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[作ろう!iアプリ]5.RPGツクールでiアプリを制作する

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2006年04月17日 カテゴリ:作ろう!iアプリ
iアプリシリーズの記事を書いていたところ、今日4月17日にiアプリ対応RPGを制作できる“RPGツクール”を無償公開という情報が流れました。

ちょうど自分もiアプリを作っているところなので、試してみない手はありません。
試しにダウンロードして作ってみたアプリが下の画像になります。


↑こんな感じになりました↑


そこで、[作ろう!iアプリ]シリーズの第五回目は「RPGツクールでiアプリを制作する」として、RPGツクール for mobileを使ったiアプリ対応RPGを制作する方法を簡単に解説してみます。


まず、ニュースサイトの紹介記事から。
「RPGツクール」がiモードに登場
窓の杜 - 【NEWS】エンターブレイン、iアプリ対応RPGを制作できる“RPGツクール”を無償公開
続いて、公式サイトへのリンク紹介。
ツクールweb - RPGツクール for Mobile
上記サイトを一通り読めば大体わかると思いますが、まずは
ダウンロードとインストールの手順
を読んで、RPGツクール for mobileをダウンロードします。
DojaとJava環境がそろっていないのであれば、
作ろうiモードコンテンツ | サービス・機能 | NTTドコモ
からDoJa-3.5プロファイル向けiアプリ作成ツールをダウンロードしてインストールします。
対応Dojaのバージョンは最新版の4.1ではなく、3.5となっている点に注意が必要です。
また、このDoja3.5にはJ2SE1.3.1が推奨されていますが、RPGツクール for mobileの環境ではJ2SE1.4.2が必要と書かれています。
うまく動かないようであれば、きちんとバージョンを合わせる必要が出てきそうです。(今のところ、うちのPCのDoja4.0、J2SE1.3.1の環境でも普通に動いています)

rpg_mobile_setup.lzhをダウンロードしたら、これを解凍してインストールします。
インストール後の起動で設定しないといけないのは、メニューバーのゲーム>オプションのところでDojaのパスを設定するところです。
C:\iDKDoJa3.5\bin\doja.exe
を設定する必要があります。(インストール場所が違う場合には、各自変更する)

Dojaのパス設定が終わったらいよいよRPGを作っていきます。
メニューバーのプロジェクト>新規プロジェクトの作成を選び、
フォルダー名とタイトル名を入力してOKボタンを押します。

ここで、メニューバーに
残り324197/容量409600
と書かれているのが目に入ります。
新規にプロジェクトを作ったばかりなのに、残り容量が減っていることを疑問に感じてjamファイルを調べてみることにしました。
C:\Program Files\Enterbrain\RPGツクール for mobile\project000\emu\bin
の中にiアプリ実行に必要なjarファイルとjamファイルが入っているので、jamファイルをテキストエディタで開いてみます。
PackageURL = RPGa.jar
AppSize = 68774
AppName = RPGα
AppVer = 0.0
AppClass = Main
SPsize = 409600
UseNetwork = http
LastModified = Mon, 27 Mar 2006 22:47:15
ProfileVer = DoJa-3.5
ConfigurationVer = CLDC-1.0
AppParam = 0
上記のようになっていました。
このアプリ自体のファイルサイズは68774バイトで、2006年3月27日にDoja3.5向けに作られていることがわかります。
SPsize = 409600
のところから、このアプリが使えるスクラッチパッドのサイズが400Kバイトであることがわかりました。
900iシリーズのiアプリで利用できる限界の400Kバイトが設定されています。
RPGツクール for mobileで作ったオリジナルのデータは全てスクラッチパッドに保存されるということですね。


さて、この後は地道にオリジナルのRPGを作っていくだけです。
左下のプロジェクトフォルダの下にUnitファイルがあるので、ここに新たなUnitとマップファイルを作成していきます。
一つのUnitには一つのマップチップファイルしか設定できないので、場面によってUnitフォルダを追加していきます。
例えば、
ワールドマップ(平地系)用のユニット
ワールドマップ(砂漠系)用のユニット
ワールドマップ(雪国系)用のユニット
街用のユニット
村用のユニット
城用のユニット
といった感じに用意していく必要があります。
そしてそのユニットの中にマップを作っていきます。
例えば、街用のユニットフォルダの下に
始まりの街
二番目の街
三番目の街
といった具合にマップを作ります。
マップファイルには、
モンスターエンカウント率
マップサイズ
BGM
などを設定できます。
ワールドマップなどは大きめのマップサイズで、街などはある程度小さい方が作る側もプレイする側も楽だと思います。
そして、マップ編集モードからオリジナルのマップを作り、イベント編集モードでイベントを作っていきます。
マップの入り口、出口にイベントを作り「場所移動設定」をすることで、他のマップへと移動することができるようになります。

マップの作り方がわかったら、あとはキャラクター、モンスター、音楽の設定などをしていきます。
キャラクターの名前などに困った時は、キャラクターネームメーカーなどを使うと便利です。
これらは全てオリジナルのファイルをインポートすることができます。

冒険開始位置を決めるには、メニューバーのツール>ステータスエディタ>システムから、パーティー初期位置を設定します。

そして、実際に作ったオリジナルRPGをiアプリのエミュレータ上で動かしてみます。
メニューバーのゲーム>コンバートを選びSAVEデータ新規作成を選びコンバートボタンを押します。
成功すると、WriteIApp Result OKと表示され、Dojaを起動しますか?と聞かれるので「はい」を選びます。
するとエミュレータが起動し、オリジナルRPGのタイトル画面が表示されます。
「新規」を選び、自分のRPGが始まれば完成です。




↑こんな感じの画面が表示されます↑


完成したオリジナルiアプリRPGは、株式会社エンターブレインに投稿することで、他の人にも自分のアプリを遊んでもらえるようになります。
現在のところ、毎月オリジナルアプリを受け付けているようで、投稿した次の月に審査され、審査に合格するとその翌月から公式サイトで配布されるようです。
金賞を受賞すると、なんと1万円の賞金ももらえるようです。
詳しくは→作品投稿の方法をご覧ください。

自分も時間を見つけて、オリジナルRPGを作ってみようと思います。