに住む魔導士のおばあさんだった。

おばあさんに介抱された僕は、
魔導士の弟子として、彼女の家に
住まわせてもらうことになったんだ。

おばあさんはちょっぴりガンコだけど、
本当の孫のように僕をかわいがってくれた。

それは突然だった。
ある日、森の中で父さんと出会ったんだ。

僕は父さんとの再会に狂喜した。
しかし、父さんは、
・・・すっかり変わってしまっていた。



アイザック
「どうしたの、父さん・・・
 どうして何も言ってくれないのさ?」

ラッセル
「・・・・・・」

アイザック
「ねえ、父さん?」

「待ってよ父さん・・・」

ラッセル
「・・・・・」

アイザック
「父さん!父さん!」

「・・・父さあん!!!」



「・・・またあの夢か」



師匠
「あきれた。まだ寝てたのかい。
 さあさあ、早く顔を洗っておいで」

アイザック
「は、はーい」

師匠
「朝ごはんを食べたら、基本の魔法の復習をする
 からの。杖を持ってついてくるんじゃ」

アイザック
「・・・・・」

「父さんは・・・
 あの時何か言おうとしていたんだ」

「・・・父さんは、
 僕に何を言おうとしていたんだろう?」


- 魔法の復習 -


師匠
「ふむ。
 今日のところはこんなものかの」

「今おしえた基本の3つのルーンは、
 必ずおさらいしておくんじゃぞ?」


   わかってるって!
  →めんどうだなあ・・・


アイザック
「めんどうだなあ・・・
 森に遊びに行こうと思ってたのに」

師匠
「これ!」

「基本を学ぶのが何より大切と、
 常日頃言っておるというに!」

アイザック
「うわわ。わかったよ、ばあちゃん」

師匠
「魔法を教えているときは、「ばあちゃん」
 ではなく「師匠」じゃろう?」

アイザック
「はーい、わかりました。
 わかりましたよ、師匠!」

師匠
「やれやれ・・・」

師匠
「お、そうじゃった!」

「タムタ村のおやかたから薬をたのまれて
 おったんじゃった。
 今から届けに行ってくれんかね?」


   うん、いいよ
  →めんどうだなあ・・・


アイザック
「えー。めんどうだなあ・・・」

師匠
「これ!」

「魔法を使えない人々に、魔法の力をおすそわけ
 するのが我々魔導士の大切な役目なのじゃ」

「両親を探すためだけに魔法を教えている
 わけではないぞ!」

アイザック
「わかったよ。
 行きます、行きますってー」

師匠
「タムタ村は西の方角じゃ。
 また森で迷子にならないようにの」

「よりみちするんじゃないぞ」

アイザック
「はーい。
 行ってきまーす!」


- タムタ村へ行くことに -


ゴロゴロゴロ・・・


アイザック
「うわ、カミナリ?
 はやく行こう、パラケルスス!」

パラケルスス
「ぴぴいっぴぴぴっ!」

アイザック
「え!?
 今のは、魔法のカミナリ?」

「まさか、あんな空の高い場所で、
 魔法を使っている人がいるわけないよ。
 パラケルススは変なことを言うなあ」


ぐるるるる・・・


アイザック
「ん、なに?
 今、なんか言った?」

パラケルスス
「ぴぴっ?
 ぴぴぴーぴぴー」

オルクス
「ぐるるる・・・」

アイザック
「うわっ、オルクスだ!
 なんでこんなところに魔物が?」

「パラケルスス、カバンに入ってるんだ!
 オルクスくらいなら僕の魔法で・・・」

「なんとかやってやるさ!」


- 戦闘 -


アイザック
「ふう、楽勝!」

パラケルスス
