ZAPAnet的調教方法

1歳9月1週入厩

ダビスタPでは、1歳9月1週から入厩することができるようになっています。
この週からは、その馬の能力を確認できるコメントが出始めますが、本当に能力があってもコメントされないこともあるため、コメントだけに頼るのは少々危険です。
 
いつ入厩させるかは自由ですが、おまかせ厩舎に預けるのであれば、1歳9月1週に入厩させてしまった方が調教回数が多くなるため、競走馬の能力を引き出してくれるように感じます。(例えば2歳4月1週にデビューOKが出た場合、その3ヶ月後に初出走させることが多いため、おまかせ厩舎ではたった3ヶ月分の調教しかしてもらえません。それよりも1歳9月1週に入厩させてしまった方が、11ヶ月も調教してもらっているので、3ヶ月よりは鍛えられているだろうという理論です。)
 
おまかせ厩舎ではなく、自分で調教する場合は年明けデビューでも十分間に合いますが、1歳9月1週に入厩させた方が余裕を持って調教できます。
(ただし、デビューOKコメントが出るまでは調教をしなくても自然にスピード能力が上がっているので、初めのうちはスタミナ系調教から始めた方が良いかもしれません。)

デビュー前調教

デビュー前の調教では、まず始めにスタミナ調教、続いてスピード、根性、気性調教という流れが良いと思われます。
ここに本サイトでのデビュー前調教の一例を載せておきます。
(完璧な調教方法というわけではなく、故障しにくい方法での解説をしています)
 
1歳9月1週 入厩
1歳9月1週〜
 1歳11月4週くらい
ダート強め2日追い

毎週ダート強め2日追いをしてスタミナを鍛えていきます。
健康が普通以上の馬であれば、ダート強め2日追いではなかなか故障しません。
疲労がたまりやすいウッドよりもダートの方がオススメです。

故障が怖いようであれば、何週間かに一回調教を休んでも問題ありません。
9月1週に入厩しているため、余裕を持って調教することができます。
大体、ダート強めを20本かそれ以上こなしたら、ダート強め2日追い調教は終了です。
1歳12月1週〜
 2歳4月4週くらい

坂路併せ中心に、坂路強め、ダート一杯

スタミナ調教が終わった後は、スピード調教、根性調教、気性調教に移ります。
ダビスタPでは、根性も重要な要素を占めているため、併せ調教も多めに取り入れていきます。

基本は、坂路併せ調教です。
坂路併せでは、スピード、根性、気性がアップするため、この調教を基本に繰り返していきますが、体重が6kg減るため、毎週続けるのはツライものがあります。
体重が減りすぎないように、「だいぶ重い」〜「まだちょっと太い」コメントの間くらいで調教していき、体調コメントが出ない辺りで体重を推移させれば、体重が減りすぎる心配もなくなります。
基本は坂路併せで、体重が減ってきたら、坂路強めやダート一杯、調教休みなども使っていきます。
この方法で週一回調教していけば、故障することもなく2歳5月を迎えられるはずです。
(故障を恐れないのであれば、坂路強めと坂路併せの2回追いなども有効かもしれません)

2歳5月1週〜
 2歳6月4週
坂路併せ中心に、坂路強め、ダート一杯

調教自体は、それまでとほぼ同じですが、今度は馬体重をベスト体重近くまで絞っていき、調子を初出走時期に合わせていきます。
7月1週デビューの場合、遠征して体重が減ることを考慮して多少ベスト体重よりも多くしておきます。
2歳7月1週 or
 2歳7月2週
デビュー戦

G1級の競走馬を目指しているのであれば、2歳7月1週デビューを目指します。
このレースでは、強豪馬が揃うため、新馬戦の印の取り方を見ればG1でどの程度活躍できるかがある程度わかります。
新馬戦に勝てる強さであれば文句なしです。

強さ確認よりも、とにかくデビュー戦を勝ちたいのであれば「新馬戦」には出走せずに、いきなり7月2週の「未勝利戦」からデビューします。
新馬戦と違って、相手もかなり弱いので、能力の高い馬であれば十分勝ち負けできるはずです。


