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iTunesのアップデートでおかしくなったときの対処

2014年01月31日 iPhone・iPad・Android
先日、AppleのiTunesの最新版「iTunes 11.1.4」が公開されました。このバージョンでは、深刻な脆弱性が多数修正されているのと、全般的な安定性が改善されているということだったので、急いでアップデートしました。

結果…

iTunesからiPhoneが見つからなくなってしまった!


iTunesをアップデートした結果、Windows PCにUSB接続でiPhone5を接続すると充電マークは付くのに、iTunes上でiPhoneのデバイスが見つからないという状態になってしまいました。同期もバックアップもできなくて困ってしまいました。

最近は、USBハブからLightning互換ケーブルで接続する、あまり良くない接続の仕方をしていました。これでは不具合が出てもおかしくありません。そこで、USBハブを変え、ケーブルを変え、iTunesを立ち上げ直し、iPhoneを再起動しても…ダメでした。Windows8.1を再起動してもダメ。PCのUSBに直接、Apple純正Lightningケーブルを挿してiPhoneを接続しても、iTunes上からiPhoneが見つからないという状態に陥ってしまいました。WindowsからはiPhoneの接続が認識されているのに、iTunesから認識されません。お手上げです。


ということで、脆弱性修正と安定性改善のためにインストールしたiTunesをアンインストールして、もう一度新規にiTunesをインストールし直すことにしました。

WindowsでのiTunes再インストール方法というのはなかなかやっかいで、以下の手順に沿ってインストール済みのソフトウェアをアンインストールする必要があります。
Windows Vista、Windows 7、または Windows 8 で iTunes およびその他のソフトウェアコンポーネントを削除および再インストールする


コントロールパネルから iTunes および関連するソフトウェアコンポーネントを次の順序で削除した後、コンピュータを再起動します。

iTunes
Apple Software Update
Apple Mobile Device Support
Bonjour
Apple Application Support (iTunes 9 以降)

重要:これらのコンポーネントを上記の順序とは異なる順序でアンインストールした場合、または一部のコンポーネントしかアンインストールしなかった場合は、予期せぬ影響が生じる可能性があります。
iTunes、Apple Software Update、Apple Mobile Device Support、Bonjour、Apple Application Support (iTunes 9 以降)の順番にアンインストールしないと、予期せぬ影響が生じる可能性があるらしいです。アップル公式の手順に沿って、アンインストールして、Windowsを再起動しました。

きれいさっぱりアンインストールした後、もう一度iTunes最新版をダウンロードし直し、WindowsにiTunesをインストールしました。

結果…

iTunesからiPhoneが見えるようになった!


ということで、無事復活しました。iTunesからiPhoneのデバイスが認識され、問題なく同期できるようになりました。今までと同様、USBハブからも同期できました。

すべてインストールし直した後、「iOS:デバイスが iTunes for Windows で認識されない」というアップルのページも見つけました。もしかしたら、「Apple Mobile Device Driver を再インストールする」だけで直った可能性もあります。まぁ、無事直ったので良しとします。

もし自分と同じように、iTunesからiPhoneが見つからなくなったときには、参考にしてみてください。



2月7日追記:2月6日に、窓の杜にて、この件の対処方法が掲載されました。