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DP1xとDP2xのファームウェアアップデート

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2011年07月24日 カテゴリ:カメラ・写真

シグマDP1xシグマDP2xの最新ファームウェアが公開されました。
変更点は次の通りです。
ファームウェア | SIGMA DP1x


Ver. 1.02
  • キャプチャー優先モードを搭載しました
  • RAW+JPEGモードを搭載しました
  • AF速度の高速化を図りました
  • フォーカスフレームに関する機能を強化しました
  • 液晶モニタに表示される画像の品質を向上させました
  • AF合焦時の拡大表示機能の追加をしました
  • フォーカスモードの切り替え順序変更し、DP2xとの統一を図りました
  • ある条件下でノイズが発生する不具合を修正しました
ファームウェア | SIGMA DP2x


Ver. 1.01
  • RAW+JPEGモードを搭載しました
  • フォーカスフレームに関する機能を強化しました
  • ある条件下でノイズが発生する不具合を修正しました

ファームウェアのアップデート方法は、公式ページからファームウェアをダウンロードし、カメラのモードダイヤルを「SET UP」に合わせ、「ファームウェア」を選択するだけです。

のはずなんですが、DP2xのファームウェアアップデート後に、「SET UP」モードから他の撮影モードに合わせたところ、砂時計が表示されたまま何分待っても反応なしで、フリーズしました。電源ボタン長押しで無理やり再起動してみたところ、今度は砂時計が表示された後に、操作可能になりました。壊れてしまったのかと、心配してしまいました。

続いてDP1xもアップデート。こちらは何も問題ありませんでした。

さて、今回のファームウェアアップデート後に変わった部分の感想でも書いておきます。

DP1xのAF速度の高速化

DP1xのAF速度が速くなったみたいです。「みたい」というのはなぜかというと、「体感速度が劇的に速くなった」とは感じないからです。DP2xのAFが速いので、それに比べるとDP1xの方が少し遅いです。アップデートでDP1xのAF速度がDP2x並みの速さになるかと期待しましたが、そこまでは速くなりませんでした。

DP1xとDP2xのAF比較

DP1xとDP2xを同時にAF合わせして、AF速度を比べてみました。明らかにDP2xのAFの方が速く、合焦ランプが早く点灯します。もったいないのは、両機種ともにピントが合って合焦ランプが緑色に点灯した後、液晶画面が安定するまでにラグがあることです。実は、液晶画面が安定するまで待たずに、合焦ランプが点灯した時点でシャッターが切れます。このタイミングでシャッターを切ればDP2xはかなりのAF速度です。初めて店頭等で試し撮りする人は、液晶画面が安定するまで待ってからシャッターを切って「あまりAFが速くない」と感じると思います。慣れている人なら、もっと早くシャッターが切れます。それからAFの安定性について、DP1xの方がDP2xよりもピントが迷いやすいように感じます。

DP1xにもキャプチャー優先モード搭載

DP1xにもキャプチャー優先モードが搭載されました。DP2xにキャプチャー優先モードが搭載されたとき、「このモードは素晴らしい!」と思いました。でも実際使っていくと、意外と「書き込み開始ボタン」を押す操作が煩わしいです。状況に応じて、他のモードと使い分けるのが良さそうです。

AF合焦時の拡大表示機能、ピンポイントフォーカスフレーム

神アップデート。
DPシリーズのAF精度はなかなか良く、精度について困ることは元々ありませんでした。ただ、AF枠が大きすぎて、いわゆる「中抜け」が起きてしまうことが問題でした。中抜けとは、ピントが被写体ではなく、背景に合ってしまうことです。液晶画面がもっとキレイだったら、中抜けしていることに気付くと思います。でもDPシリーズの液晶では、中抜けしていたことにさえ気付けません。
今回のアップデートで、ピンポイントフォーカスフレームが追加され、AF枠が小さくなりました。これにより、中抜けを防止するとともに、より狙った位置に正確にAFを合わせることができるようになりました。AF枠を小さくすることは、技術的に不可能なのかと思っていました。、アップデートで改良されるとは嬉しい限りです。素晴らしいアップデートです。

アップデート後は、縦位置記録が初期化

アップデート後に撮影して、PCに写真を取り込んだら、撮影した写真が全て「横向き」でした。縦位置記録が初期化されていました。ご注意ください。

RAW+JPEGモードを搭載

今回のアップデートで、「RAW」と「JPEG」の同時記録が可能になりました。とは言っても、自分はRAWでしか撮らないので、関係のないモードです。

ある条件下でノイズが発生する不具合を修正

ある条件下のノイズとは、写真のノイズではないと思われます。「シグマDP2xレビュー-ファーストインプレッション-」で書いた「5.DP1xのバグはそのまま引き継ぎ」の部分だと思われます。このバグとは、撮影後に液晶画面がちらつくというバグ(特にヒストグラムを表示していたり、何度も連続撮影したとき等、CPUが忙しいときに起こりやすい)だったのですが、今回のアップデート後はまだ一度も発生していません。おそらくこのバグが修正されたのだと思われます。DP2x発売と同時に直るだろうと思っていた部分ではありますが、嬉しい修正です。


ということで、今回のDP1xとDP2xのファームウェアアップデートは素晴らしいものでした。