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ニコンD700の出荷が終了したので、D700の高感度画像でも貼っておくか

2011年11月22日 カメラ・写真
2008年に発売されたニコンの「D700」。2011年11月20日をもって、D700の出荷が終了しました(デジタル一眼レフカメラおよび一部アクセサリーの国内向け出荷終了について | ニコンイメージング)。本来であれば、先月には新型機ニコンD800が発表されると噂されていました。タイの大洪水の影響で、無期限に発表が延期されてしまったようです。今までニコンのフルサイズ機は日本の仙台で生産してされていました。東日本大震災の影響と円高の影響で、D800もタイで生産する予定だったかもしれません。肝心のイメージセンサーも、3600万画素の新型センサーが予想され、これがSONY製あるいはSONY製のカスタムセンサーであれば、タイの洪水でこちらももろに影響を受けてしまったことになります。以上は憶測ですが、ニコンの後継フルサイズ機が発表されないまま、ニコンD700の出荷は完了してしまいました。

さて、2008年に購入したD700もすでに3年が経過しました。3年経っても色褪せない、D700の高感度画像でも貼っておくにします。

D700のISO1800で撮った写真

一昔前までは、高感度ISOの設定は1600までしか設定できない機種もたくさんありました。ということで、まずは1600を少し超えたISO1800の画像から。クリックすると、1920*1280の画像が表示されます。高感度に強いD700だと、ノイズが非常に少なくて、まるでISO1800でも低感度のように写ったりします。

D700のISO2500で撮った写真

続いて、ISO2500。夜景撮影では、「三脚を使う」という解決方法もありますが、三脚自体の持ち運びや設置が大変ですし、場所によっては三脚は使えません。例えば、道路の真ん中(横断歩道)に三脚を設置するわけにも行きませんから、手持ちでノイズの少ない高感度撮影ができると、夜景撮影の手軽さがアップします。

D700のISO3200で撮った写真

下の写真は、高感度のISO3200で撮影したものです。車は動いていますから、高感度ではなく長時間露光で撮影した場合、ライトの軌跡が線になってしまいます。高感度撮影でないと撮影できないシーンです。



高感度設定にして、1/200秒の速いシャッターを切り、動作を止めて瞬間を切り取る時などにも便利です。

D700のISO6400で撮った写真

最後にISO6400。D700はとても高感度撮影に強いので、ISO6400で撮影してもノイズが少なくて助かります。



というわけで、D700の高感度撮影写真でした。出荷が完了しても、まだまだ現役で戦える高感度画質の良さだと思います。