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XF55-200mmF3.5-4.8レビュー3-シャープネス、ボケ味編-

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2013年07月21日 カテゴリ:カメラ・写真


富士フイルムXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISレビュー1-外観編-レビュー2-AF性能と手ぶれ補正効果編-からの続きです。今回は、シャープネスとボケ味をチェックしてみます。
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広角端50mmの写り

まずは広角端50mmのシャープネスチェックから。


■広角端50mm絞り開放(F3.5)


絞り開放でもなかなかシャープな写りです。周辺光量落ちの影響も大きくなく、開放から使える画質です。


■広角端50mm絞りF4.0


少し絞ってF4.0。絞り開放とほとんど変わりません。


■広角端50mm絞りF5.6


さらに一段絞ってF5.6。開放でも使える画質でしたが、さらにシャープになりました。いいレンズです。


■広角端50mm絞りF8.0


さらに一段絞ってF8.0。周辺まで安定してシャープです。手ぶれ補正効果の高いレンズなので、絞って風景を撮るのにも向いているレンズです。


■広角端50mm絞りF11.0


さらに一段絞ってF11.0。F8.0に比べて少しシャープさが落ちました。X-E1はローパスフィルターを搭載していないので、その分、回折現象の影響も出やすいと思われます。

望遠端200mmの写り

次は望遠端200mmのシャープネスチェック。

■望遠端200mm絞り開放(F4.8)


このレンズ、望遠端では絞り開放でほんの少しだけ写りが甘いと感じていました。上の写真のように遠景を撮ると、意外と甘さは目立っていません。近距離ではなく遠距離なら、絞り開放でも問題なく使えそうです。


■望遠端200mm絞りF5.6


少し絞ってもあまり写りは変わっていないようです。開放と少し絞ったところで写りが激変するレンズもありますが、このレンズはそうではないようです。


■望遠端200mm絞りF8.0


F8.0まで絞るとかなりシャープになりました。広角端同様、周辺まで良く写っているいいレンズです。


■望遠端200mm絞りF11.0


回折現象で少し甘くなっています。

ボケ味チェック

続いて、ボケ味もチェックしてみます。

■前ボケ、後ボケ

1/550秒、F4.8、ISO200、200mm
望遠端開放でボケ味をチェックしてみました。前ボケ後ボケは上のように写ります。ボケの輪郭に色収差が発生していなくて好印象です。

■二線ボケチェック

1/800秒、F4.8、ISO200、200mm
二線ボケが発生しそうな被写体を選んでみました。この写真もそうですし、このレンズには二線ボケの傾向はないようです。

■絞ればシャープに

1/340秒、F6.4、ISO200、77.9mm
上二枚の写真は、望遠端開放で近距離だったため、若干甘い画質です。今度は、焦点距離77.9mmのところで、F6.4に絞って撮影してみました。望遠端開放と違って、かなりシャープに写ります。

まとめ

AF性能と手ぶれ補正効果に続きチェックした、今回のシャープネスとボケ味。絞り開放から良く写り、周辺まで安定していて、とてもレベルの高いレンズです。ボケ味にクセもなく、使いやすかったです。焦点距離が55-200mmで、開放F値がF3.5-4.8という、ちょっと中途半端なスペックも、画質で見れば納得でした。重さ、大きさ、価格も性能に見合っていると思います。

ほぼパーフェクトなこのレンズですが、唯一弱点をあげるとすれば、それはマクロ性能。最短撮影距離が1.1mで最大撮影倍率が0.18倍(テレ端)。「う〜ん、もう少し寄りたい…」と思うシーンが何度もありました。マクロレンズのようにはいきませんね。何となく、マクロレンズのXF60mmF2.4 R MACROも試したくなってしまいました。


次回は、このレンズで写した作例画像を載せて、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISのレビューはおしまいにしたいと思います。


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