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運転免許証を自主返納したら、卒業祝いとして10万円支給したらどうか

2012年04月09日 雑記


花見客の列に車を突っ込ませてしまうなど、高齢者の自動車運転による事故割合が急増している現代。

例えば東京都では、下のグラフを見ればわかるとおり、都内の交通事故総件数は急減しているのにも関わらず、65歳以上の高齢運転者に原因がある交通人身事故は減っていません。つまり、高齢者の事故割合は増加し続けていることになります。


少子高齢化社会であることが根本の原因ですが、一度取得した運転免許は、加齢に伴う身体機能や認知機能の低下と関係なく所持し続けられることも問題でした。

さすがに平成21年6月1日からは、「70歳から74歳までの方が運転免許証を更新する際の講習」と「75歳以上の方が運転免許証を更新する際の検査・講習」が施行されました。講習の内容が簡単すぎるのではという声もありますが、効果が出てくるのはこれからでしょう。

高齢者の運転による事故を減らすためには、もっと運転免許自主返納制度を利用してもらうべきです。警視庁では、「免許を返納する勇気」というページが作られています。免許を返納するのに、「勇気」が必要なのは良いことだとは思いません。「勇気」を期待するよりも、卒業のお祝いとして「お金」を渡してみたらどうでしょうか。

「免許を返納したら10万円」。

このような感じで高齢者運転免許自主返納をサポートしていったらどうでしょうか(金額は適当なので、卒業を気持ちよくサポートすることができれば、1万円とかでも良いと思います)。