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Windows8.1でIDEからAHCIに変更する方法

2014年05月15日 パソコン(PC)
マザーボード


Windows8もWindows8.1にしてからも、AHCIモードでOSをインストールしていました。先日マザーボードのBIOSをいじっていた時に、間違えてIDEモードに変更してしまいました。そのまま簡単にはAHCIモードには戻せなかったので、Windows8.1でIDEからAHCIに戻すときの手順をメモっておきます。


まず、AHCIとはSerial ATAネイティブのインターフェース仕様のことです。IDEと比べて転送速度が速く、ホットプラグ(ホットスワップ)によって、個別にHDDやSSDを取り外すことができる利点があります。

AHCIモードでインストールしていたWindows8.1を、BIOSで間違ってIDEに変更してしまい(リセットしたらIDEになってしまったことに気付きませんでした)、そのままWindowsを起動してしまったら、AHCIに戻せなくなりました。再びBIOSでAHCIにしても、Windowsの起動画面までは行くものの、そこから先に進めません。再起動すると、Windows8.1の機能で、PC診断、PC修復と進みます。しかし、原因がAHCIにあるので、Windowsは修復されません。

今回、IDEからAHCIに戻せた方法は、以下の手順です。
1. IDEでWindowsを起動する。
2. ファイル名を指定して実行で、「regedit」を起動する。
3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahciに進む。
4. storahciのErrorControlの値を、3から0にする。
5. storahci/StartOverrideの0の値を、3から0にする。
6. PCを再起動する。
7. Windowsが起動する前にBIOSを開き、IDEからAHCIに変更する。
8. Windowsが起動できれば、完了!
これで無事、IDEからAHCIへと元に戻りました。

Windows7との違いで気をつけるところは、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\の下がMsahciからstorahciに変更になっているところです。

システム構成などによって手順は違うかもしれませんが、もしAHCIから間違えてIDEに変更してしまったときは、参考にしてみてください。