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今更だけど、モッフルのレビュー

2013年03月16日


2007年頃から流行り始めたと言われる「モッフル」。ワッフルのような餅なので、モッフル。そのモッフルを家庭で簡単に作れるのが、モッフルプレスもちメーカー。モッフルプレスもちメーカーに、ごく普通の切り餅を載せて焼くだけで、簡単にモッフルが作れます。残念なことに、販売メーカーの方で今年の1月18日に生産終了が発表されました。実は昨年末からすでに在庫処分特価が始まっていたので、おそらく販売終了だろうと予想していました。

ということで、手に入らなくなる前に、年末にモッフルを一台購入していました。






価格は在庫処分だけあって安く、楽天でホットサンドプレート付きのモッフルプレスもちメーカーが送料込みで2500円でした。Amazonでも安く売られていたようです。 今の時点で楽天で検索してみたところ、まだ送料込み2500円のホットサンドプレート付きが残っているようでした。欲しい人はお早めにどうぞ。生産終了ですので。

さて、それではモッフルのレビューでもしておきます。

モッフルプレスもちメーカー外観

これがモッフルプレスもちメーカー本体です。かわいいピンクを選んでみました。準備は、電源コードを家庭用のコンセントに刺すだけです。



フタを閉じて横から見るとこんな感じです。本体には、持ち手が広く使いやすい独立式開閉ハンドルが採用されています。ハンドルは、本体部分で発生する熱の伝わりを最小限に抑えるための設計になっていて、持っても熱くないので安心です。



均一に食材に熱が伝わりスピーディーな焼き上がりを実現した水平開閉式プレートが採用されています。買う前はあまりイメージがわきませんでしたが、「均一に焼ける」ところがポイントでした。焼きムラのあるトースターの焼き上がり方とは全然違いました。



プレートは交換可能で、モッフル用のプレートが標準で付いています。



上と下で2つ。上下に取り付けられたプレートはワンタッチで簡単に着脱できます。プレートの表面にはフッ素樹脂加工が施してあって、お手入れも簡単です。



それから、セットで買ったホットサンド用のプレート。



裏側はこんな感じです。

モッフルプレスもちメーカーの使い方いろいろ

モッフルプレスもちメーカーは、切り餅を載せてモッフルを作るスタンダードな使い方以外にも、いろいろな調理方法が研究されています。今回セットで購入したホットサンドもその一つです。そのほかには…


米粉をおいしく焼いたり…



しゃぶしゃぶ用のスライスもちを使って、中に具材を挟み込んだり…



ワッフルの生地を流し込んで、普通にワッフルを焼いたり…


ホットケーキの生地を流し込んだり、いろいろな調理方法があります。

モッフルプレスもちメーカーを使う上での注意点

購入から2ヶ月半。何度もモッフルを作っています。作り方は簡単ですが、やや面倒な点があります。モッフルを作る手順は以下の通りです。
1. 電源をオンにして、モッフルプレスもちメーカーをあたためる
2. 予熱ランプが点灯したら、切り餅を一個(本当は一個半がベスト)、プレートに載せる
3. 4〜5分経ったらフタを開けてみて、好みの焼き上がりになっていたらモッフルを取り出す
簡単です。予熱して、市販の普通の切り餅を載せて、焼き上がるのを待つ。ただこれだけです。



ただこれだけなんですが、やや面倒なのは、「予熱完了を待つ」こと。買う前は予熱くらいすぐ終わるだろうと思っていましたが、実際には6分くらいかかるようでした。待ち時間が意外と長くて、待っている間にお腹が空きます。これが少し残念な点でした。

一度あたためてしまえば、その後は連続で焼けるので、2個目3個目はどんどん焼けます。本体にタイマーが付いていればもっと良かったかもしれません。

それと、最初に説明書を読んで驚いたことがあります。

初めてお使いの際、ヒーターから加熱中に出る煙と臭いは出荷時の製品保護のために施した処理のため出るものであって、本製品の異常によるものではありません。
初めて加熱したとき、ちょっとした煙とプラスチックが溶けるような臭いが本当にしてきて驚きました。説明書を最初に読んでいなかったら、不良品かと思ってびっくりしたかもしれません。

モッフルを食べてみて

モッフルメーカーをあたためて、切り餅を1個載せて待つこと4分。初めてのモッフルができあがりました!


