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マグナカルタクリアしました!

2004年11月26日 ゲーム全般
11月11日発売のマグナカルタ
11月27日発売のドラクエ8

間はたったの16日。
本当は9月30日発売に合わせてPlayStation.comで予約したはずなのに、発売延期でこのような事態になってしまいました。

一般的なRPGなら30?40時間でクリアを迎えられるはず。
まさか、ドラクエ7の時のように70時間はかからないはず。
(人によっては、100時間以上かかってるみたいでしたけど)

 きっと、クリアできる!

そう信じて進めてきた奥義覚醒RPGマグナカルタ

いやぁ、途中は焦りました。
30時間プレイしてまだ最後が見えてこなかった時は、どうしようかと思いました。
このままだとドラクエ8発売に合わせてマグナカルタをクリアするという作戦が崩れ去るので、ちょっとペースアップしました。


 結果:45時間でクリア!


ギリギリでした。。
このZAPAブロ?グも三日程さぼってマグナカルタ進めていましたから。
予想以上にストーリーが長くてビックリ。
途中いろいろな出来事があって…。
辛いこともたくさんありましたが、無事エンディングを迎えることが出来ました。
(それでも、まだ道場で全キャラクター分の流派をGETしていなかったり、呪符を全部作っていなかったりしますが)


特にストーリーが素晴らしかったです。
RPGによくある魔王VS勇者みたいな、主人公が一方的にモンスターを惨殺する設定ではないのが良いところです。
一番ビックリするところ言えば、当初の目的である
敵方の王

 カワイイ

ところです。(25歳の女王)
民のために必死に頑張る姿は感動ものです。


 自分は誰のために戦っているのか?
 何のために戦っているのか?


だんだんわからなくなってきます。

ストーリー的にも過去の記憶や仲間関係にたくさん伏線が張ってあります。
様々な謎が、ゲームを進めることによって明かされていきます。
(ちょっとでもストーリーのことを話すと、それが全てネタバレになってしまうので、ここでは控えておきます)
恋愛関係も豊富で、主人公とヒロイン以外にも、
 ・恋人(巫女)を戦争で失った男
 ・恋人(隊長)を戦争で失った女
 ・女性にはひたすら優しい男
 ・亭主に逃げられてしまった人妻
 ・十年以上も前から片思いだった女
 ・四天王に片思いの四天王

などなど、たくさんの関係があります。
このうち、どの想いが通じたのかも見所です。


そして、世界観とキャラクターに惹かれて購入を決意したマグナカルタですが(マグナカルタ攻略が熱い!参照)、予想以上にストーリーが魅力的でした。

火曜飛さんの主題歌フライ・アゲインも良くて、音楽もまずまずで、世界観、キャラクター、ストーリーが文句なしで。


では、マグナカルタは最高の作品だったかというと…


戦闘が…。
RPGの肝である戦闘のテンポが悪くて、ゲームそのものをぶち壊しにしかねない感じです。
(戦闘については、マグナカルタはFFのパクリか?参照)

ストーリーが気になるから、さっさと先に進みたいのに、戦闘がだるくて…。
戦闘のテンポさえ良ければ、良作間違い無しだったんですが…。

さらには、VOICEシーンが少なすぎ!です。

肝心なところで、声が無くなって文字だけになってしまったり、大して重要そうでも無さそうなところが声付きだったり…。
全てVOICEありにして欲しかったところです。
ロード時間も長く、視点が勝手に切り替わってかなり歩きにくかったりと、いろいろ問題有りです。

この辺は、韓国で開発しているSOFTMAXの問題ではなく、日本向けにPS2で開発した時に発生した問題だと思うので、バンプレストに何とかしてもらいたかったですね。
SOFTMAXはテイルズウィーバーや元祖マグナカルタなどのPC向けゲームを開発している会社です。ロードの問題や日本向けVOICEとかは無関係です。)

あとは、アスタルというキャラクターの設定が公式HPに載っている内容と違っているような気がするのもどうかと思います。


実は欠点もいっぱいあるマグナカルタですが、
個人的には楽しめたので満足です。

そのうち値崩れして、安くなると思うので、時間が余っていて暇な人にはオススメな作品です。

50年前の八英雄の話をメインとして、マグナカルタ2も発売されそうな雰囲気も残されています。
大陸は同じはずなので、マップを全て使い回せば、結構楽に開発できそうです。
今回の欠点を直した次回作にも期待しています。


最後に…
マグナカルタありがとう。