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α7が点検修理から返ってきた!マウントが…!

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2014年04月15日 カテゴリ:カメラ・写真
α7修理


α7を点検修理に出した話」からの続きです。α7のマウント周りが怪しく、工場まで点検修理に出していた話の続きです。

サービスステーションに預けてから一週間近く経って、ソニーの人から電話がありました。工場での検査結果が出た、と。
ソニー:まずマウントアダプターについてですが、検査の結果、特に異常はありませんでした。
ZAPA:え?
ソニー:次にカメラの方。検査の結果、確かに○○であることは認められましたが、これは基準値内です。
ZAPA:え?
ソニー:マウントアダプターもカメラも、特に異常はありませんでした。
ZAPA:え?
ソニー:ただし、マウントアダプターをカメラに装着するときに、異音が聞こえました。もし希望であれば、カメラの外装を交換してあげることもできますがどうしますか?
このような流れの電話内容でした。

前記事に書いたように、Aマウントのレンズを付けると左側が片ボケするのは、ソニー純正のマウントアダプター「LA-EA4」の精度が悪いからなのではないか、と疑っていたのですが、これは完全に否定されました。異常なしだそうです。かなり驚きました。

次にα7の方。上に「○○であることは認められました」と書いたのは、内容を隠しているのではなく、電話で言われた内容をうまく覚えていられなかったからです。1〜2度傾いていることは認められるとか、なんだかそのようなことを言われたような気がしますが、その後の話が急展開で忘れてしまいました。とにかく、完璧ではないけれど、基準値内で問題はないという内容でした。

で、マウントアダプターにもカメラにも異常がなければそれで終わりのはずなのですが、装着した場合に異音が聞こえるということを言われました。希望であれば特別にボディ外装を交換してあげてもいいよ、という向こうからのサービス提案でした。これを聞いたとき、「マウントアダプター単体、カメラ単体で異常がないのに、装着すると異音?それはどっちかに異常があるのでは?」と疑問に思いました。「外装の交換はどの部分ですか?」と聞いたら、「そうですよね。それは工場に確認してみないとわからないので、確認してから折り返しお電話しましょうか」と言われました。いや、それなら確認はいらないので、外装交換お願いしますと言って、電話を切りました。

マウントが柔らかいとかレンズが傾くとか、そういうのはすべて基準値内だけれども、なぜか特別にα7のボディ外装を交換してもらえることになりました。話を聞く限り、検査でマウントの傾きを調べることはあっても、マウントを手で押してどうなるかとか、レンズを付けた状態でたわむかとか、そういう検査はなさそうな感じを受けました。ソニー公式の点検により、メーカーとして製造面での落ち度は何もなく、すべて仕様の範囲内だということでした。「不良」とか「異常」とか、揚げ足を取られなそうな言葉は一切使わないところにサポートのプロ魂を見ました。「異音」については自分でも認識していない事象で、異音がするといきなりカメラボディの外装を交換してくれるようです。ネジを締め付け直して終わりとか、そういう簡単な修理では直らないようです。


それから4日後、再び電話がかかってきました。修理が完了したので取りに来い、と。秋葉原が遠いので、すぐには取りに行けませんでしたが、無事に回収してきました。


結果…
α7マウント


α7のマウントが硬くなった!



異常はないと言われていたので、修理してもらって全然変化していなかったらどうしようと心配していました。単なるクレーマーじゃないかと。結果は、明らかにα7のマウントが硬くなりました。誰が押してもわかるほどの違いです。修理前は、軽く押しただけでふにゃふにゃとしていたマウントが、修理後は軽く押しただけなら「カチッ」と手応えがあるようになりました。

問題は、レンズを付けたときに以前みたいにレンズがグラグラしないかどうかということです。レンズを付けて、レンズ先端を軽く押してみると、以前みたいにグラグラしません。サービスステーションのエンジニアが「レンズが浮く」と表現したようなレンズの傾きはなくなりました。間違いなく硬くなりました。