デビューした後は、下記デビュー後調教に続いていきます。

デビュー後調教

デビュー後の調教は、デビュー前の調教とは異なり、レース出走に合わせて調子を合わせることが目的となります。
スピード、根性、気性能力はレースに出るだけでアップしていくため、スタミナ系調教のダート強めやダート一杯で体重を合わせながら出走していけば大丈夫なはずです。
ウッドや坂路調教は、調子が変わりやすく疲労もたまりやすいため、ダート調教を基本とした方が安全です。

スピード能力が最大まで上がっている場合には、スピード調教をするとスタミナ能力が上がっていくという性質があるため、デビュー後はスピード調教のみにするという方法もありますが、故障には注意してください。

レース前追い切りの注意点

レース前の追い切りに坂路調教や坂路の2日追い調教などをすると、レース中の故障確率が上がってしまいます。
これは、坂路調教に疲労がたまりやすい効果があるためで、レース週に坂路調教をするおまかせ厩舎に故障が多いのも、これが原因となっています。
レース中に故障させないためにも、レース前追い切りはダート馬なりやダート強めで仕上げた方が安全と言えます。

デビュー戦は未勝利戦から

新馬戦にはG1級の競走馬が揃うため、G1級の能力がないと新馬戦を勝つことができません。
デビュー戦から勝ちたいのであれば「新馬戦」には出走せずに、いきなり「未勝利戦」からデビューさせた方が勝率が格段にアップします。
新馬戦と違って、相手もかなり弱いので、能力の高い馬であれば十分勝ち負けできるはずです。

能力確認は新馬戦で

勝ち負けにこだわるのであれば、デビュー戦は未勝利戦から出した方が効率的ですが、G1級の競走馬を目指しているのであれば、新馬戦に出走させて印の取り方を見ればG1でどの程度活躍できるかがある程度わかります。
デビュー前調教をしっかりとこなして、新馬戦で一つも印が取れないような馬ではなかなか殿堂入りできるような競走馬には育ちません。

戦法は差し

ダビスタPでは、ゴール前の直線でたった1頭になってしまうと、急激にスタミナを消費してバテてしまいます。
ある程度能力の高い馬だと、直線ですぐに先頭に立ててしまうため、バテる確率も上がってしまいます。
そうならないためにも、戦法は基本的に差しにしておいた方が安全です。
ただし差しの場合、スタートダッシュが良すぎると戦法が「逃げ」になってしまったり、気性が悪いと前に行ってしまいます。
また、能力が高すぎる馬の場合、「差し」にしておいても早めに先頭に立ちすぎてしまうことがあります。
殿堂入りできるようなスピード能力を持っていて、かつスタミナはそれほどでもない馬の場合、「差し」よりも「追い込み」の方が安全になってきます。

調子を変える方法

ダビスタPでは、調子を一気に変える方法として以下の三つが考えられます。

 

1.放牧に出す
2.坂路馬なり二日追い
3.藤枝マジック
 

1.の放牧に出すは、放牧に出すことで調子をリセットする方法です。
スタミナがスタミナ調教4回分ダウンしてしまうので、その点は要注意です。

2.坂路馬なり二日追いは、その名の通り「坂路馬なり」調教を二日追いします。
坂路調教はダートや芝よりも調子が変わりやすく、スピード能力も少し上がり、体重も減らないため、調子を変えたいときにこの方法を取ると調子が変わりやすくなります。
ウッド馬なり二日追いでも調子は変わりやすくなっていますが、能力アップは望めないので坂路の方がおすすめです。

3.の藤枝マジックはダビスタシリーズの伝統で、藤枝厩舎のお任せ調教(通常メニュー)にしていると、
「このところ…」→「少しずつ…」
に調子が変わるのが驚異的に早いという裏技です。
厩舎によっては、「このところ…」→「少しずつ…」になるまでに1ヶ月以上かかる厩舎もあるので、場合によってはたった1週間で調子を上向きにさせてしまう藤枝厩舎は驚異的です。
したがって、自分で牡馬を調教する場合には、とりあえず藤枝厩舎に預けて自分で調教して、調子が落ちてきたら藤枝厩舎のお任せ調教(通常メニュー)に変更して調子を上向かせてもらうというのが、ダビスタの王道テクニックです。


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