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iOS5にアップデートして、日本語入力は改悪されたのか

2011年10月22日 iPhone・iPad・Android
先日の「iOS5にアップデートして、日本語入力がモッサリしてしまった人向けの解消法」を読んで、解消法を実行した人たちから、「すごい良くなった!」「良くなった気がする」「たいして変わってないような…」「そもそもiOS5になって、変換機能改悪しすぎ!」など、いろいろな反響がありました。

モッサリ感の解消は、今までの変換履歴などによって変わってくるため、個人差があるのは当然だと思います。

一方で、「iOS5になって、変換機能改悪しすぎ!」という声には、やや疑問を持ちます。変換候補の表示面積が増えて、その上の文字表示スペースが減ってしまった点については間違いなく改悪です。ただ、以前よりすごく良くなっている部分もあるのに、それに気付いていない人たちもいたりします。iOS5で変わった点について、簡単に説明しておきます。


すごく良くなったのは、ここです。例えば「あいふ」まで入力すると、変換予測で候補が出てきます。


ここで、候補部分を左へスワイプ(画面に触れて指でスライド)させると…


画面の切替なしに、変換候補をもっとたくさん選ぶことができるようになっています。これはとても便利で、改悪どころか大進化です。

また、上矢印キーをタップして候補を表示すると…


「標準」のほかに「読み」「部首」も選べるようになっています。
 

iOS5の変換機能によって、表示スペースが狭くなってしまったのは改悪ですが、けっこう進化している部分もありますよ、ということで。




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