パナソニックから防塵・防滴(に配慮した構造)のGH4が発売決定!
2014年03月25日 カメラ・写真
CP+2014で展示されていたパナソニックのGH4の発売日が決定しました。
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「あれ、Blackmagicのは?」と思って調べてみたら、「Blackmagic Design: Blackmagic Production Camera 4K」の公式サイトに、「4Kデジタルフィルムカメラ」と書かれていました。ムービーカメラはミラーレス一眼のカテゴリではないという判断のようです。
さて、GH4はボディの造りにこだわっていて、そのタフネスさが自慢のようです。防塵防滴のページを確認してみたところ、ちょっと気になる記述が…
防塵・防滴
フィールド撮影環境でも耐えうる防塵・防滴構造設計
ボディの接合部や操作部材には、シーリング構造による防塵防滴設計を採用。頑丈なボディで、アクティブに屋外での撮影ができます。
●防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
●防塵・防滴性能を十分に発揮させるために以下のことにご注意ください。
「フィールド撮影環境でも耐えうる防塵・防滴構造設計」と書きながら、下の方には、「防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません」と書かれています。
ソニーのα7で見かけた「防塵・防滴に配慮した構造」ってやつですね。最近の流行りでしょうか。
「防塵・防滴に配慮はしているけれど、もしほこりや水滴が浸入したとしても責任は取らないよ」という印象を受けます。注意書きを少し付け足しておくだけで、訴訟回避ができる、とても便利な言葉です。
これがもし防滴ではなく完全防水だったら、水に浸ければ機能性をすぐに確認できてしまいます。「防水に配慮した構造になっていますが、漏れる場合があります」では通用しません。
防塵・防滴の場合は、防げる塵の大きさの記載や、防げる滴の角度や勢いに記載がありません。IP(International Protection)の等級でも記載すれば少しわかりやすいのですが、これも少し曖昧なところがあります。とりあえず防塵防滴カメラにはすべて、「防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません」と書いておくと良いのかもしれません。リスク回避できて、とても便利な言葉だと思います。
気になるGH4の価格は、店頭予想価格がボディ単体で17万円前後だそうです。パナソニックが嫌う「4」という数字を機種名に付けてきた意欲作です。
なお、旧モデルのGH3はキャッシュバックキャンペーンが4月1日から始まります。
GH3を買うと3万円もキャッシュバックされる