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Microsoft Office 2013 無償アップグレードは本日5月31日まで

2013年05月31日 プログラミングTIPS
期間内にMicrosoft Office 2010を購入し、ライセンス認証を済ませ、Microsoft Office 2013無償アップグレードに申し込んだPCを持っている人は、今日5月31日がMicrosoft Office 2013ダウンロードの最終期限です。タダなので、対象者は忘れずにOffice 2013をダウンロード&インストールしておきましょう。

対象のOffice 2010プリインストールPCには、そのPCにOffice 2013をインストールできます。対象のOffice 2010パッケージ版を持っている場合は、本人の所有する2台のPCにOffice 2013をインストールできます。パッケージ版の場合は、デスクトップPCとノートPCにそれぞれインストールできるということです。

自分のPCにもOffice2013をインストールしてみたところ、インストールにけっこう時間がかかりました。ある程度余裕を持った時間帯に作業をしておいた方が良いです。「Office 2013 の既知の問題 - サポート - Office.com」を確認してみると、自分の場合はカスペルスキーをインストールしていたのでOffice2013のインストールに時間がかかったようです。同様に、ウイルス対策ソフトウェアをインストールしている場合、Office2013のインストールに時間がかかるようです。日付変更ぎりぎりの作業は避けた方が無難です。


Office2013の良いところは、クラウドとWindows8完全対応の2点です。Office製品で作成したデータは、MicrosoftのクラウドSkyDriveに保存されます。今までは、デスクトップPCとノートPCを使い分けている場合に、データのやり取りが大変でした。Office2013の場合は、クラウド上にデータが保存されているので、ネット環境があれば常に最新データを同期して更新できます。正確には、Office2010でも可能でしたが、Office2013とWindows8ではSkyDriveとの連携力がアップしていて使い勝手が向上しています。

また、ブラウザからの閲覧、編集にも対応しています。オフィス製品がインストールされていないPC・スマホ・タブレットからでも、クラウドに保存したデータの閲覧、編集が可能です。たとえばWordなら、Microsoft Word Web Appというウェブアプリを使って、ブラウザ上でWordファイルの編集ができます。また、Windows8に完全対応しているため、タッチ操作なども可能になっています。

他、いくつか困った点をメモしておきます。

Office 2013に無償アップグレードした場合のプロダクトキーは?

Microsoft Office 2013に無償アップグレードした場合、今まで使っていたMicrosoft Office 2010とは別のプロダクトキーが発行されます。ただし、ダウンロード時にはOffice 2010のプロダクトキーが求められるだけで、Office 2013のプロダクトキーの入力は求められません。Office 2013のプロダクトキーも一応確認しておきたいですよね。

Office 2013プロダクトキーの確認方法は、まずhttps://office.com/myaccountにアクセスし、マイ アカウントページにログインします。下側に表示されているアカウント オプションの「ディスクからのインストール」を選択し、「ディスクを持っている場合」を選択すると、Office 2013のプロダクトキーが表示されます。

Office 2010とOffice 2013の共存は?

Office 2010とOffice 2013の共存は可能です。Office 2013をインストールしても、Office 2010は残ったままなので、そのまま利用可能です。

既定のプログラムがなんかおかしい場合は?

Office 2013をインストールして、Wordの.docxファイルを開いてみたところ、Word2010が起動してしまいました。新しいWord2013で開いて欲しいのに、古いWord2010に関連付けられていました。右クリックで「プログラムから開く」「既定のプログラムを選択」「その他のオプション」「このPCで別のアプリを探す」で、Office15のWord2013を指定しましたが、またWord2010で開かれてしまいました。

うまく関連付けできなかったので、「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」の「Microsoft Office Home and Business 2013 - ja-jp」を選択し、「変更」「クイック修復」を試みました。これで、.docxの既定のプログラムがWord2013に変更されました。既定のプログラムがうまく変更されない場合は、クイック修復を試してみてください。


というわけで、Microsoft Office 2013を無償アップグレードできる人は、忘れずに今日中にダウンロード&インストールしておきましょう。