「ぴぴぴいっ!」

アイザック
「それにしても、どうしてこんなところにまで
 魔物が出るんだろう?」

「森に魔物が現れたことなんて、
 今まで一度もなかったのに・・・」

パラケルスス
「ぴぴい・・・」

アイザック
「・・・あれ?」

「そういえば、いつのまにかカミナリの音が
 しなくなったなぁ」

「・・・気のせいだったのかな?」


- よりみちをする -


パラケルスス
「ぴぴぴっ!ぴぴいぴぴいっ!」

アイザック
「いたたたた。
 かみの毛ひっぱるなよ!」

パラケルスス
「ぴぴいっ!ぴぴいっ!」

アイザック
「うるさいなぁ」

「せっかくのおつかいなんだから、少しくらい
 よりみちしたっていいじゃないか!
 なんかお前、師匠に似てきたぞ・・・」

パラケルスス
「ぴ!?」

「ぴぴーぴぴーぴぴー!」

アイザック
「うーるーさいーなぁ。
 うーるーさーいー!」

パラケルスス
「ぴぴっ!」

オルクス
「がるるるる・・・」

アイザック
「え?」

「わっわ、うわわー!」


- 戦闘 -


- タムタ村へ到着 -


アイザック
「ふう。やっとついた。
 おやかたー、いますかぁ?」

「おやかたー!」


ガタン


おやかた
「おう!
 誰かと思えば、アイザックか・・・」

アイザック
「こんにちわ!」

「ばあちゃんに言われて、いつもの薬を
 届けにきたよ」

おやかた
「そうかそうか、いつもすまんなぁ」

「ばあさんの魔法の薬のおかげでナツの奴も
 すっかり元気になったよ」

「魔物の毒にやられたときは
 本気で死んじまうかと思ったが・・・」

「ばあさんとおまえさんには、
 本当に感謝しているぜ」

アイザック
「ううん」

「おやかたが狩りのエモノを届けてくれる
 おかげで、ばあちゃんが美味しいシチューを
 こしらえてくれるんだ」

「僕が元気でいられるのは、おやかたのおかげ
 なんだよ。こういうのを「持ちつ持たれる」っ
 て言うんだね」

おやかた
「ハッハッハ
 エラそうな口をきくようになったじゃないか」

「ばあさんに相当たたき込まれてるみたいだな」

アイザック
「う・・・まあね。
 うちの師匠はきびしいんだ」

「ちょっとなまけると、
 すぐ本物の雷をおとすんだもんなぁ・・・」

「でも、僕は早く強くならなきゃいけないんだ。
 母さんと父さんを探しに行くんだから」

おやかた
「そうか。・・・そうだな」

「早く父ちゃんと母ちゃんが見つかるといいな、
 アイザック」


ガタン



「お、おやかた!」

おやかた
「なんだ騒々しい。どうかしたのか?」


「魔物が、また・・・」

「材木を運んでいた連中が、
 何人もやられちまった」

おやかた
「くそ、また魔物か!」

「これじゃあ街道の復旧工事が進みやしない!
 やっぱり無理なのか・・・」

アイザック
「おやかた、僕にまかせて!」

「魔物を倒せるのは魔法だけなんだ!」

おやかた
「アイザック!
 ちょ、ちょっと待て!」

「すぐ村の男たちを集めていくからな!
 無理するんじゃないぞ!」


- 戦闘 -


アイザック
「ふう。やっと追いはらったぞ」

パラケルスス
「ぴぴいっ!」

アイザック
「一時はどうなるかと思ったけど、
 あなたのおかげで・・・」

「あれ?・・・いないや。
 レオナルドさん・・・
 不思議な人だったな」
(二週目のため、チュートリアル系列のイベントはなくなっているため、レオナルドの初登場シーンが省かれている)

