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編集家たけくさまさんの考える著作権と転載

2006年09月09日 雑記
真性引き篭もりさんのWEB上で拾った画像を盗みまくってブログを書いているたけくまが著作権を語っているのを見る度に虫唾が走る。のエントリーの中で、
たけくまはWEB上で拾った画像、より正確に言うとWEB上で盗んだ画像を自らのブログに貼りまくり、問答無用極悪非道の糞ブログというものを書きつづけているのではないか、という疑惑である。
と書かれていました。
もしかしたら、たけくまさんは正式に許可を取っているかもしれないが、盗んだ画像を勝手に転載しているのではないかという疑惑です。

それに対して、上記エントリーのコメントフォームにたけくまさん直々にコメントがありました。(もちろん、たけくまさんを語っている偽の人物の可能性もありますが…)
コメント部分から一部引用します。
非常に熱心にお調べになりましたね。ご指摘の部分は、たしかに断らずに転載したものです。

私自らそう認めているのですから、ひとつこのブログだけでなしに、「転載元」すべてにメールを出して教えてあげては
いかがでしょうか。

「転載元」がなんらかの具体的リアクションをとるようなら、私も対応を考えます。
たけくまさん自ら「転載」したことを認めました。
その上で、転載元に知らせて何か文句があった場合のみ対応すると書かれています。(自ら「転載」と書いたため、「引用」ではないでしょう)

転載元が文句言わなければ、いくらでも転載する

という考え方みたいです。
正直、驚きました。

たけくまメモ「盗作」と「合法的盗作」というエントリーがあるわけですが、このエントリーの中で
どうせパクルなら、もっとうまくやればいいのに。と言いたい。
と書かれています。
たけくまメモでの画像の転載は、うまくパクったということでしょうか。

また、このエントリーの最後には、
才能は枯渇する。これはもう、人間は歳をとるからどうしようもない。どんな才気走った人でも、いつかはその時が来るわけですよ。そういうときに、どういう態度をとることができるかで、その作家の人間が問われるのではないかと思うわけです。いやまったく、他人事ではありませんね。
と書かれています。



今回のコメントで、たけくまさんの人間が見事に問われたような気がします。





最後に、竹熊 健太郎さんをよく知らない方のために、著書などを紹介しておきます。
サルまん 21世紀愛蔵版 上巻 マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談 ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談
 
チャイルド・プラネット サルまん―サルでも描けるまんが教室 私とハルマゲドン


写真で見るところの↓この人です。





(ちなみに、このエントリの画像はアマゾンの規約に沿って利用しています)


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