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ブログは本音で書くものですか?

2005年04月18日 ブログ全般

ブログを書いていると、ある種の壁にぶち当たることがあります。
それは、周りに応えようとするために自らプレッシャーを課してしまうことだったり、文章力がないために感じる挫折だったり、アクセス数が伸びないことへの悩みだったり、ブログを書くネタがない・書く時間が取れないことに対する言い訳だったりといろいろです。

しかしですね、ここはブログの世界なのであって、「本音書かんでどうすんねん!」とも思うわけですよ。
 -眞鍋かをりのここだけの話: 釈明のみの記事ですがより-

と発言したのは、この[Z]ZAPAブロ?グと一日違いでブログを始めた大人気ブログ眞鍋かをりのここだけの話を書く眞鍋かをりさん。(2004年7月2日の眞鍋かをりさんもブログ始めました。参照)

彼女は、

 ブログの世界 = 本音の世界

であって欲しいと考えているようです。
この考え方は…

世間を沸かせ続けているライブドア堀江社長サッカー日本代表中田英寿選手に通ずるところがあります。
彼らは、一方的に報道されてしまうマスコミからの批判を避けるため、自分の意見を自分の言葉で発信するためにブログ(日記)を書いています。

一方的に報道されないよう、ファンには自分の気持ちで語れるブログ(日記)というのは非常に優れたツールです。
一度デザインを設定(もしくは事務所・関係者に作ってもらう)してしまえば、後は文章だけで簡単に発信できるのですから、コンピュータに疎い人でも、ケータイ一つで簡単に更新が出来ます。

その割には、一方的な報道が良くある芸能界・スポーツ界ではブログがあまり流行っていないようにも感じます。
現在の日本ブログ界全体を見てみると、ブログを書いている人たちは10?30代で大半を占めています。
この世代の芸能人・スポーツ選手であれば、十分ブログを書くことは出来るはずですが、それほど多くありません。
ZAPA式有名人・芸能人ブログのリンク集にいくつかのブログを載せていますが、中には明らかに本人の言葉で書かれていないブログも存在します。(こういうブログが最近増えてきて、リンク集の更新も滞っています)
ブログコンテンツのネームバリューを上げたいブログサービス会社と、契約料・知名度UPをたくらむ芸能事務所がタッグを組むと、ブログを書く気のない芸能人はブログを書かず、スタッフが本人のフリをして書くことになってしまっています。(スタッフが書いていますと明記されているブログなら良いのですが…)

自分の言葉で発信できるツールでありながら、有効活用できていない人がたくさんいるのです。

 ブログ書く時間が無いから…

ブログの更新が止まる理由の一番はこれだと思います。
でも、本当ですか?
2004年8月22日「日記&ブログは月何回書く?」にも書きましたが、ブログの更新は週一回ペースなら合格点です。
月一回ペースでもギリギリOKです。
本当に月一回ブログを書く時間さえ取れずに忙しい毎日ですか?
あれだけ多忙の堀江社長、東証マザーズに2年で上場させた藤田晋社長藤田晋社長を見守る人達は穏やか渋谷ではたらく社長の告白読みました参照)でさえ、週に何度もブログを更新しています。
毎日書く時間が無いというのは、多くの人が当てはまると思いますが、月に一回書く時間さえ無い人などそうそういないはずです。

 書くネタが無いから…

一週間?一ヶ月の間に、全く何も感じない人なら、書くネタは無いと思います。
でも普通の人は、もう少し感じたこと、思ったことなどはあるはずです。

 文章力が無いから…

別に文章力の有り無しは関係ないと思います。
自分が感じたこと、思ったことなどを素直に文章にしてみるだけで、周りの人も何かを感じてくれるはずです。
大事なのは、眞鍋かをりさんの言うように本音で書くことです。
2004年7月9日「ブログは人を現わす」にも書きましたが、「どんなに背伸びをして文章を書いても、その人以上の文章は書けない。」と、「たかが文章。たかが文章ではあるんだけど…。そこから放たれるオーラはその人のものでしかない。」を感じることが出来れば、文章力などどうでも良いことがわかります。

アクセス数が伸びないことへの悩みを感じる人もいますが、それは気にしないことが一番です。
上で書いたように、その文章がその人を表している以上、仕方の無いことだと思います。
見てくれている人は確実にいるのですから、その人達に感謝するのが一番だと思います。

一方で、人気のあるブログを書いている人は、周りに応えようとするために自らプレッシャーを課してしまうことがあります。
誰かのためだけに書こうとすると、「背伸びをした文章」になってしまうため、書く方に多大な疲労がたまります。
読んでいる方も、「以前ほど面白くなくなった」などと自分勝手な発言が飛ぶようになります。
これを避けるためには、やはり書く方が自分勝手になることが大事だと思います。
周りを気にしすぎず、自分のペースで、本音で書き続けるのが良いと思います。

 なぜそこまでしてブログを書くのか?

ブログを書いている人なら、わざわざここで言わなくてもわかると思います。
周りを気にしすぎず、これからも本音で書いていきましょう!



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