おやかた
「アイザック、だいじょうぶか?」

アイザック
「うん、魔物は追いはらったよ」

おやかた
「おお!すごいな
 さすがはばあさんの弟子だ」

アイザック
「えへへ」

おやかた
「北と西へ向かう街道が魔物たちに壊されちまってな」

「こんなふうに魔物たちに邪魔をされる
 もんだから、復旧工事もなかなか
 進まないのさ」

「世の中はいったいこの先、
 どうなっちまうんだろうなぁ・・・?」

アイザック
「・・・・・・」


- タムタ村を後にする -


- 風車ヶ原にて -


アイザック
「・・・ん?」

「あれれ?」

「なんだ?
 空から何か落ちてくる!」

「うわわわわっ!!!」

「うーん、いててて・・・」

謎の少女
「きゃー、ごめん!
 だいじょうぶ?」


   だいじょうぶ
  →痛いじゃないか


アイザック
「痛いじゃないか!
 重いから、早くおりてよ!」

謎の少女
「お、重くないわよ!
 あなた、風の賢者をバカに・・・」

謎の少女
「ううん・・そんなことはまあいいわ」

「ちょうど良かった。
 あなたのその杖、貸してもらえる?」


   貸してあげるよ
  →それは困るよ


アイザック
「え?
 ダメだよ、この杖は」

「父さんからもらった、大切なものなんだよ」

「それに、杖は魔導士の命だから、誰にもわたし
 ちゃいけないって、師匠も言って・・・」

謎の少女
「何よ、ケチねぇ。
 ほら、そんなこと言ってる間に・・・」


ガルルル・・・


アイザック
「魔物!?
 心配しないで。僕に任せて!」

謎の少女
「あなた、ほんとに大丈夫なんでしょうね?」

「・・・うーん、やっぱり心配。
 このルーンをあげるから、しっかり私を
 エスコートしてよね!」

「風のルーン。
 遠くまで届く、疾風の魔法よ!」

「じゃあ、たのんだわよ!」


- 戦闘 -


アイザック
「やったー、勝利!」

パラケルスス
「ぴぴぴーっ!」

謎の少女
「おどろいた。
 あなた、結構つよいじゃない!」

アイザック
「え、う、うん、まあね」

「・・・ところでさあ」

謎の少女
「ん、なに?」

アイザック
「杖・・・もってなかった?」

謎の少女
「・・・え?」

アイザック
「魔導士の杖、
 なくしちゃったんじゃなかったの?」

謎の少女
「バカね!
 こんな安物の杖で戦えるわけないじゃない!」

アイザック
「・・・・・・」

謎の少女
「あんたの杖は、すごい魔力を持っているわ」

「それに、魔法の腕だって、子供のわりには
 なかなかのものだし・・・」

アイザック
「こ、子供・・・」

謎の少女
「きっとすごい先生がいるんだわ。
 ・・・師匠は誰?」

アイザック
「ばあちゃんに教わってるんだ」

「この先の森の中で、
 ばあちゃんと二人で住んでいるんだよ」

謎の少女
「木漏れ日の森に住む魔導士・・・
 ひょっとして・・・」

アイザック
「ん?」

謎の少女
「わたしはトリスティア・
 えーと・・・魔導士の見習いなの」

「ねえ、君。
 もし良かったら、おばあさまのところまで
 案内してくれないかしら?」


   いいよ
  →それは困るよ


アイザック
「それは困るよ。
 森は危険なんだ」

「魔物が現れたとき、
 君を守って戦えるかどうか自信がないよ」

「この先の村でかくまってもらったほうが
 いいんじゃないかな?」

謎の少女
「優しいのね」

「でも、だいじょうぶ。
 自分の身は自分で守れるわ」

アイザック
「本当?」

謎の少女
「本当よ!これでも世界の秩序・・・」

アイザック
「世界の、・・・何?」

謎の少女
「ううん、なんでもないの。
 さあ、行きましょう!」


- 森の老魔導士の家へ -


アイザック
「ただいまー!」

師匠
「おお、お帰り。ごくろうだったね」

「おや、その娘さんは?」

トリスティア
「トリスティアと申します」

「魔物におそわれているところを、
 彼に助けてもらいました」

師匠
「ほほう・・・
 アイザックがのう・・・」

トリスティア
「ええ、本当に助かりました」

アイザック
「へへへ。師匠にも見せてやりたかったよ、
 僕の雄姿を!」

師匠
「これ、調子に乗るんじゃない!
 困った人を助けるのはあたりまえじゃろ!」

「おお、そうじゃ」

「客人にお茶を出すから、ひとっ走り東の
 水場で水をくんできてくれんかね?」


   うん、いいよ
  →えー?


