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LXA-OT3でiPhone音源を鳴らしてみた

2013年12月24日 音楽
STEREO付録のLXA-OT3が届いた」からの続きです。

予約していたラックスマン設計のデジタルアンプ「LXA-OT3」付きの雑誌Stereo 2014年1月号」も、一通りパラパラめくり終わりました(内容がマニアックで…)。雑誌付録のアンプLXA-OT3は組み立て終わっていたので、いよいよ音を鳴らしてみました。今回は、iPhone5を接続しての試聴です。

今は使っていない余っているスピーカーがあったので、それとLXA-OT3をつなぎ、iPhoneの音源を鳴らしてみることにしました。スピーカーとアンプをつなぐスピーカーケーブルは、普段はBELDENのスピーカーケーブルを使っています。

アマゾンで検索したところ、8ONEというメーカーのスピーカーコードの評判も良かったので、試しに買ってみることにしました。3メートルのコード2本で518円でした。
8ONE スピーカーコード


箱もしっかりとしていました。ケーブルの先の被覆は切れていて、引っ張って外すだけですぐに使えるようになっていました。先端を切ったりする処理が必要ありません。箱を確認したら、「MADE IN JAPAN」と書かれていたので、日本製品のようです。
8ONE スピーカーコード


全体的な質も高く、品質にはかなりの満足です。先バラタイプのケーブルの片方には青ラインが入っているので、間違えずに+極側へつなげそうです。
8ONE スピーカーコード


このケーブルを使って、LXA-OT3とスピーカーをつないでみました。
LXA-OT3


iPhoneのイヤフォン端子から、「ELECOM オーディオケーブル_ステレオミニ-ピンX2 2.0m DH-MWR20」でRCA端子に変換し、それをLXA-OT3に接続。LXA-OT3からスピーカーケーブルを出し、スピーカーをつないでいます。iPhone5では、今までのDockタイプのコネクタからLightningコネクタに変わっています。とりあえずあまり音質には期待できないイヤフォンジャックから接続してみました。

まずは片方のスピーカーだけつないで、LXA-OT3のボリュームを回して電源をONにし、iPhoneで音楽を再生すると…

スピーカーから音が出てきました!

何の問題もなく、音楽を再生できました。特に気になるようなLXA-OT3由来のノイズは発生していないようです。一安心して、左右のスピーカーをつないで再生しても、問題ありませんでした。小さくて、しかも雑誌の付録なのに良くできています。さすがはラックスマン設計のデジタルアンプです。去年のUSBタイプの「LXU-OT2」と違って、ボリュームを回すと電源が入るタイプなのも嬉しい仕様です。音質については、少し聴いた感じ、なかなか自然なように感じました。iPhoneから低音の強いイヤフォンをつないで聴いたときと比べると、低音の強調がほとんどないように感じられます。イヤフォンジャックからつないでいるので、これが本来の実力なのかはわかりませんが、下品な音ではないように感じます。ずっと聴いていられそうな音です。

勢いに乗って、メインの「PC-サウンドカード-プリアンプ-メインアンプ-スピーカー」のシステムにも組み込んでみようかと思いました。「PC-サウンドカード-LXA-OT3-スピーカー」というつなぎ方になるはずです。

久しぶりに、メインスピーカーの後ろを覗いて、ケーブルをつなごうとしてみると…

「あっ、バイワイヤリング接続だった…!」

すっかり忘れていましたが、今のスピーカーシステムはバイワイヤリングで接続していたのでした。さてどうしようかと悩んで、高域の方にだけケーブルをつないでみたら、シャカシャカ音しか出ませんでした。当たり前ですね。

久しぶりすぎてジャンパーをどこにやったかも忘れてしまったので、シングルワイヤ用の接続ができません。メインのシステムもあまりいじたくないので、今後このスピーカーとの組み合わせでは鳴らさないような気がします。

Stereo誌本文の方を読むと、バイアンプ接続しろとかモノラルアンプ使用しろとか書いてあります。もう一台LXA-OT3を買えば、そういう面白いこともできます。左右のボリューム調整が面倒そうですが。

ということで、このアンプをどうやって活用しようかは考え中です。古いスピーカーとつないで、メインとは別のシステムとして使うか、ジャンパーを使って今のスピーカーにつなぐか、これから考えてみます。