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ATOKからMicrosoft IMEに切り替わってしまうのを防ぐ方法

2014年02月21日 パソコン(PC)
Windows8.1の日本語入力システムとして、月額制のATOK Passportを契約しています。今は最新のATOK2014を使っています。

Windows8系の日本語入力システムというのは、今までのWindows7系とは大きく異なっています。アプリウィンドウごとに入力システムが統一されているなど、今までとは違っている部分に戸惑うことがあります。最初、これに気付かず、「あれ、急にキーが効かなくなった!」と焦ったりもしました。SPACEキーの動作で、半角スペースと全角スペースを別のキーとして扱うアプリケーションだと、なぜスペースキーが効かないのかがとてもわかりづらかったりします。

今までのウィンドウズと同様の入力方式にするには、「コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\言語\詳細設定」から、「入力方式の切り替え」のところで、「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れる必要があります。

それから、言語設定の部分も大きく変わっていて、日本語入力方式も簡単に削除できるようになっています。「コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\言語」から、「日本語」のオプションのところをクリックすると、「入力方式」の項目があります。ここから追加と削除が簡単に行えます。

Windows8にしたとき、MS-IMEがとても邪魔だったので、Microsoft IMEは削除しました。ところが、去年Acerの8インチタブレット「Iconia W4-820」を買ったときに、ATOKをインストールしていない状態では日本語が打てないという現象に合いました。PCをセットアップしたときに自動的にWindowsの同期がされていて、Microsoft IMEは削除、しかしATOKはない、という状況だったため、何も日本語入力がインストールされていない状態になってしまいました。

仕方なく、タブレットの方にMicrosoft IMEをインストールしたところ、今度はデスクトップPCの方にMicrosoft IMEが現れてしまいました。

「邪魔だけど、また削除するとタブレットの方にIMEがなくなってしまうし、このままでいいか」と、そのままにしていました。今月、ATOK最新版のATOK2014にアップデートしたところ、なぜか不意にATOKからMicrosoft IMEに切り替わってしまう現象が頻発していました。アプリケーションを切り替えたときなど、なぜかMicrosoft IMEになっていたりして、イライラが募りました。

それで、ATOKからMicrosoft IMEに切り替わってしまうのを防ぐ方法を、自分なりに考えてみました。


調べると原因はいくつかあり、設定方法の見直しなどもあるみたいでした。でも、結論として、Microsoft IMEは削除しました。

何もせずに削除すると、今度はタブレットからMicrosoft IMEが消えてしまうので、Windowsの同期の設定を変えてからMicrosoft IMEを削除しました。

設定方法は、
Windows8.1のチャームを表示させて、設定>PC設定の変更>SkyDrive 同期の設定>言語設定と進み、同期をOFFにする。
その後、「コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\言語」から、「日本語」のオプションのところをクリックし、「入力方式」の項目からMicrosoft IMEを削除。
これでATOK2014のみになる。
という手順で行いました。

「Microsoft IMEに切り替えさせない」ということを考えるよりも、やっぱりMicrosoft IMEを削除してしまった方が手っ取り早いです。必要ありませんし。


ついでに、ATOKの便利な機能も見つけました。たとえば、ひらがなの「あいうえお」を打つつもりだったのに、間違えてローマ字で「aiueo」と入力してしまった場合、「aiueo」を選択してから、Ctrl+BackSpaceを押すと、「あいうえお」の未確定状態に復帰できます。半角と全角を間違えてしまったときに、かなり有用なテクニックだと思います。ATOK2014ユーザーはお試しください。