アイザック
「えー?
 人使いが荒いなあ・・・」

師匠
「つべこべ言わずにくんでくるんじゃ!」

「水がなければ、夕飯のシチューも
 作ってやらんぞ」

アイザック
「そりゃ大変!
 行ってきまーす」

師匠
「やれやれ・・・」

トリスティア
「お孫さんでしょうか?
 かなりの魔法の腕前ですね」

師匠
「ほほ・・・まあ、孫のようなもんかの。
 まだまだ分別も知らぬ子供じゃよ」

トリスティア
「いえ、お教えのたまものでしょう
 あの若さで、あの魔法の腕前・・・」

師匠
「・・・そんなことを言うためにわざわざ
 やってきたのではあるまい?」

「・・・風の娘さんよ」

トリスティア
「・・・お気付きでしたか。
 さすがは光の・・・」

師匠
「やめなさい。
 ワシはもう引退した身じゃ」

「今となっては何の役にも立たない老骨じゃよ」

トリスティア
「そんな・・・」

師匠
「封印がいくつか解かれてしまったようじゃな」

「魔物の出現もそのためじゃろう。
 黄昏の歌姫
 ・・・天秤の杖の継承者のしわざなのだな?」

トリスティア
「おっしゃる通りです」

「いまわしき狂気におかされた彼女は、
 賢者たちから杖を奪い取り、自らが新たな
 時代の神となろうとしています」

師匠
「・・・確かに、杖は神の力を分け与えた
 ものだと言われておる」

「しかし、そんなにも簡単に、杖の力を
 引き出すことが出来るのか?」

トリスティア
「ええ。信じがたいことですが」

「私の風の杖も奪われてしまいましたが、
 黄昏の歌姫は、いともかんたんに
 風のマナを引き出しておりました」

師匠
「ふむ・・・」

トリスティア
「・・・ところで。
 あの少年の杖は・・・もしや賢者の」

師匠
「おお、そうじゃ。
 まぎれもない賢者の杖。光の杖じゃよ」

「少年の父親が彼に託したものじゃ」

トリスティア
「では、彼は・・・白夜の法皇、様の?」

師匠
「その通り。
 アイザックは光の賢者の息子じゃよ」

「ラッセルも、なんとも過酷な運命を
 少年に与えたものじゃ」

「世界をささえる最後の希望を、
 あのような少年に背負わせるとはな」

トリスティア
「・・・・杖を託した、
 とおっしゃいましたか?」

「では、白夜の法皇様は・・・」

師匠
「・・・おそらくな」

「すでに、黄昏の歌姫の魔力に
 屈したとみて間違いなかろうて」

トリスティア
「・・・・・・・」

「白夜の法皇様が・・・
 最後の望みのつなだったのに・・・
 ・・・最後の希望、だったのに」

師匠
「黄昏の歌姫の魔力に対抗できるとしたら
 ラッセルくらいじゃからの」

「ふーむ」

「本来であれば、ワシがアイザックを導いてあり
 たいところじゃったのだが」

「・・・ふぉふぉふぉ。
 残念だが、もう時間がないようじゃ」

トリスティア
「!!!」

黄昏の歌姫
「光の杖を・・・
 いただきにまいりましたよ」

トリスティア
「た、黄昏の歌姫・・・
 どうして、ここが・・・?」

黄昏の歌姫
「ふふふ。
 甘いですね」

「私の目からそんなに簡単に逃れられると
 思っていたのですか?」

トリスティア
「くっ・・・」


- 場面は変わって水を汲みに行ったアイザック -


パラケルスス
「ぴぴっ?」

アイザック
「おっと、しまった」

「なんか気になって戻ってきちゃった。
 さっさと水をくんでこないと、
 師匠にしかられちゃうよね」

「いくよ、パラケルスス!」

パラケルスス
「ぴぴっ!」


- 銀嶺渓谷へ -


アイザック
「師匠は人使い荒いよなぁ。
 ねえ、パラケルスス」

パラケルスス
「ぴぴっぴー?」

アイザック
「本当は魔法人形をつくって水汲みくらい
 かんたんにさせられるんだよ」

「でも、これも修行なんだって。
 魔法と関係ないのにさー」

「さーて、さっさと水くんで帰ろうっと!」

「!!!」

「魚たちが・・・死んでる?」

「・・・水のマナが感じられない!
 いつもはあんなに濃厚な水の力が
 感じられるのに・・・」

パラケルスス
「ぴぴー!ぴぴー!」

アイザック
「こんなところにも魔物が!?」

「仕方ない。
 いくよ、パラケルススッ!」


- 戦闘 -


アイザック
「・・・うーん」

「何かヘンだ。
 こんな場所にまで魔物が現れることなんて
 いままでなかったはずなのに」

「とにかく、いそいで帰ろう。
 師匠に知らせなくちゃ!」


- 森の老魔導士の家へ -


アイザック
「師匠、師匠!」

パラケルスス
「ぴぴっ!」

アイザック
「い、家のまわりにまで・・・
 魔物が・・・なんで?」

パラケルスス
「ぴぴぴー!!!」

アイザック
「うん、そうだね。とにかくこいつらを倒して、
 師匠に伝えなくちゃ!」


- 戦闘 -


アイザック
「・・・やっぱり何かあったんだ!」

「森中が恐怖に満ちてる。
 動物がみんな隠れてしまってる!」

「!!!」

「う、そ・・・でしょ?」

「ばあちゃん、ばあちゃん!」

黄昏の歌姫
「・・・・・ここに光の杖があることは分かって
 いるのですよ、森の老魔導士」

「さあ、おとなしく・・・」

師匠
「おぬしに杖を渡すことはできん」

「哀れな娘じゃ。
 制御できぬ強すぎる力は、
 おぬしを決して幸福にはせんよ」

黄昏の歌姫
「ふん・・・
 よくしゃべる老いぼれめ」

(ばあちゃん、ばあちゃん!)

師匠
「アイザック!
 しまった」

黄昏の歌姫
「ほほう。
 あの坊主が、白夜の法皇の・・・」

師匠
「風の娘!
 ここはワシが食い止める」

「おぬしはアイザックと逃げるんじゃ」

トリスティア
「・・・でも、あなただけでは!」

師匠
「風の杖のないおぬしでは、
 どのみち太刀打ちできまいて」

「今は逃げろ、若き賢者よ。
 希望を、明日につなくために!」

トリスティア
「・・・わかりました。
 背中を、お願いします」

黄昏の歌姫
「待て!
 やすやすと逃がすと思うか!?」

師匠
「ここは通さんよ。
 老骨の命、ここにかけさせてもらう」

黄昏の歌姫
「お、おのれ!おのれおのれおのれ!」

「おのれおのれおのれおのれー!!!」

アイザック
「ばあちゃん、ばあちゃ・・・」

「あ、君は!」

トリスティア
「話は後」

「ごめん、ちょっと目をつぶって。
 杖なしで飛ぶのははじめてなの」

アイザック
「な、なにを?」

「う、うわ!」

「うわあー!!!」


- トリスティアの魔法で瞬間移動する二人・・・ -


第二幕へ

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