請求明細書によると、症状は外筐損傷だということです。損傷と聞くと自分で壊してしまったみたいですが、マウントは最初から柔らかかったです。
α7修理


実は、修理後はマウントがガッチガチになるくらい強度アップしているのではないか、という期待も抱いていました。ただ、これは残念ながら柔らかいマウントのままでした。修理によって軽く押したときはほぼたわまなくなりましたが、マウントの3時方向は相変わらず柔らかく、少し強めに押すとたわみます。レンズを付けたときにも、軽く押しただけではグラグラと動かなくなりましたが、強めに押すとマウントのひ弱さを感じます。でも、修理前のようなふにゃふにゃ、グラグラ感は完全に解消されました。これなら安心して使えそうです。というか、使っています。キットレンズの28-70mmを手放してしまって、FEマウントのレンズがなくなってしまったので、新たに「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」を買いました。その画像を下にあげておきます。片ボケもなく、左右完璧に写ります。画面中央から隅まで、とてつもなく解像力が高いです。さすがフルサイズという写りです。解像力の高さが災いして、そこら中にモアレや偽色が発生していて面白いです。α7はα7Rと違ってローパスフィルターありのモデルですが、偽色はよく出ます。
α7モアレ

ちなみに、修理前にα7とキットレンズで撮った写真はこんな写りでした。上の写真と比べると、本当に同じカメラで撮った写真かと驚くほどの写りの違いです。
SEL2870


今回のソニーの検査では、押すとレンズがグラグラするような状態であっても、「基準値内」ということでした。修理後は、明らかにマウント部分が硬くなり、安心感が出ました。α7を持っている人の間でも、「たわむ」「たわまない」と話がかみ合わないことがあります。最近α7を買った人からは、マウントがたわむという話を聞きません。

SONY Newα7のSONYマークをどーするか!? | 使える機材 Blog!」では、2台目のα7を手に入れたらしく、このように書かれています。
※ちなみにですが、皆さんが気になる「マウントがふにゃふにゃな問題」ですけど、新しく買ったα7もマウント部3時9時の場所を押すとちょっと凹みますが、最初に買ったヤツより、ふにゃふにゃ感が抑えられたようです・・・。
α7/α7Rを発売日近辺に買った人の一部だけが「たわむ」とか「グラグラ」するという画像や動画を上げています。ということは、もしかしたら初期ロットの一部にマウントの柔らかいものが含まれていた、という可能性は考えられます。元々マウントが柔らかい仕様なのに、さらに柔らかいものがあったという可能性が。どれだけ柔らかく、自分のようにレンズが浮くような状態であっても、おそらく「基準値内」という返答がくるかとは思いますが。気になる人はサポートに連絡した方が良いかもしれません。ちなみに、今度発売されるα7Sでは、マウント強化のためにマウントの爪を樹脂製からステンレス製に変更されたそうです。「ソニーα7Rとα7のマウントがふにゃふにゃな件」に書いた記事についても、手応えもなくふにゃふにゃなのは、自分たち初期ロット購入組の一部だけだったのかもしれません。修理後のα7は、手応えがあってから、そこから少し強めに押すとたわみます。たわみ量も少ないです。手応えがあるかないかというのは大きく、右手でボディ、左手でレンズを支えたときに、レンズが動かなくなりました。決して、「初期不良」でも「故障」でも「基準値外の個体差」でもなかったのですが、修理により水平垂直も取りやすくなりました。


今回の修理により、FEマウントのレンズを付けた場合は、何も問題はなくなりました。もう一つの問題のマウントアダプターについては、まだ自分のテストがうまく終わっていません。これが完全に解決してからα7の修理報告をしようと思っていました。まだ終わらないので、とりあえずα7本体の修理報告だけしておきます。α7の機能には何も異常はないらしいものの、「異音」が発生するということで、ボディ外装を交換してもらいました。その結果、マウント部分が硬くなり、軽く押しただけでレンズが傾くようなことはなくなりました。

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