この写真は、モッフル公式サイトからの引用です。


ごく普通の切り餅が、ワッフルのような形に変身しました。まさにモッフルです。食べてみると、外はさくさく、中はとろ〜りふわふわの、新しい食感が楽しめました。焼きたてなので、熱々です。水平プレートで上下から挟み込んでいるので、見事に均一に焼けていました。すばらしいです。

見かけはワッフルっぽくても、やっぱり餅は餅。モッフルを食べていると、あれを付けたくなりました。そう、醤油です。「あぁ、日本人だな」と感じた瞬間です。モッフルは、そのまま食べてもよし、醤油につけてもよし、です。試していませんが、きなこやあんこ、黒蜜なんかも合いそうです。

本当は切り餅1個半くらいがベストの大きさになるみたいですが、1個でも問題ありません(形は完璧ではありませんが)。おもちに適した焼き温度設計で、外はサクサク、中はモチモチのプレスもちが短時間でできるように、研究を重ねた成果で、見事にモッフルが焼き上がります。

何分くらい焼くかは、まぁ適当に4〜5分です。あまりに焼きすぎると中の「ふわっふわっ」がなくなって、固いお菓子になってしまうので、その前に適当に取り出せばおいしくいただけます。

ホットサンドを食べてみて

お餅のモッフルを楽しんで何度か食べていましたが、餅は餅なので、意外と飽きてきました。焼くのが少し面倒なのと、おいしいお餅がなかったことで、少し飽きてしまいました。

そこで登場したのが、セットで購入したホットサンドプレート!最初、このプレートを買おうかどうしようか迷っていました。でも、食パンの中に熱々でとろとろのチーズとハムが入ったホットサンドを想像していたら、迷いは吹っ切れてホットサンドプレートもセットで購入することにしました。この判断が大成功!最近では、モッフルよりもホットサンドの出番の方が多いです!


この写真は、モッフル公式サイトからの引用です。

作り方は、モッフル用のプレートを取り外し、ホットサンド用のプレートに付け替えるだけです。8枚切りくらいの食パンを2枚載せて、間にチーズとハムを挟むだけ。あとはモッフルと同様4分程度待つだけです。

そして、ホットサンドを食べてみた結果…

うまい!

挟んだチーズがとろとろで熱々で本当においしいです。癖になります。トースターで焼いて少し焦げ目の付いたチーズもおいしいですが、モッフルメーカーで作るホットサンドのとろとろチーズも本当においしいです。購入前の「プレート付け替えるの面倒そうだし、ホットサンド用プレートが無駄になったらどうしよう…」という悩みは杞憂に終わりました。ホットサンド最高です。

焼き加減ですが、これも適当です。4分くらい経ったらフタを開けてみて、食パンの焼き色で判断します。モッフルと違って、ある程度焼きすぎて完全に焼き色が茶色になってしまっても、その堅さもおいしく楽しめました。外はカリカリで堅くても、中のチーズはとろとろですからね。

食パンの耳をどうするかとか、余計なことは考えません。市販の食パンを耳がついたままプレートに載せて、チーズとハムを挟んで焼いています。モッフルメーカーを上から押すと、プレートの真ん中の部分で切れ目が付くので、1回焼くと2個ホットサンドができあがります。簡単です。簡単でおいしいです。

まだ試したことはありませんが、他にも、トマト、タマネギ、ピーマン、目玉焼きなんかを挟み込んでも面白いかもしれません。

まとめ

モッフルは、モッフルという発想が面白いし、お餅が余ってしまう正月にも出番がありそうです。主食としての使い方はもちろん、おやつとしての楽しみ方もありだと思います。
ホットサンドの方は、発想が面白いとかではなく、純粋に美味しいです。実用性十分です。2000円台の格安ホットサンドメーカーとしても十分すぎるほど活躍してくれます。
お手入れも、フッ素加工のおかげでこびりつかずに簡単です。プレートを取り外して洗うこともできます。予熱の時間がもう少し早ければ良かったのと、タイマーが付いていればベストだったかなぁとは思います。

モッフルプレスもちメーカーは、生産終了で在庫処分されるくらいだから、もしかしたらあまり良くない製品なのかなと買う前は思いましたが、予想以上に良かったです。在庫が残っているうちに、モッフルを作って食べてみてください。個人的には、ホットサンドプレート付きの方が良いと思います(あとからホットサンドプレートだけ追加で買うこともできます)。