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菅直人元首相は言った。「吉田所長は壮絶な戦死ともいえる」と。

2013年07月10日 雑記
7月5日に投稿した「【誰だっけ】前首相のツイッターアカウントが悲しい…」の記事が人気です。

その後7月8日、日刊SPA!に「野田前首相のTwitterフォロワー数が寂しすぎることが発覚」という記事内で、うちのブログの内容をパクられました。日刊SPA!編集部はやり手ですね。これによって、前首相野田よしひこTwitterのフォロワー数は、現時点で3400人以上まで増加しました。


さて、野田佳彦さんの前の首相は誰だったか、みなさん覚えていますか?

正解は…



民主党の菅直人さんです。



その菅さん、実はAmebaでブログをやっていて、今日も新しい記事が投稿されました。



吉田所長が亡くなった。福島原発事故の現場の極限状態の中で、事故の拡大を必死で食い止めようと戦った。壮絶な戦死ともいえる。

吉田所長の死を惜しむ|菅直人オフィシャルブログ「今日の一言」
東京電力福島第一原子力発電所の元所長、吉田昌郎さんが亡くなった理由を「戦死」と表現しています。

死因は食道がんなのに、本当に戦死なのでしょうか?


東電の発表によれば、「医師の判断では、事故による被曝と食道がんとの因果関係はない」、「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明されています。

東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」という本を出している元総理の発言として、「壮絶な戦死」という表現はどうなのかなぁと思ってしまいます。