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【原因は?】α7IIのバッテリーの持ちは悪いのか

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2014年12月12日 カテゴリ:カメラ・写真
ILCE-7M2


【レビュー】ソニーα7 II買っちゃった!に書いて気になっていた、ソニー α7IIのバッテリーの持ち。祝☆ソニーα7発売一周年レビューに書いたように、NEX-7とα7のバッテリーの持ちは以下の通りでした。

  公称のバッテリーの持ち 実使用でのバッテリーの持ち
NEX-7 約350枚 約700枚
α7 約270枚 約500枚
 α7II 約270枚 ???

バッテリーの持ちというのは、設定や個人の使い方によって大きく異なります。上で「実使用でのバッテリーの持ち」と書いたのは、自分の使い方で短時間にバッテリーを使い切った場合の撮影可能枚数です。NEX-7、α7ともに、公称値よりも2倍近く(時には2倍以上)バッテリーは持ちます。なぜ公称値よりもバッテリーが持つかというと、これはCIPAのテスト基準が厳しいからです。CIPA基準では、「30秒ごとに1回撮影」、「10回に一度、電源を入/切する」というルールでテストされます。30秒ごとに1回撮影ということは、その間液晶画面はずっと付いていてCPUもバックライトも動作し続けていますし、10回に一度、電源をON/OFFしたら、そのたびにバッテリーを消費します。自分の使い方では、これより緩い条件で撮影できているために、公称値よりもバッテリーが長持ちしています。

さて、α7の後継機であるα7IIも、初代α7同様、約500枚のバッテリー持ちを期待していました。α7IIもα7もNEX-7も「ソニー リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50」を利用するというところは同じです。

しかしその期待は…

α7IIではボディ内手振れ補正機構を搭載しバッテリー消費が増大したのか、実際にテスト撮影していたら、初代α7では考えられないほど早くバッテリー交換マークが出ました。「ボディ内手振れ補正機構を搭載しているとこんなにもバッテリー切れが早いのか」と思いました。そういえば設定で「プリAF」をOFFにしていなかったということに気付き、これをOFFにして撮影に出かけました(プリAFがONだと、勝手にAFが動いてバッテリーが消耗します)。今度は500枚近く撮れるだろうと。

結果…

わずか300枚程度でバッテリー交換表示が出ました。

「えー…」という驚き。わずか300枚。今まで500枚撮影可能だったのに、同じような使い方で新しい機種は300枚。バッテリーの持ちが40%くらい悪くなっていました。撮影可能枚数が少なくなると、大事なときにバッテリー切れを起こして、シャッターチャンスを逃す可能性が出てきます。これは残念な仕様です。その後、「あ、そういえば、RAW+JPEGで撮影していた」ということに気付きました。まだRAW現像ソフトがα7IIに対応していないため、RAWのみではなく、RAW+JPEGで撮影していました。メモリーカードへの書き込み時間が増えたせいで、バッテリーの持ちが悪くなったのかもしれない。と、少し希望が持てました。

満タンのバッテリーを入れ、とりあえずRAW+JPEGでゆっくり撮影し、2日目。早くもバッテリー交換表示がでました!撮影枚数を確認すると、まだ200枚にも達していません!早すぎる!

ここで一つの疑問が思い浮かびました。「バッテリー交換マークが出てから、どれくらいの枚数を撮影できるのだろう」と。あまりにも急にバッテリー交換マークが表示されて疑問に思いました。バッテリー交換マークが表示されると、残量「○%」と表示されないため、残りどれくらい撮れるのか全くわかりません。説明書を読むと、バッテリー残量を確認するには「残量表示マークと%表示で確認してください」と書かれています。バッテリー交換マークが表示されると(下のマークの一番右)、その%表示が消えてしまうので、残量が全然わかりません。

ILCE-7M2

撮影中にいきなりシャッターが切れてしまうのは嫌なので、その場では別のバッテリーに交換しました。家に帰ったら、残り何枚撮影できるのか実験してみようかと。

家に帰って、バッテリー交換マークが表示されたバッテリーに入れ替えてビックリ。

残量「52%」!

「バッテリーが空だからバッテリー交換しろ」と表示されたはずのバッテリーの残量が52%もありました。半分以上残っています。

これで、α7IIのバッテリーが持たない原因がわかったような気がしました。バッテリーが持たないのではなく、バッテリー残量表示がおかしいです。バッテリー交換マークが出たら、あと10枚も撮影すれば完全に空になるだろうと、バッテリーを交換していました。実はもっとたくさん撮れた可能性があります。

バッテリーは、怪しい互換品ではなく、今まで使っていたソニー純正のNP-FW50です。次はα7II同梱の新しいNP-FW50で試してみます。これでまたバッテリー残量表示がおかしくなって再現性があったら、早くもα7IIの点検修理行きです。初期ロットは怖いですね。


追記:新しいバッテリーの方(α7II同梱の方)は、まだ特に問題は起きていません。古い方は何度でも再現します。バッテリーの型番は同じなのに、デザインは違うので、もしかしたら特性が違うのかもしれません。