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【PR】スマホより縦横のサイズが小さい、Aukey Bluetoothスピーカー BT013 レビュー

2014年12月28日 音楽
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


Aukeyさんから、またまたポータブルBluetoothスピーカー ワイヤレススピーカーをいただきました。先月の【PR】AukeyポータブルBluetoothスピーカーBT023レビューに引き続きレビューします。今回いただいたのは、BT023の姉妹機BT013です。 前回のBT023と比べて、今回のBT013はよりコンパクト。コンパクトなスピーカーの常として、音がこもっていたり、低音が出なかったり、変な音だったり、小ささが災いして音質が良くないことが多々あります。今回のスピーカーは前回よりも小さく、音は良くないのだろうなぁと、あまり期待しないで聴いてみたら、意外や意外!


ということで、まずはBT013の外観からチェックしてみます。これがBT013の箱です。Amazonから送られてきました。箱もコンパクトです。箱の小ささに、「あ〜、これでは期待できないかな…」と開ける前には感じたものです。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


箱を開けてみました。エコパッケージです。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


内容は、Bluetoothスピーカー本体、MicroUSBケーブル、ステレオミニケーブル、ポーチ、取扱説明書です。説明書は、残念ながら日本語表記はなく、英語やフランス語などで理解する必要があります。ポーチ付きなところが「モバイル」感を醸し出しています。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


本体の横に、前/後スキップボタン、再生/一時停止ボタンなどがあります。ここから操作しなくても、ペアリングしたスマホ側からすべて操作できます。ワイヤレスなBluetoothスピーカーの良いところです。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


本体後ろ側にOFF/ONボタン、AUX端子、DC5V端子(micro USB)があります。背面のシール右上部分がちょっと剥がれかかっていたのが気になりました。本体底部には滑り止めがあり、スピーカーの安定化に貢献しています。ワイヤレスだけではなく、付属のオーディオケーブルを使って、直接音楽を流すこともできます。DC5Vは付属のマイクロUSBケーブルを使って充電するための端子です。バッテリー容量は、800mAh。2時間充電して、公称で8時間持つようです。足りなくなったら、モバイルバッテリーから給電すれば問題ありません。たった800mAhで8時間持つので、3000mAhクラスの小型モバイルバッテリーを追加で一つ持っていれば、合わせて丸一日24時間は持つ計算です。モバイルバッテリーについては、下記記事も参考にしてみてください。 Aukey Bluetoothスピーカー BT013


以上の写真だと、このスピーカーのコンパクトさがうまく伝わりません。わかりやすいように、スマホとスピーカーを並べてみました。横幅はスマホの縦幅よりも小さいです。奥行きもスマホの横幅よりも小さく、スピーカーの上にスマホを載せると、スピーカー本体が完全に隠れます。かなり小さいスピーカーです。上面はテカテカのブラックで、指紋や汚れが気になりそうなタイプです。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


重さを量ってみました。283g。十分持ち運べる重さです。コンパクトで軽いBluetoothスピーカー。さて、問題は音質ですね。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013

BT013で音楽再生

BT013で音楽再生するために、まずはスマホとペアリングしてみました。スピーカーの電源を入れ、スマホ側からBluetooth機器を検索すれば、BT013が見つかります。ここでBT013を選択すれば、ペアリング完了です。次回からは、BT013の電源を入れれば、自動的にスマホとペアリングされます。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


Bluetoothスピーカーの電源を入れたときの難点として、前回のBT023と同様、電源ON時に大きな音が鳴ります。接続完了時等にも鳴ります。これは仕方ないのかもしれませんが、もっと小さい音だと良かったです。

さて、前回はiPhoneでBluetoothスピーカーと接続しました。今回はAndroidで接続しました。Androidから接続すると、「SCMS-T非対応」と表示されました。Androidだと、こういう表示も出てくるのですね。音楽を聴くだけなら、非対応でも問題ないです。
Aukey Bluetoothスピーカー BT013


さて、音質はというと…!

「驚いた」というのが正直な感想です。スピーカー本体が小さいので、低音が出ないとか薄っぺらい音になるとか、そういう良くない音質を想像していました。ところが、音楽を再生してみると、全く予想と違う音でした。

厚みと温もりのある音。

小型ながら、低音はなかなか厚みのある低音で(ズンズン響くほどの低音ではありません)、ボーカル音も良く聞こえます。高音は控えめです。こもり感は多少あってクリア感はそれほど高くありませんが、温もりのある音で、聴いていて疲れないタイプです。予想と違って、薄っぺらい音ではありません。バスレフ構造の2つの3Wスピーカーが、この音質を演出しているのだとおもわれます(説明書には3W*2と書いてありますが、ステレオにはなっていないと思います)。強調のない自然なバランス音で、特にボーカル音が聞きやすくて良いです。

横長のBT023と聞き比べてみると、あちらの方がクリア感に挑戦していて、もう少し尖った音です。こちらのBT013はクリア感よりも丸みのある音で、優しい感じの音です。スピーカーのサイズ感からして、BT013の方が音が悪いかと思っていたのに、それぞれ個性がありました。どちらが好きかは好みの範囲だと思います。「小さいからダメ」ということは全然なかったです。ステレオ感やクリア感はBT023の方が上で、コンパクトさや温もりならBT013の方です。

スピーカー本体がコンパクトなので、外に持ち出さなくても、家の中で移動させながら使うのにも適しています。枕元、台所、リビング、トイレなど、スマホとスピーカーだけ持って行けば、いつでもどこでも音楽を再生できます。

あと、操作性の面では、基本的にはスマホ側から操作できます。本体から操作する場合は、曲の前後スキップの長押しが音量調整に対応しています。少しわかりづらいので覚えておく必要があります。大音量が必要な場合は、スピーカー側で音量MAXにしてから、スマホ側も音量MAXにすると良いです。また、再生・停止の長押しがペアリングのやり直しに対応しているようです。気付きにくいところでは、マイクも内蔵していて、ハンズフリー通話にも対応しています。

Androidの後、iPhoneでも接続しようとしたら、うまく接続できなくて困りました。なぜかと考えたら、このスピーカーはマルチペアリングに対応していないからでした。電源を入れると自動的に先にAndroidの方に接続してしまうので、もうiPhoneには接続できませんでした。Androidとの接続を切ってからiPhoneにつないだところ、正常にペアリングできました。2台の音楽機器から使い分ける場合は、注意が必要です。


ということで、Aukey Bluetoothスピーカー BT013は、コンパクトながらも温もりのある音を鳴らしてくれるスピーカーでした。前回のBT023とどちらが良いかというと、ステレオ感、クリア感、音の細かさ広さなどでは、BT023の方が上です。BT013はモノラルでストレートに厚みのある音楽が流れてくるので、ボーカル音などが聞きやすくて良いです。「音質」という評価だけなら、音の傾向性に違いはあるものの、BT023の方が上だと思います。BT013はポーチも付いていてよりコンパクトなので、携行性を重視するならBT013の方が上です。選ぶ際には、前回の記事と合わせて参考にしてみてください。