ZAPAブログ2.0

説明書は、嬉しい日本語解説。「スマートフォン、タブレット、PSP等」に対応と書いてあります。PSPに言及してある海外製モバイルバッテリーは珍しい気がします。



microUSBケーブルはやや太めで、しっかりとしたケーブルです。「EasyACC」と刻印してあるので、間違えにくくて良いです。



本体のサイドに、小さな電源ボタンがあります。その上に4つの残量インジケーターがあり、ライトの点灯具合で残量をチェックできるようになっています。



逆サイドには、Micro USBポートがあります。ここから充電します。2V入力対応なので、対応しているUSB用ACアダプタから充電すれば、充電スピードも速くなります。



ここに2つのUSB出力ポートとLEDフラッシュライト。10000mAhもあるモバイルバッテリーなのに、その薄さがわかるかと思います。



LEDフラッシュライトを点灯させてみました。電源ボタンをダブルクリックで点きます。薄型のため、それほど大きな発光部分ではありませんが、容量が多いので長持ちしそうです。



一応、後面と…



前面。左上の主張をしすぎないEasyAccという刻印が良い感じです。



こちら側から見るとボタン類が何も見えなくてスッキリしたデザインです。シックな落ち着いたデザインで好きです。



重さを量ってみました。大容量10000mAhで、なんと227グラム！持ってみる前は、「10000mAhか、ズッシリ来るんだろうな…」と心配していました。持ってみて、「ズッシリ来ない！」とすぐ驚きました。外装が金属ではなく樹脂なので、ズッシリ感が緩和され、そして薄型で平べったいのであまり重さを感じません。今までの10000mAhモバイルバッテリーは、「これを常時持ち歩くのはちょっと…」という感じだったのですが、これくらいなら十分持ち歩ける重さです。



スマホを充電してみました。最大2.4Aの出力性能を誇っているだけあって、1.49Aでスマホを充電できました。



3500mAhバッテリー搭載スマホの残量を5％まで減らして、充電時間を計測してみました。

充電時間	残量
開始前	5％
10分後	14％
25分後	25％
60分後	52％
90分後	75％
120分後	91％

10分で9％、25分で20％、1時間で47％程度充電できました。大体1時間で1650mAh程度充電できたようです。出力が1Aにしか対応していないモバイルバッテリーに比べると、かなり速いです。2時間の充電後、モバイルバッテリーの残量ランプを確認すると、4つから2つに減っていました。このスマホだと、2回弱満充電できそうです。iPhone5クラスなら、4〜5回満充電できるはずです。


より高電流な入力に対応しているAmazon Kindle Fire HDX 7を充電してみました。1.76Aで、かなり高速に充電できました。試しに、スマホとタブレットを同時に充電してみたところ、1.76Aまでは出なくなりました。合計で2.4Aなので当然ですね。インテリジェント電源管理ICというのが搭載されているらしく、過充電の心配はないそうです。



ということで、EasyAcc PB10000CFは、薄く平べったく、ズッシリ来ない大容量10000mAhモバイルバッテリーでした。今まで、「10000mAhは重すぎる…！」と感じていた人も、この重さと薄さなら納得できるのではないかと思います。自分は、今まで使っていた10000mAhモバイルバッテリーの重さが280〜290g程度あったので、この227gはすごく軽く感じます。5000〜6000Ahモバイルバッテリーを持ち出さずに、こちらの10000mAhモバイルバッテリーを持ち出す機会も増えそうです。