kobo touchのお試し機能を試す!Webブラウザ、数独、お絵かき
2012年07月20日 iPhone・iPad・Android
昨日発売された楽天のkobo Touch。「kobo Touch」を予約したとき、ネット閲覧機能がどんなものなのかとても気になっていました。昨日は電子ブックとしての機能を簡単にレビューしたので、今日はおまけ機能を試してみます。
左上のアイコンをタッチします。
ここで、「設定」を選択します。
設定メニューが出てきました。お試し機能は一番下の「その他」にあります。
「以下のお試し機能をご利用いただけますと幸いです」と書いてあります。そのすぐ下には、「サポート対象外となりますのでご注意ください」とも書いてあります。太字で。ちょっと怖いですね。
では順番に試してみましょう。
kobo touch お試し機能へのアクセス方法
まずはkobo touchのホーム画面を開きます。左上のアイコンをタッチします。
ここで、「設定」を選択します。
設定メニューが出てきました。お試し機能は一番下の「その他」にあります。
「以下のお試し機能をご利用いただけますと幸いです」と書いてあります。そのすぐ下には、「サポート対象外となりますのでご注意ください」とも書いてあります。太字で。ちょっと怖いですね。
では順番に試してみましょう。
1.スケッチブック
まずは一番上にあったスケッチブックを起動。「画面に書いたメモや絵をライブラリに保存できます」とあります。文字を書いてみました。すごく書きにくいです。絵も描いてみようと挑戦はしましたが、描きにくすぎて断念しました。タッチパネルの操作感や電子ペーパーの表示性能など、絵を描くにはダメダメでした。電子ペーパーのリフレッシュが行われていないと、前に表示した画面の残像も薄く残ってしまいます。これなら2010年に作った「Black or White Board for iPad/iPhone」の方が全然書きやすいです。
戻る/進む、筆の太さを変える機能などは全くなく、あるのは全画面消去と画像保存機能のみです。右下の右から2個目のアイコンをタッチしてみたところ、いきなり画像が保存されました。「画像を保存しますか?」と確認してもらいたいものです。
電子ブックリーダーにスケッチブック機能を持たせるというアイディアは素晴らしいのですが、機能的には全然ダメでした。
2.数独
次は数独。驚いたことに、kobo Touchには数独がプリインストールされています。数独ならグレースケール16階調の画面でも全く問題ありません。6インチのディスプレイも、ぎりぎり各マスをストレス無くタッチできるサイズで、なかなか相性は良さそうです。数字を記入した後の画面更新が少し気になりますが(電子ペーパーなので仕方ない)、これは使えるレベルです。右下のアイコンから次の問題へと進むと、シンプル/初級/中級/上級から問題を選べるようになっていました。数独好きの人にはすごくいい機能だと思います(自分は数独やりませんが…)。
3.Webブラウザ(kobo ウェブブラウザ)
そして最後に、いよいよWebブラウザ機能です。Wi-Fi設定を済ませると、インターネットが閲覧できます。ブラウザを起動すると、Googleの検索ページが表示されました。このWebブラウザの名前は「kobo ウェブブラウザ」と言うようです。検索窓を選択し、ソフトウェアキーボードを表示してみました。英数にしてみたところ、スペースキーの左のキーが文字化けしていました。
検索してみました。
ZAPAnet総合情報局にアクセスしてみました。白黒ですが、一応読めます。
[Z]ZAPAブロ~グ2.0にアクセスし、昨日の[電子ブック]楽天kobo Touch買った[速攻レビュー]を表示してみました。
止まっている画面のスクリーンショットを見るだけなら、それなりに使えそうに見えます。でも、使い勝手はすごく悪いです。スライドさせると電子ペーパーゆえの画面更新の遅さが気になりますし、処理速度も速くありません。もっさりです。解像度はやや狭く、カラーで表示もできませんし、全然快適ではありません。
iPhoneやiPadのSafariの性能を100点としたら、kobo Touchのkoboウェブブラウザは5点くらいです。比べるのはApple製品に失礼な話でした。
というわけで、お試し機能はあくまでお試しという感じでした(数独好きの人なら、数独にはハマるかもしれません)。やっぱり、電子ペーパーゆえの応答性能の悪さや処理速度の遅さが気になります。小説などを読むことに最適化されているので仕方ないですかね。
もう少し解像度を高くしてフォントをきれいにして、処理速度を速くして、画面更新のちらつきをなくして、タッチパネルの性能を上げて、付属のソフトウェア周りが良くなってきたら、電子ブックリーダーも伸びるような気がします。薄くて、軽くて、バッテリーが長寿命で、バックライトがなくて目に優しいというコンセプトは素晴らしいので、今後の進化に期待です。
バックライトのない電子ペーパーについては今回初体験ですごく気に入りました。文字が読みやすいです。2年前に、「iPadで本なんて読まないよ。こんなので本読んだら目が疲れるじゃん」と発言しました。iPad等の液晶と違い、電子ペーパーなら大丈夫そうです。少し離れた場所に置いて、斜めからのぞき込んでも驚くほど視認性が高いですからね。電子ペーパーの未来には期待大です。それだけに、もっと基本性能を上げてもらって、この分野の端末にはもっと進化してもらいたいところです。
追記1:楽天kobo touchに日本語フォントを追加する方法
追記2:楽天koboは日本語のテキストファイルを表示できないので、HTML変換化するサイトを作った
まとめ:楽天kobo Touch活用メモ
kobo Touch (ブラック) 価格:7,980円 |
kobo Touch (ライラック) 価格:7,980円 |
kobo Touch (シルバー) 価格:7,980円 |
kobo Touch (ブルー) 価格:7,980円 |
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