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富士フイルムX-T1レビュー2-ソニーα7と比較

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2014年09月15日 カテゴリ:カメラ・写真
X-T1とα7


現在お借りしている富士フイルムX-T1をソニーα7と比較してみました。まずはボディ前面から。様々なサイズやデザイン豊富なミラーレス一眼というカテゴリでありながら、グリップ、光軸上にEVF、内蔵フラッシュなし、豊富なダイヤル類を備えているという点では、全く同じ両機種です。
X-T1とα7


上から見た状態。右手で操作する前後のダイヤルを備えている点は全く同じで、露出補正ダイヤル付きな点も同じです。一方、モードダイヤルはα7のみ搭載され、X-T1には代わりにシャッタースピードダイヤルとISO感度ダイヤルが付いています。露出補正ダイヤルについては、X-T1の方が大きく、前回の富士フイルムX-T1レビュー1-ファーストインプレッションにも書いたように、大きさがあだとなってか、不意に回ってしまうことがあります。α7の方は、勝手に回ってしまうようなことは少なめです。
X-T1とα7


借りているX-T1と違って、α7の方は自分の持ち物なので、いろいろ改造してあります。α7のSONYロゴを隠すのがごく一部でブームに!?に書いた通り、EVF部と上面に貼り革を貼ってあるのと、アイカップを大きめサイズのものに変更してEVFを見やすくしています。標準のアイカップは、横から光が入り込んでしまって見難かったので、α7に丸型アイピースフードを付けてみたに書いた通り交換しました。これに交換してから、日中晴天時でもEVFがかなり見やすくなりました。出っ張ってしまってデザイン的にはイマイチですけど。
X-T1とα7


背面。α7の方にはコントロールホイールが付いていて、ISO感度はグルグル回すだけで変更できます。フルサイズで低ノイズなセンサーのおかげで、絞り値とシャッタースピードをマニュアルで決め打ちして、明るさはISO感度で調節できます。α7を使うときは、基本マニュアルモードです。ただ、コントロールホイールを回すときの力加減が緩すぎて、気付かないうちにISO感度が変わっていることがよくあります。ホイールはもう少し重めにしてもらいたかったです。一方、X-T1の方は、ロック式のISO感度ダイヤルが左肩に載っています。ISO感度を変更するたびにいちいちロックを解除するのが面倒です。X-T1では、絞り優先モードにして露出補正ダイヤルを回して撮影しています。
X-T1とα7
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グリップとシャッターボタンの位置。X-T1のシャッターボタンは前に出ているので、グリップに手をかけたときに、ちょうど人差し指がシャッターボタンにかかります。α7の方はぱっと見大きめのグリップは付いているのですが、シャッターボタンの位置をあまり前に持ってきていないため、それに合わせて中指のところがかなりくぼんでいます。結果として、大きさの割に握りにくくなってしまっています。ソニーα7、グリップの握り方のコツに書いたように、握り方に少しコツが必要です。「グリップ感」という点からすると、個人的にはα7よりもX-T1の方が上に感じます。
X-T1とα7


以上、富士フイルムX-T1とソニーα7の大きさは、大体同じです。センサーサイズはα7がフルサイズの大型センサーを使っているので小型化には不利なのですが、かなりの小型化に成功しています。手にしたときに少し華奢というか、マウントが緩いという問題もありますが。X-T1の方はそれほど小型化に無理をしていないので、剛性感があってしっかりした感じです。防塵防滴(α7は防塵防滴に配慮した)仕様なのは、どちらも同じです。
X-T1とα7


それで、両機種ともほとんど同じ大きさに収まっていて、このサイズについて一つ言えることがあります。「実にちょうどいいサイズ!」と。このサイズ、自分にはピッタリでとても使いやすいです。手の小さい自分には一眼レフは大きすぎて、ニコンD700ではボタンに手が届かないくらいでした。ミラーレス一眼のこのサイズはとても使いやすいです。このサイズより小さくなると、右手親指の先に余計なボタンが当たって誤動作を起こしたりします。ボディの高さについても、レンズマウント径よりもボディが小さいソニーのNEX-5系の機種は、いざ使ってみたら小型化の利点をほとんど感じられませんでした。高さが低いと液晶が小さくなって画面が見難く、また重量密度も高くなるため、意外と手に重さを感じてしまいます。EVF搭載機種なら、これくらいの大きさが一番実用的で使いやすいです(持ち運びについては、もちろん小さい方が良いです)。光軸上のEVFについては、「レトロなデザイン」とか「一眼レフのパクり」とかいう声もあります。実際に使ってみると、光軸上にあるEVFはとても見やすく、この位置が最適であることがわかります。小型化には不利ですが、実用面では見やすく使いやすい方が良いです。
X-T1とα7


ということで、富士フイルムX-T1とソニーα7のボディを比較してみました。大きさについては、ミラーレス一眼は最高です。画質については、APS-CサイズX-Trans CMOSのX-T1と、フルサイズベイヤーセンサーのα7とでは、方向性が全然違います。直接両機種を比べる予定はないので、気になる人は[Z]ZAPAブロ〜グ2.0:カメラ・写真カテゴリの個別の記事を読んでみてください。



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