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Amazon Kindle Paperwhite レビュー

2016年07月21日 iPhone・iPad・Android
Amazon Kindle Paperwhite


今年2月に購入したAmazonの電子ペーパータイプタブレットKindle Paperwhite。

購入した後、何度かKindle Paperwhiteの激安セールが開催されていてちょっと悲しいのですが、去年購入したAmazon Kindle Fire HDX 7 タブレット レビューに続き、電子ペーパータイプの方もレビューしておきます。

Kindle Paperwhiteを購入した理由は、Kindleで購入したコミックが大量に増えてきて、目の疲れない電子ペーパー端末でも読んでみたいなと思ったからです。

電子ペーパー端末、一番の特徴は、液晶画面のように発光しないということ!普通の紙と同じように見えて、画面が発光しません。周りの明かりを反射して画面が見えます。よって、液晶画面では見づらくなる太陽光の下でも余裕で見えますし、室内の照明の下でも普通に見えます。ただ、画面自体が発光しないので、暗闇では見えません。

Kindle Paperwhiteの場合、フロントライトも付いているので、フロントライトを付ければ、暗闇でも見えます。これは、ON/OFF、明るさ切り替えができるので、必要ないならライトを消すこともできます。
Amazon Kindle Paperwhite


さて、これがKindle Paperwhiteのパッケージ!
Amazon Kindle Paperwhite


オープン!
Amazon Kindle Paperwhite


充電用のMicro USBケーブルが同梱されています。
Amazon Kindle Paperwhite


簡単な説明書。
Amazon Kindle Paperwhite


Kindle Paperwhite本体。6インチです。
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下部に電源ボタンとマイクロUSBポートがあります。背面に電源ボタンがあるKindle Fire HDX 7と比較して、この場所に電源ボタンがあるのはわかりやすいです。
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裏側。ツヤがあるわけでもないのに、意外と指紋は目立ちます。
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iPhone5とのサイズ比較。
Amazon Kindle Paperwhite


Kindle Fire HDX 7とのサイズ比較。Kindle Fire HDX 7は前面がガラスで平らですが、Paperwhiteは画面のところがくぼんでいます。
Amazon Kindle Paperwhite


重さは204グラム。軽いです。
Amazon Kindle Paperwhite


フロントライトを消した状態。液晶と違って画面が発光しないので、目が全く疲れません!目への優しさは最強クラスです。ただ、枠と表示部分にくぼみがあって、端に少し影ができてしまうのは残念です。
Amazon Kindle Paperwhite


フロントライトを最高の明るさにして光らせた状態。かなり明るくなります。そして、くぼみのところの影が消えます!
Amazon Kindle Paperwhite

Amazon Kindle Paperwhite を使ってみて

Kindle Paperwhiteを使ってみて、期待以上だった部分と期待以下だった部分といろいろあります。

残念だったのは、この電子ペーパータイプのKindle、6インチしかないんですね。小説を読むなら6インチで十分ですが、コミックを読むには7〜8インチが最適です。6インチしかないので仕方なく6インチのKindle Paperwhiteを買いましたが、やっぱりちょっと画面が小さいです。もっと大きい画面のも発売して欲しいです。

また、白黒の階調性が足りないのか、Kindle Fire HDX 7で読む場合と比べて、Kindle Paperwhiteだと漫画の絵が潰れて見える部分があります。Kindle Paperwhiteは、安いKindleの167ppiから300ppiまで解像度が上がっているのですが、それでもまだ完璧ではありません。だから、完全にきれいに漫画を読もうとなると、Paperwhiteではなく、他の端末で読むことになります。

良かったのは、やはり電子ペーパーなので、目が疲れないこと。そして「ライトなんて別にいらないのでは?」と思っていたのに、いざ付いていたら、やっぱり便利でした。画面にくぼみがあるので、影を消すためにもフロントライトは有効です。液晶画面と比べて、フロントライトくらいならたいして目が疲れないというのも発見でした。また、フロントライトがあることによって、仰向けでも読めるというのも良いです。

そして、圧倒的な軽さ。204グラムはとても軽いです。バッテリーの持ちも良く、持ち運びにも最適です。自分が読書家だったら、このKindle Paperwhiteに小説をたくさん入れて読むのに…と思ったりするのですが、残念ながら小説はめったに読みませんので…。「十二国記でも全巻電子書籍で揃えようかな!」とか思っても、Amazonで電子書籍化されていませんし…。

それから、電子書籍なので、「ページ送りのリフレッシュが遅いけど慣れるの?」と疑問だった部分は、意外と慣れました。漫画一冊読むのに200回くらいページ送りするので、意外と慣れますね。ただ、リフレッシュの遅さは、リストから漫画を選んでダウンロードするときにものすごく不便です。購入済みの目当ての漫画が見つからず、なかなかダウンロードできません。液晶タイプのタブレットだったら、「スルーっ」と画面をスクロールしてすぐなのですが、電子ペーパータイプではそれができません。

ストレージ容量の4GBについては、奮発して買ったKindle Fire HDX 7の32GBでも足りなかったので、もはやどうでも良いです。「ダウンロード→読む→消す」という繰り返しに慣れたので、数冊ダウンロードできる容量さえあれば問題ありません。


ということで、Kindle Paperwhiteの雑感としては、画面サイズと階調性の問題から、「本気で漫画を読むなら他のタブレット」ということになってしまっています。目が疲れないので、たまには使っていますけど。もう少し画面サイズを大きくして、階調性の高いコミック用の電子ペーパータイプKindle端末の発売が望まれます。