ZAPAブログ2.0

それから、ドライバ類が入っているCD-ROMと取扱説明書類が入っていました。「お困りの際は…」と、日本語のサポート説明書が入っていたのには驚きました。中には、Amazon.co.jpで購入した場合のサポートなどが書いてありました。Inateck社、今回初めて聞いた名前の会社でしたが、交換や返品のサポートなどもしっかりしていそうです。ドイツ企業だそうです。

[対応HDD]　SATA/IDE 2.5/IDE3.5 のHDDまたはSSD
[インターフェイス]　USB3.0/2.0/1.1
[対応速度]　USB3.0(5Gbit/s)、2.0(480Mbit/s)、1.1(12Mbit/s)
[対応OS]　 Windows XP/Vista/7/8 (32bit und 64bit); Mac OS 10.X (OTBモードに対応していません)
[外形(本体のみ)]　約95×70×16mm
[重量]　約58g
[付属品]　本体、ACアダプタ、USB3.0ケーブル、IDE用電源ケーブル、コピーソフト収録CD、取扱説明書

HDDの取り付け場所は、変換アダプタ本体の手前側、左側、右側の3カ所です。左が3.5インチIDE用、手前が2.5インチIDE用です。



本体右側が、現在主流の2.5/3.5インチ用SATAの取り付け場所です。



本体奥側には、IDE用の電源出力、USB3.0ポート、電源ポート、電源スイッチが並んでいます。IDEのHDDを取り付けるときは、付属のIDE用電源ケーブルを左の電源出力につなぎ、HDDに電源を供給します。SATAの場合は、電源供給は必要ありません。



ということで、1TBのSATAタイプのHDDを取り付けてみました。取り付けると言っても、わずか58グラムの変換アダプタの右側に、HDDをはめ込むだけです。簡単です。



USBケーブルをWindows8.1 PCにつなぎ、電源を入れてみました。自動でドライバがインストールされ、あっけなく1TBのリムーバルディスクとして認識されました。正直、「こんな便利な製品あったのか！」と驚きました。

使い方は、USBカードリーダーとほとんど変わりません。USBケーブルで本体をつないで、メディアを差し込むだけです。差し込むメディアが、小さなSDカードか大きなHDDか、という違いはありますが。Windows上からつないだリムーバブルディスクにアクセスし、普通にHDDの中身のチェックや読み書きができました。USB3.0対応なので、理論上5Gbit/sまでのスピードに対応できます。超高速なHDDが発売されても安心です。SSDをポータブル化しても、今のところ限界まで速度を出せそうです。変換アダプタを1台持っておくと便利ですね。

対応しているのはSATA形式だけではなく、古いIDE形式にも対応しています。古いHDDをいくつか持っている人には特にオススメできます。2.5インチIDEも接続できるため、古いノートPCのHDDからデータを移動させるのにも便利そうです。最大3台までつなげるので、つないだHDDからつないだHDDにデータを移動、という使い方もできます。また、3.5インチIDEの方に、DVD-ROMドライブ等をつないでも認識するかもしれません（ポータブルDVDドライブを持っているので、試していません）。

付属のCD-ROMから「ファイルコピー機能を備えた専用アプリケーション」をインストールすれば、本体の「BACK UP」ボタンを押すだけで簡単にバックアップコピーもできるようです（興味がなかったので、自分では試していません）。


USB3.0 HDDコンバータ、こういう便利な製品の存在を全く知らなかったのですが、お手軽で便利でした。IDEにもSATAにも対応しているので、部屋に取り外したHDDが転がっているような人は、1台持っておくと便利だと思います。

• Inateck USB3.0HDDコンバータ HDDをUSB SATA&IDE-USB3.0変換アダプタ SATA・2.5"IDE・3.5"IDE対応 最大3TBまで【PSE認証済】