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SIGMA DP2 Merrillレビュー-外観編-

2012年07月17日 カメラ・写真
先週購入したSIGMA DP2 Merrillの外観レビューです。DP2 Merrillは、今までのDPシリーズやシグマレンズのケースで一般的な黒いケースとは違い、白いケースです(おそらくMerrillシリーズはすべて白なのではないかと思います)。


箱の中は、カメラ本体、レンズキャップ、ストラップ、USBケーブル、AVケーブル、CD-ROM、説明書等です(下の写真には写っていませんが、バッテリー、バッテリーチャージャー、ホットシューカバー、保証書なども入っています)。



DP2 Merrillのレンズキャップは、DP2xよりも外しやすいタイプとなりました。電源をオンにしてもレンズは伸びません。とてもコンパクトなレンズです。レンズが伸縮しなくなったことによって、起動も速くなりました。DP2 Merrillのサイズは、121.5mm(幅)×66.7mm(高さ)×59.2mm(奥行)です。重さは、355g(電池、カード除く)です。



ピントリング。DP2xまでとは異なり、ピント操作がレンズ側に移動しました。物理的にピント位置が動くわけではないので、距離指標と目測であらかじめピント位置をセットしておくことはできなくなりました。



カメラ背面。3インチ液晶が目玉で、とても大きなサイズです。DPシリーズの欠点だった背面液晶のショボさが一気に改善されました。画素数も92万ドットで、拡大ライブビュー時にピント確認しやすい液晶です。



ボディ左側のストラップを通す部分が出っ張っているのが少し気になります。一方、右側のストラップを通す部分は左右対称の配置にはなっていません。



前機種DP2xとのサイズ比較。左がDP2xで、右側がDP2 Merrillです。厚み、横幅、高さともにボリュームアップしました。センサーが大きくなったのにも関わらず、レンズは相変わらずコンパクトです。DP2 Merrillを持ってみると、重量バランスが良く、金属の剛性感もしっかりしていて、「持つ喜び」を重視する人にも勧められるボディです。DP2xのときは軽量・コンパクトが裏目に出たのか、ボディが金属なのに「プラスチックで質感がなくて安っぽくて所有欲がわかない」などと間違った認識があったりしましたから。



ボディ右側に、USB/AV端子。自分は、メモリーカードを抜いてカードリーダーを使って読み込むので、この端子を使う予定はありません。



ボディ下部からバッテリーとSDメモリーカードを収納。残念ながら、前機種とのバッテリーの互換性はなくなってしまいました(別にバッテリーの容量が増えたというわけでもありません)。



付属のストラップ。メーカー名を全く主張しないシンプルなカラーのストラップです。



以上、SIGMA DP2 Merrillの外観レビューでした。今までのDPシリーズとは違い、「安っぽい」などと言われることのないしっかりしたボディに仕上がっています。DP2 Merrillのデザインは「シンプル」と評されることもありますが、シンプルな形に仕上げるのはなかなか大変なことです。無駄な部分をすべて削り落とさないと「シンプル」にはなりませんから。飽きの来ない、黒くて美しいこのデザインに仕上げられたのは見事だと思います。





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