調教について

調教効果

まず調教について、下表に主な効果を示します。
馬なり調教に関しては、基本的に能力値に変化はありません。
またレースに出走すると、スピード、気性、根性値がUPします。(スタミナは上がりません。)
調教 強さ 効果 馬体重
ダート(ウッド) 強め スタミナUP -2kg
一杯 スタミナUP+気性UP -4kg
併せ スタミナUP+気性UP+根性UP -6kg
芝(坂路) 強め スピードUP -2kg
併せ スピードUP+気性UP+根性UP -6kg

デビュー前

デビュー前の調教というのは、その馬の基礎能力を固めるために、しっかりと調教を施す必要があります。
スピード値、根性値はレース出走によっても鍛えられますが、スタミナ値はレースに出走しても鍛えられません。
したがって、デビュー前はスタミナ調教を基本に鍛えていく必要があると思います。
スタミナを上げる調教は、ダート、ウッド、プールとありますが、基本的にダート調教強めが良いと思います。
強め一杯では上がるスタミナ値は全く同じです。(ただし、一杯のときは気性がUPします。)
したがって、馬体重が2kgしか減らないダート強め調教二日追いがデビュー前の基本と言えると思います。

馬の強さによって違いますが、このスタミナ調教をたくさん繰り返したほうがその馬の持つ本来のスタミナ能力に近づけることとなります。
では一体どのくらいやったほうが良いのか?

まずデビュー前の産駒の入厩時期についてですが、デビューOKを言われる時期は下表に示した通りです。
しかし、デビューOKを言われる前から入厩して調教をすることは可能なので、一月一週に入厩しても問題はありません。
したがって、一月一週に入厩してからデビュー戦を七月一週とした場合、その間二十四週が調教期間になると考えられます。
二十四週を全て二日追いで調教した場合、全部で四十八回調教が出来ることになります。
このうち三、四十回をスタミナ調教に当て(気性UP調教も適度に含める)、残りを併せ調教、スピード調教に当てるのが良いかと思います。
(今作では根性値が重要視されているようなので、デビュー前の併せ調教を増やした方が良いのかもしれません。)

今述べた方法はあくまでも一つのパターンなので、他にもっと良い調教方法もありますし、その馬にあった調教をすることが一番だと思います。

デビュー後

デビュー後の調教というのは、デビュー前と異なり、能力アップのための調教というよりは、調子合わせの調教が基本となります。
自分の使いたいレースに合わせて、調子をピークに持っていくのが狙いです。
併せ調教は調子を変化させやすいので、併せ調教を効果的に使いつつ、レースに併せていくのが良いと思います。
レースに使いながら、まだ伸びきっていない能力が見つかったら、その能力を重点的に鍛えていくのも良いと思います。

成長型による違い

成長型はデビューOKと言われる時期である程度見分けることが出来ます。
下表に、デビューOKと言われる時期をまとめました。
成長型 デビューOKコメント ピーク時期
超早熟 4月1週デビュー 3歳春 成長が早く最も早く能力が衰える。
早熟  4月1週デビュー 3歳秋 成長が早く能力の衰えも早い。
持続  4月1週デビュー 3歳秋〜 成長は早いが、なかなか衰えずに活躍する。
普通  4月1週デビュー 4歳春 最も一般的な成長型。
遅普通 4月2週〜6月1週 4歳秋 普通よりもやや成長が遅い。
晩成 6月2週〜9月1週 5歳春 成長が遅く、年をとってから開花する。
超晩成 9月1週〜4歳1月1週 5歳秋 成長が最も遅く、高齢になってから活躍する。
しかし、これは初期段階でのデビュー時期なので、屋内馬場を作った後では、どの馬もデビューが早くなってしまうため、見分けが非常にわかりづらくなったのがアドバンス版の特徴です。
上の表から言えることは、成長の早い馬ほど、調教できる期間が短くなり、その馬の能力を発揮させるのが難しくなるということです。
お任せ調教では能力を上げきれずにピークを超えてしまうこともあるかと思います。
まぁ、最強馬育成においてお任せ調教を利用する人も少ないと思いますが…。
成長が遅い馬ほど、ゆっくりと調教をすることが可能ですが、一杯調教したぶん、能力が高くなるというわけではありません。
その馬の能力の限界値というのは決まっているので、その能力に到達するだけです。
またピーク時期を完全に過ぎてしまうと、その後はレース出走のたびに能力値が下がっていってしまいます。

ベスト体重の見極め方

産駒には必ずその馬のベスト体重というものがあります。
そのベスト体重よりも重いとスピードが、軽いとスタミナが下がってしまいます。
したがって、その馬のベスト体重でレースに出走させることが、その馬の能力を最大限に発揮できるということになります。
下表にベスト体重との差による調教師のコメントを示します。
見分け方としては、ちょっと太いから毛ヅヤもガラっと〜を言われるようになってから、-8kgの体重というのがその馬のベスト体重です。
また産駒は成長していく中でベスト体重も変化します。
その場合は、だいぶ元気に〜から毛ヅヤもガラっと〜に変化する体重を確認することでベスト体重を見極めることができます。
ベスト体重との差 調教師コメント
+20kg   まだだいぶ重い〜
+10kg +18kg ちょっと太い〜
+0kg +8kg 毛ヅヤもガラッと〜
  -2kg だいぶ元気に〜



戻る