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赤坂の忍者レストランでおごってもらった

2014年05月03日
Youは何しに日本へ?」というテレビ東京の番組が大好きで、録画して暇なときに見ています。先月、撮りためていた番組を見ていたら、You(外国人)たちが集まる忍者レストランの紹介をしていました。「忍者レストラン面白そう!」と思って、ツイッターで何気なくツイートしました。

誰かがおごってくれることなんてあり得ないと思って適当につぶやいたら、フォロワーのKuwanoさんから、「行きますか?」のリプライが!

まさか本当におごってくれる人がいるとは思ってもいなかったのでビックリしました。「大和魂コースくらいなら」とのことで、忍者レストランこと「NINJA AKASAKA」の公式ページを見てさらにビックリしました。「高い…」。

Kuwanoさんのことをあまり知らないし(年齢も知らない)、本当におごってもらってもいいのだろうかと心の中で思いながらも、Kuwanoさんは予約まで進めてくれて、約束の日に。


いざ、赤坂にある「NINJA AKASAKA」へ!
NINJA AKASAKA


東急プラザと黒い壁しか見えないじゃないか、と思うかもしれません。この黒い壁のところが、隠れ家みたいな忍者レストランの入り口です。赤坂見附駅を下りて、ビックカメラの斜め前にある東急プラザ1階の黒い壁が「NINJA AKASAKA」です。Kuwanoさんとは、お店の前で初めてお会いできました。目印は「SIGMAのカメラ」ということで、お互いシグマのカメラを持って、合流することができました。17時開店で、You(外国人)たちも続々と集まってきました。せっかくなので、シグマのDP2 Merrillで一枚撮っておきました(他の写真は、すべてソニーのα7で撮りました。店内は暗くてシグマではキツかったので)。
NINJA AKASAKA


レストランの中はかなり暗く、受付で早くも忍者パフォーマンス。忍者の後を付いていきながら、「ニンニン!」と言って橋を下ろしたり、修行をしつつ予約席へ。修行中は、道幅が狭く暗いため、撮影は禁止でした。Kuwanoさんが予約してくれていた席は、2人用の個室でした。テーブルでは、担当のくノ一が付いてくれて、自己紹介をしてくれました。席の後ろから見える隙間も、忍者屋敷っぽかったです。
NINJA AKASAKA


さて、コース一品目は…

手裏剣!!
NINJA AKASAKA


一品目は手裏剣のグリッシーニ(クラッカーみたいなもの)で、フォアグラのテリーヌを付けて食べました。手裏剣を見ると投げたくなりますが、投げずに食べます。

Kuwanoさんは、先日の「34歳になりました」のブログも読んでくれていたみたいで、シャンパンでお祝いしてもらいました。Kuwanoさんの娘さんは32歳だそうです。娘さんの方が歳が近かったです。

コース料理は次々と運ばれてきて、あまりのんびりしていると間に合いません。ややペースが速いように感じました。サザエの爆弾焼きも出てきて、仕上げにくノ一が忍法を使って完成させてくれました。最初は、外国の人はさざえを食べるのだろうかと思いました。食べてみると、中には刻んださざえが入っていて、その周りはイタリアンっぽい味付けになっていました。エスカルゴっぽく外国の人も食べられそうです。
NINJA AKASAKA


行く前は「忍者」と聞いて、もっと「和」を強調した料理が出てくるのかと想像していました。実際は、和風っぽい外国人が喜びそうな創作料理の品々でした。紫芋のベースにリゾットのコロッケが載っていて、周りに筍のソースが付いているという、見たこともない創作料理も。
NINJA AKASAKA


スープは、忍法葉隠之術で灼熱投石鍋をその場で調理してくれました。豆乳ベースのスープに、ハサミで葉っぱを切って肉を入れ、、焼き石を投入してグツグツと仕上がりを待ちます。味のアクセントに、ミント、トムヤムクン、パクチーを自由に入れられます。どれも個性的な味なので、苦手な人は入れない方が良いと思います。自分は、葉っぱ類は何でもOKです。草食系男子なので。
NINJA AKASAKA


白いクリームみたいなのは何かと思ったら、醤油を泡立てたものでした。
NINJA AKASAKA


忍びのシュー。岩みたいな外観のシュークリームです。「デザートではありません」と言われました。どの料理も、「おいしい」より前に「面白い」という感想が出てきます。
NINJA AKASAKA


メインは、肉と魚の4種類から選べ、自分は黒酢豚を選んでみました。豚の角煮をイカスミの黒い衣で揚げてありました。忍者っぽさはあまり感じませんが、おいしかったです。
NINJA AKASAKA


途中からお酒は、日本酒を追加してもらいました。霧隠才蔵。伊賀の里で作られたお酒です。少し濁った日本酒で、甘くて飲みやすい感じでした。自分はあまりお酒が得意ではないのでどうかと心配しましたが、甘かったおかげもあって、二人で四合瓶一本を飲みきりました。
NINJA AKASAKA


メインの肉料理の後は、お寿司が出てきました。「おっ、日本っぽい?」と思ったら、右にはニューヨークロールが。生春巻きみたいに包んであるのかと思ったら、ダイコンで巻いてあって、歯切れが良くておいしかったです。
NINJA AKASAKA


食事の途中、くノ一の代わりに上級忍者が現れ、忍法(マジック)ショー。目の前でテーブルマジックを披露してくれました。正面からではなく、横に近い角度だったので、見破れないかなーと真剣に見ていたのですが…全然タネはわかりませんでした!さすが上級忍者の忍法です。


デザートには、カエル!
NINJA AKASAKA


かわいいレアチーズのカエルの中には、3種の果物が。かわいいので、食べるのがかわいそうになります。傘に見立てたわさびの葉は、おいしくないので食べないように言われました。
NINJA AKASAKA


料理を運んでくるペースが速いのではと思っていたのに、気付けば2時間半。楽しい時間はあっという間でした。Kuwanoさん、本当にごちそうさまでした。


NINJA AKASAKA」は、レストラン全体が忍者のテーマパークのようになっていて、とても楽しかったです。料理も、面白い料理がたくさん食べられました。外国人に人気なのもうなずけます。外国人の接待に、とても良さそうだと思いました。